こんにちは、トッティです。
突然ですけど皆さん、マーケティングオートメーション(以降、MAと略)という言葉をご存知ですか?え、ご存知ない?では、簡単に説明しましょう。
マーケティングオートメーションとは、マーケティングの各プロセスおけるアクションを自動化するための仕組みやプラットフォームのことを指します。顧客や見込み顧客に対して、どんなアクションをとってきたかを記録し、「最適なコンテンツを、最適なタイミングで、最適な方法で届ける」ことを目的に利用されます。「メール配信」「セミナー管理」「Webアクセス履歴」「フォーム機能」「リード管理」「スコアリング」など、マーケティングのアクションが集約されたプラットフォームです。
Digital Marketing Lab『マーケティングオートメーション(MA)とは』
この説明文が凄く分かりやすいですね、ご理解いただけましたか?え、まだ分からない?ざっくり言うと、「webマーケティングを行うにあたって、めっちゃ心強い味方」ってことですね。ざっくり過ぎますか?本来これくらいで良いんですよ、世の中。
で、純粋なkintoneでMAってできるの?
先に答えを言ってしまうと、純粋なkintoneの機能だけではMAはできません。上記MAの説明にあるような「メール配信」「セミナー管理」「Webアクセス履歴」「フォーム機能」「リード管理」「スコアリング」のうち、純粋な機能でできるのは「セミナー管理」と「リード管理」くらいでしょうか。MAにおける重要な機能のほとんどを、kintoneでは持ち合わせていません。
従来の連携製品で対応しようと思ったら以前紹介したメールワイズ連携で「メール配信」、フォームクリエイターで「フォーム機能」は実装できますが、どうしても「webアクセス履歴」と「スコア管理」はできません。やっぱりその辺りはMA専用ツールを導入する必要があるのです。
そもそもMA専用ツールって何ができるの?
上記に説明した全ての機能を持っているものがほとんどです。中には一部機能を持っていないお手軽版や、逆に顧客管理までできるツールもあるようです。簡単に下記に列挙してみます。
メール配信:その名の通り、メールを配信する機能です。一斉に何千件、何万件に送信できるものが多いようです。
セミナー管理:これは後述する「フォーム機能」と大体セットなのでしょうね。セミナー参加者の申し込みを受け付けて、定員も管理する、みたいなイメージでしょう。
フォーム機能:webフォームを作成して、お客様情報などを入力してもらう機能です。基本的に入力してもらう項目は「会社名」「氏名」「メールアドレス」なのでしょうか。業種によっては「メールアドレス」のみ、ということもあるみたいですね。
Webアクセス履歴:これはそのユーザーが自社サイトに「いつアクセスしたか」「どのページを見たか」等を知ることができる機能です。
リード管理:これは 案件管理に近いのですが、MAにおける多くのリードは案件化される前の、言わば”緩い”お客様情報です。なので、管理する項目自体は少ないのですが、量は膨大なものになりがちです。
スコアリング:これはMAツール特有の機能かもしれません。アクセスしたページ数やダウンロードした資料、開封したメールの数等で得点を付けていきます。で、当然ですが、スコアが高いお客様は「確度が高い」ことになるのです。
では、kintoneでどうやってMAを行うのか?
ここまで、kintoneではできないできない言ってきたマーケティングオートメーションですが、このまま「kintoneでMAはできません」で終わってしまってはしょうがないですよね。今回、この記事を書くきっかけというのが、kintoneに連携したMAツールがやっと出てきた!というところにあります。先日発表されてましたが、SATORIというマーケティングオートメーションサービスです。名前も、アルファベットなのに和風という、kintoneに通ずるところがありますね。
連携の発表記事にも書かれていますが、実は弊社既に使ってます、これ。
と、言うよりも、弊社で使うにあたって無理言ってkintoneに連携してもらった経緯があります(^_^;)なので、(弊社で機能をリクエストしているので)当然ですが、kintoneと一体で使うのにめっちゃ便利です。
で、もっとお伝えしたいのですが、続きは次回!
次回から、弊社が「なぜMAを必要としたか」「なぜSATORIを選んだか」「どのようにSATORIを運用しているか」「kintoneですること、SATORIですること」などなど、書いていきます。kintoneユーザーの皆さんにもお役に立てる記事となると思います。
既にSATORIが気になる方は、問い合わせてみてください!
それではまた。
【更新しました】次回記事はこちら!!