複数枚ものの帳票をプリントクリエイターで作成してみる

こんにちは、トッティです!

少し間が開いてしまいました、すいません。もう春も過ぎて、日中は暑いぐらいですね!

これからムシムシする季節がやってくると思うと、少し気落ちしますが、頑張って行きましょう!(^_^;)

 

さて、今回はプリントクリエイターを使って、複数枚帳票を作成してみます。お客様に見積をする際にも、品目が多かったりすると一枚で完結しない場合などありますよね。

多品目に対応したアプリを作成する

まずは、複数枚帳票に対応したアプリを作成します。今回はリフォーム会社を想定し、3つの工事区分、またそれぞれに詳細内容を記載するテーブルを付与しました。

下記のイメージです。

スクリーンショット 2015:05:08 1:24-2

まずは工事区分毎に計算し、最終的には合計金額を計算する、というkintoneに慣れている方であれば、15分程で作成できるアプリですね。慣れてない方はお気軽にお問い合わせください。

二枚ものの帳票を作成する

さて、次に複数枚帳票の中では一番シンプルである「二枚もの帳票」を作成してみたいと思います。

考え方は簡単で、2種類の帳票を作成し、くっつける。以上です。やってみます。

下記のPDFはあくまで2枚別々に作成します。帳票の作り方はこちらをご参照ください。

簡単な裏表帳票

イメージは上記です。一枚目にサービスごとのお見積り、二枚目に各サービスの明細を記載する帳票です。

 

一枚ものと同様に「帳票の登録」から一枚目の帳票を登録します。

スクリーンショット 2015:05:07 23:19

その後、レイアウトをしていきます。一枚目のレイアウトが終わったら、二枚目も同様にレイアウトを作成します。

今回、一枚目、二枚目は下記の様にレイアウトしました。

一枚目
一枚目
二枚目
二枚目

 

それでは、これらを組み合わせましょう!

一枚ずつ作成した帳票を組み合わせて複数枚帳票にする

スクリーンショット 2015:05:08 1:16

 

上記から「複数枚帳票の登録」へと進みます。

 

スクリーンショット 2015:05:08 1:03

 

上記の+ボタンを押すことで、2ページ目、3ページ目、4ページ目・・・と、追加することができます。

今回は2ページだけなので、図の様になっていれば充分です。

その後、kintone内の該当アプリにJavaScriptを読み込み、レコード詳細を見てみると。。。

「二枚もの」ができている!!
「二枚もの」ができている!!

 

できてますね、「二枚もの」が。もちろん中身は「一枚目」と「二枚目」を組み合わせたものです。試しにポチッと押してみます。

すると。。。

二枚出力された!
二枚出力された!

 

できました!一枚目にサービスの費用、二枚目には各サービスの明細を記載しています!

 

裏表に出力したい場合や、複数枚の明細を出力したい場合、従来は何度も出力ボタンを押さなければいけませんでしたが、プリントクリエイターのバージョンアップによって一気に出力できるようになりました!

帳票作成でお困りであれば是非、お試しください!プリントクリエイターは30日間のトライアルが可能です。

プリントクリエイター活用のセミナーも開催!

また、来る5月29日(金) 初めてトヨクモ主催のセミナーを開催致します。kintoneの基本機能は勿論、帳票作成などの一歩踏み込んだkintone活用術をご紹介します。セミナー後は個別相談も可能ですので、是非お気軽にご参加ください。

実際に御社で使われている帳票をPDFや印刷物としてお持ちになると、kintoneで再現可能かすぐにお答えできます。

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多くの方のお申し込みをお待ちしておりますm(__)m

それではまた。


【追記】
上記で複数枚綴りとなる帳票の出力についてご紹介しましたが、kintone内の「テーブル」機能を使用している場合に関して、入力されているテーブルの行数により自動的に改ページを行うプラグインを、こちらでご紹介しておりますので、ご興味をお持ちの方は是非ご参考にしてくださいね。※こちらの設定方法はサポート対象外となりますので、予めご了承ください。

【2021年2月4日 追記】
入力されているテーブルの行数により自動的に改ページを行う機能は標準機能として実装されております。(プレミアムコース以上)
詳細はこちらをご確認くださいませ。