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kintone(キントーン)ライセンスとは?料金プラン・連携サービスを徹底解説

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  • kintoneのライセンスについて詳しく知りたい!
  • kintoneの料金体系は?

今回はこういった疑問にお答えします。

業務アプリ作成クラウドサービス・kintoneは、幅広い業種で利用が進んでいます。

kintoneライセンスや各種連携サービスの導入により、業務の大幅な効率化やパフォーマンス改善が可能です。

そこで本記事では、kintoneライセンスを取得するメリットや料金プラン、おすすめの連携サービスを紹介します。

kintoneに興味をお持ちの方、kintoneをご利用中で連携サービスの導入を検討されている方は、ぜひご参考にしてください。

kintoneとは?

kintoneとは、業務に必要なアプリを簡単に作れるクラウドサービスです。グループウェア「サイボウズOffice」で有名な、サイボウズ株式会社が提供しています。

kintoneでは、自社業務に合わせた必要なシステムを柔軟に構築できます。プログラミングや開発の知識がなくても、ドラッグ&ドロップのみで簡単に操作できるのが特徴です。

顧客管理や売上データなど、日々更新される膨大な情報を取り扱う業務では、毎度管理が大変です。

kintoneを導入することで、必要な機能を備えたアプリを作り、スピーディーな情報基盤の作成・管理が可能となります。状況の変化に合わせて、管理項目の変更も簡単に行えます。

また、kintone上のデータは複数人に共有し、コメントやメッセージの送受信も可能です。まさに、データ管理とコミュニケーションツールとしての機能が一体化された、ビジネス業務アプリと言えます。

kintoneライセンスの料金プラン

kintoneライセンスは様々な料金形態で始めやすいのもポイントです。単発のプロジェクトから社内の運用基盤としてまで、チームの大きさに関わらず使用できます。

kintoneライセンスは初期費用が無料で、1ヶ月ごとに契約更新できます。最低10ユーザーから利用でき、その後は1ユーザーごとに追加可能です。

kintoneの料金プランは、ライトコーススタンダードコースの2種類から、規模や用途に合わせてお選びいただけます。

ライトコース

ライトコースの料金は、1ユーザーあたり月額1,000円、年間12,000円です。

スタンダードコースと異なり、API・javascript・プラグイン・Webhookが利用できないため、外部サービスとの連携やカスタマイズができません。

また、アプリ数は200個スペース数は100個までとなっています。ただし、ゲストスペース数を100個まで作成でき、ゲストユーザーの料金は1ユーザーあたり月額700円、年間8,400円です。

ライトコースはスタンダードコースに比べ、使用機能や容量がやや限られるため、中小企業に向いています。

スタンダードコース

スタンダードコースの料金は、1ユーザーあたり月額1,800円、年間21,600円です。

API・javascript・プラグイン・Webhookが利用可能なため、外部サービスとのデータ連携や、kintoneのさらなるカスタマイズが可能です。

データベース機能やコミュニケーション機能を備えた「アプリ」は1,000個、スレッドや個人メッセージなどプロジェクト進行上のやり取りを集約する「スペース」は500個まで作成できます。

また、オプションとして顧客や協力会社などを「ゲスト」として招待できます。ゲストスペース数は500個まで作成でき、1ユーザーあたりの料金は月額1,440円、年間17,280円です。

スタンダードコースは豊富な利用機能と容量を備えるため、比較的規模の大きな会社に向いています。なお、30日間の無料お試しからお気軽に始められます。

kintoneをもっと便利に活用する連携サービス6選

連携サービスを組み合わせることでkintoneの活用範囲が広がり、さらに便利に使えるようになります。

ここでは、業務効率化に役立つkintoneの連携サービスを6つ紹介します。

FormBridge(フォームブリッジ)

FormBridge(フォームブリッジ)は、Web上に公開されるフォームを作成できるツールです。

作成したアンケートやフォームに入力されたデータは、自動的にkintoneに保存されます。

kintoneアカウントユーザー以外の不特定多数の人から情報収集ができ、データの移し替えや紙媒体からの入力作業の必要もないため、ミスが減り業務効率も上がります。

また、条件分岐や住所自動入力、料金自動計算など高度なフォームも、ノンプログラミングで作成可能です。フォームデザインやレイアウトまで細かく設定できます。

こんな方におすすめ

セミナーや説明会などで頻繁にアンケート調査を行う方や、製品・サービスの満足度調査を不特定多数を対象に行いたい方などにおすすめです。
また、採用試験の応募やイベントの参加フォームを設置したい方にも向いています。

