kintoneのカレンダー表示機能でこんなことが出来ますよ!!

皆さん、こんにちは。三浦です!

さて、今回はkintoneのカレンダー表示について説明します。kintoneでもカレンダー表示が出来るというのは、あまり知られていないのではないでしょうか。

前半ではkintoneの標準機能を利用した例を、後半ではkintone連携サービス「kViewer」を利用した例を紹介します。この記事を見て、kintone × カレンダーを試してみようかな!くらいに思っていただけたら光栄です!

kintoneの標準機能を利用したカレンダー表示

kintoneでスケジュール管理をする

皆さん、因みにカレンダーと言えば何に使いますか??多くの場合はスケジュール管理ではないでしょうか。例えば予定アプリの一覧表示形式をカレンダーにすれば曜日の確認もすぐにでき、とっても便利です!!

私は卓上カレンダーも仕事で使っていますが、カレンダーがなかったときはとっても不便でした、、カレンダー形式のものが見れるだけでありがたい!!

このカレンダー機能を使えば、その日のスケジュールは勿論、月のスケジュールも一目で確認することができます。因みに、このカレンダー形式の表示では、カレンダーにどのフィールドを表示するのか選択することが出来ます。

これを「タイトル」と呼びますが、タイトルに設定できるフィールドは1つのみなのです。ですが、この表示されているタイトルはレコードの詳細にリンクしているので、ワンクリックでレコードの内容を見ることも出来るんですよ!

フォト日記に使用する

あまり知られていないかもしれませんが、カレンダー表示では画像を表示させることも可能なんです!!

遊び心満載に、その日食べたものや、見たものをカレンダーに載せていくのもいいですね!画像のリンクではなく、画像そのものが表示されるのでパッと見れます^^

さてここからは、カレンダー機能の設定方法を紹介します!

カレンダー形式表示を設定する

今回は日程表アプリを使って、設定手順を説明していきたいと思います!!

サンプルのために、このようなアプリを用意しました!(kintoneの新デザインを使用しています)

さて設定方法に入っていきますね!!

まず、アプリ作成画面の「一覧」タブをクリックします。

設定箇所は主に4つです。

①まず、一覧名です。sampleでは、分かりやすい一覧名にしました。

②一覧の表示形式を設定します。デフォルトでは表形式が選択されていますが「カレンダー形式」に変更します。

③日付ですね。これは、自動入力フィールドある「更新日時」「作成日時」の他に、自分が追加した “日時フィールド” “日付フィールド“が選択肢に表示されます(選択可能なフィールドは1つ)

④カレンダーに表示する”タイトル”を選択できます。これも自動入力フィールドの「レコード番号」「更新者」「作成者」に加え、自分が設定したフィールドが選択可能です。(こちらも選択可能なフィールドは1つ)

《ココで豆知識》
タイトルに設定可能なフィールドタイプ:
リッチエディター、数値、リンク、組織選択、文字列(一行)、文字列(複数行)、計算、添付ファイル、ユーザー選択、グループ選択、ルックアップ

が対応しています!!グループに設定したフィールドも選択できますよ!テーブルに設定したものは残念ながら出来ません。

上記で設定は完了です!設定に関しては、とても簡単ですね!!

カレンダー表記のアプリを使ってみる

次にカレンダー機能の便利な点です!

表形式からレコードの追加をすると、予定日の設定をする日付フィールドなどを入力しなければいけませんね。

カレンダー形式の場合、カレンダー上の日付からレコードの追加が出来るので、日付フィールドを入力する必要がないのです!

それぞれの日付の右上にカーソルを近づけると+マークが表示されるので、クリックします。

カレンダーで選択した日付が既に設定されているんです。(時刻は設定してくださいね笑)

条件設定をする

これは表形式での機能にもありますが、「絞り込み」で条件を設定することで、カレンダー上に表示するタイトルの表示/非表示を設定出来ます。往訪の予定だけ表示、会議の予定だけ表示ということもできます。

この条件で絞り込みをすると

カレンダー13

条件を”会議”にすると

カレンダー11

会議の予定だけを表示させることが出来ます。

ただ、こちらに関しては、レコードの見落としに繋がらないよう、気をつけなくてはなりませんね、、^_^;

複数項目を合わせてタイトルにする

上記でも触れましたが、カレンダーのタイトルって1つしか設定出来ないところが難点なんですよね。。会議って予定が入っていたら、場所も一緒に表示出来たら更に便利だな~、、なんて思いませんか?!

実はこの対処方法がラジカルブリッジさんのブログで紹介されていました!

ラジカルブリッジさんは”タイトル(人数)”を使っていましたが、私はスラッシュ区切りで、”予定/場所”をタイトルにしてみました。

カレンダー8

今回の計算式はこちらになります。計算式に関してはkintoneヘルプで紹介されています。

カレンダー9参考記事:kintoneのカレンダー形式で複数項目を表示する方法(ラジカルブリッジ)

以上、kintone標準のカレンダー機能の紹介をしましたが、使ってみようかな!と思えましたでしょうか!!

ちなみにkintoneでもっと高機能なカレンダーを使いたい!という方は、ラジカルブリッジさんがカレンダーPlus、アーセスさんがKOYOMIというプラグインを提供しているのでチェックしてみてくださいね!

kViewerを使ったカレンダー表示

kintone連携サービスであるkViewerは、kintoneのレコード情報をkintoneアカウントを持たない人でも閲覧できるようにするためのツールです。

kViewerでは、その見せ方としていくつかの「ビュー」と呼ばれる表示タイプが用意されています。ビューの1つであるカレンダービューを用いることで、上で紹介したようなkintoneデータのカレンダー表示が可能に!

今回は、アルバイトのシフトを管理するkintoneアプリと、kViewerのカレンダービューを用いたシフト表の作り方を簡単に紹介します。

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kintoneアプリの作成

まずはkintoneで以下のようなフィールドを持つアプリを作成します。

今回は「名前」を文字列(1行)で、「勤務開始(終了)時刻」を日時で用意しました。

また、レコードにはテストデータとして4件入れてみました。

kViewerの設定

kViewerではカレンダービューを新たに作成し、「メインコンテンツ」を以下のように設定します。ちなみにカレンダー内に表示する文言(タイトル)は、「名前」以外の別のフィールドに設定することも可能です。

カレンダー内に表示されるタイトル(今回は名前)をクリックしたときに表示される「レコード詳細画面」を設定します。

名前をクリックしたら、その人の勤務開始時刻と終了時刻が表示されるようにしたいので、「表示するフィールドの選択」で勤務開始時刻と勤務終了時刻を追加します。

これでkViewerの設定は完了です!

プレビューで確認し、以下のようにカレンダービューと、名前をクリックしたときの詳細画面が表示されればOKです!

フォームブリッジとの連携でもっと便利に

今回はkintoneライセンスを持っている方がkintoneにシフトを登録する想定でしたが、店長などの代表者が全員分のシフトを登録するのは大変ですよね。

各々に希望シフトを登録してもらって、最後に調整する方が現実的だと思います。

かといって、アルバイトの方全員分のkintoneライセンスを用意すると出費もかさむうえに管理も面倒。。。

そんなときに役立つのが、フォームブリッジです。

フォームブリッジを使うことで、kintoneライセンスを持たない人でもkintoneにデータを追加したり編集できるようになります。

つまり、kViewerとフォームブリッジを組み合わせることで余計なkintoneライセンスを増やさずに、簡単便利なシフト管理が実現できるんです!

詳しく知りたい方は、以下記事も是非チェックしてみてください!

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kintoneと連携できるスケジュール「トヨクモスケジューラー」

そして弊社では、トヨクモ スケジューラーを提供しています。

社外の方とスケジュール調整を行う場合、状況確認のために何度もやり取りを重ねたり、社内の状況(対応メンバーとの調整や場所の確保など)によって急な変更が生じたために情報共有ができていなかった、といった経験がある方は多いのではないでしょうか?

そのような場面で、社内はもちろん社外との日程調整に強みを持つトヨクモ スケジューラーが役立ちます!

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それでは今日はこの辺で♪♪


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