PrintCreator(プリントクリエイター)

PrintCreator(プリントクリエイター)は、kintoneに登録されているデータを利用し、書類を作成・印刷できるツールです。

普段使っている見積書や請求書などをPDFファイルでアップロードし、kintoneに登録されている社名・金額など、表示したい項目と配置を選ぶだけで簡単に書類を作成できます。

kintone上のデータを逐一ExcelやWordに移し替える必要なく、面倒な入力作業がなくなります。

また、kintone上のレコードを一括出力することで複数社の書類印刷や、ラベルや年賀状など様々なサイズの宛名印刷も可能です。

こんな方におすすめ

kintoneで顧客管理しているものの、見積もり作成はExcelに転記してから行っている方は、プリントクリエイターによって入力の手間を省けます。

また、kintone上のレコードごとのデータ出力作業に時間がかかっている方も、プリントクリエイターで一括出力するのがおすすめです。

kViewer(ケイビューワー)

kViewer(ケイビューワー)は、kintoneアカウントユーザー以外の人にも、kintone上の情報を公開できるアプリです。

kViewerではリストビュー・ダッシュボードビュー・グラフビュー・カードビューなど8種類のビューページを作成できます。

表示するフィールドやレコードは見せたいものだけに絞れるため、不要な情報を外部に公開してしまう心配もありません。アクセス可能なIPアドレスやパスワードを設定すれば、閲覧者も限定できます。

こんな方におすすめ

kintone上の情報やデータを公開する際、逐一Excelファイルに移し替えていた方は、kViewerの導入により作業の手間や時間を削減できます。

また、kintone上の数値情報を外部に向けて、綺麗に分かりやすく見せたい方にもおすすめです。

kMailer(ケイメーラー)

kMailer(ケイメーラー)は、kintoneで管理しているメールアドレス宛に、kintone上のデータを引用した内容のメールを一斉・個別送信できるツールです。

kintone上のテキストを引用したり、ファイルを添付したりしてメールを作成できます。

添付ファイルはダウンロードリンク化され、セキュリティ対策のためのパスワードもかけられます。

また、Gmailやoffice365など、普段社内で使っているメールアドレスから送信可能なため、新たにメールサーバーやアドレスを用意する手間もかかりません。

データの自動引用や送信予約機能などにより、誤送信や送信漏れなどのミスを防げます。

こんな方におすすめ

顧客へのメルマガ・キャンペーン送付や、経理部門への請求書送付など、社内外のメール業務の負担を減らしたい方におすすめです。

また、メールに添付したファイルの開封率やクリック率など、数値分析を行いたい方にも向いています。

DataCollect(データコレクト)

DataCollect(データコレクト)は、kintone上の複数のアプリ間をまたいでデータを集計したり、関数を用いた計算を行ったりできるアプリです。

IFやSUM、COUNTなど、Excelをはじめとする表計算ソフトと似た感覚で関数や式を設定できます。複数のアプリやフィールドに散在する情報をリアルタイムで一括管理可能です。

また、スケジュール設定によって、情報の収集・計算などを定期的に実行できます。

こんな方におすすめ

社内のあらゆる情報管理をkintoneで行っている方は、複数アプリを連携できるデータコレクトの利用がおすすめです。

また、kintoneで収集したデータを逐一Excelに移して計算している場合、データコレクトによって集計・計算業務の自動化・効率化を実現できます。

kBackup(ケイバックアップ)

kBackup(ケイバックアップ)は、kintone上のデータと添付ファイルを保存し、バックアップデータを管理するツールです。

レコードやフィールドの誤削除にも対応し、随時更新も逃さずにバックアップします。

ハードウェアの故障やウイルス、災害や誤操作など、日常に潜むデータ損失のリスクを最小限に抑えられます。

こんな方におすすめ

大切なデータを管理・保全するための、セキュリティを強化したい方におすすめです。

連携サービスを組み合わせればkintoneの活用範囲も拡大

今回はkintoneライセンスのメリットや料金プラン、6つの連携サービスをご紹介しました。

連携サービスを組み合わせることで、kintoneで管理する顧客情報を活かした、効率的なシステムを簡単に構築できます。

ご紹介した連携サービスはkintoneスタンダードコースで利用できます!

kintone連携サービスに少しでも興味をお持ちの方は、まずは30日間の無料お試しからお気軽にご利用ください。

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トヨクモ編集部


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