kintoneのプラグインとは、システム管理画面やプラグインストアからインストールして使えるようになる拡張機能のことです。
kintoneの標準機能では実現できない運用を行うために、プラグインを検討している方もいるのではないでしょうか。
本記事では、kintoneプラグイン・連携サービスを用いてできること、おすすめのプラグイン・連携サービスを無料/有料それぞれご紹介します。
- 1 kintoneの「プラグイン」とは?
- 2 kintoneおすすめ無料プラグイン一覧
- 3 kintoneおすすめ有料プラグイン/連携サービス
- 3.1 1.kintoneに接続する高機能なWebフォーム フォームブリッジ(無料お試しあり)
- 3.2 2.kintoneの情報を外部ユーザーに共有できるkViewer(無料お試しあり)
- 3.3 3.kintoneの情報を引用して帳票出力 プリントクリエイター(無料お試しあり)
- 3.4 4.kintoneの情報を引用してメール送信 kMailer(無料お試しあり)
- 3.5 5.kintoneアプリ・レコード間の集計 データコレクト(無料お試しあり)
- 3.6 6.kintoneの情報をバックアップする kBackup(無料お試しあり)
- 3.7 7.kintoneのカスタマイズをノーコードで実現 gusuku Customine(フリープランあり)
- 4 気になるプラグインは30日無料トライアルを
kintoneの「プラグイン」とは?
kintoneのプラグインとは、拡張機能の一つで、kintoneでできないことを実現するためにはプログラミングしてカスタマイズするか、プラグインの導入が必要になります。
プラグインを利用する場合、簡単に導入ができるため、すぐに業務で使用できます。
アプリ・プラグイン・連携サービスの違い
kintoneのアプリ・プラグイン・連携サービスの違いを一言でまとめると以下の通りです。
プラグイン:kintone上でインストールして使用する拡張機能
連携サービス:kintone外に設定画面がある拡張機能
プラグイン・連携サービスでできること例
プラグイン・連携サービスでできるようになることをイメージしていただくために例を集めました。
例えば、以下のようなことができます。
- Webフォームから入力されたデータをkintoneアプリに自動登録
- kintoneで管理しているデータを外部に公開
- kintoneのデータを引用して請求書や見積書などを作成
- kintoneのデータを引用してメールを送信
- kintoneのデータを自動でバックアップ
- kintoneのレコード間の計算
トヨクモでは、上記でご紹介したこと全てを実現できるkintone連携サービス6製品を提供しています。
各製品を2分の動画でご紹介しているので、詳細を知りたい方はぜひご覧ください。
プラグインを追加(インストール)する方法
プラグインをkintoneに追加する手順は以下の通りです。
- 公式サイトでzipファイルでダウンロードしてkintoneへアップロード
- kintoneアプリへプラグインを追加
1.公式サイトでzipファイルでダウンロードしてkintoneへアップロード
プラグイン提供元のzipファイルをダウンロードし、kintoneシステム管理>プラグインをクリックします。
画面左上の「読み込む」を選択します。
読み込むボタンをクリックし、zipファイルのプラグインファイルをアップロードします。
2.kintoneアプリへプラグインを追加
kintoneアプリ歯車の「設定」アイコンをクリックし、アプリの設定>プラグインを開きます。
最後に「アプリを更新ボタン」を押すと設定が反映されます。
kintoneおすすめ無料プラグイン一覧
ここからは、kintoneのおすすめ無料プラグインをご紹介します。
1.一覧画面編集プラグイン
出典:https://www.tis2010.jp/grideditor/
一覧画面編集プラグインは、株式会社TISが提供するkintoneのレコード一覧画面から編集がしやすくなるプラグインです。
kintoneのレコード一覧画面からレコード編集は可能ですが、ルックアップフィールドなどの別アプリの情報を参照するフィールドは編集ができません。
一覧画面編集プラグインの活用で、kintoneアプリの入力を効率化しましょう。
2.テーブルデータ一括編集プラグイン
出典:https://www.tis2010.jp/tableeditor/
テーブルデータ一括編集プラグインでは、レコード一覧画面にテーブルフィールドを表示・編集できます。
kintoneの標準機能で、一覧にテーブルフィールドを追加した場合「表示する」ボタンを押すことで、テーブル内の情報を確認ができますが、一レコードずつの閲覧となります。
テーブルデータ一括編集プラグインの活用で、テーブル内のデータをレコード一覧画面で素早く確認が可能です。
kintoneルックアップコピー項目編集プラグイン/rex0220
出典:https://rex0220.stores.jp/items/5770884ba458c0ee5f00b4e8
kintoneのルックアップ機能では、ルックアップ先として参照したコピー先のフィールドは、グレーアウトされ入力ができません。
しかし、kintoneルックアップコピー項目編集プラグインを利用すれば、コピー先のフィールドが白背景になり入力ができるようになります。
kintoneおすすめ有料プラグイン/連携サービス
ここからは、有料プラグイン/連携サービスをご紹介します。無料お試しで利用できるサービスも多いため、使用感を確認したい場合もおすすめです。
kintoneの拡張機能一覧は以下よりご覧いただけます。
kintone(キントーン)の「拡張機能」をご紹介します。プラグインや外部サービスとのデータ連携でキントーンでできること…
1.kintoneに接続する高機能なWebフォーム フォームブリッジ(無料お試しあり)
フォームブリッジは、kintoneに連携するWebフォームサービスです。kintoneライセンスを持たないユーザーに対して、アンケートやセミナー申込を案内し、kintoneに直接レコード追加ができます。
条件分岐やステップフォームなど、高度な設定をノンプログラミングで実装できるため、カンタンにフォームを作成できます。
フォームブリッジは、30日間の無料お試しを何度でも利用可能です。
2.kintoneの情報を外部ユーザーに共有できるkViewer(無料お試しあり)
kViewerは、kintoneで管理している情報を外部に公開できるサービスです。
kintoneライセンスを持たないアルバイトへのマニュアル共有や、取引先との案件管理など、さまざまな場面で活用できます。
kViewerでは、カレンダー形式のビュー、kintone一覧画面のようなリストビュー、複数のビューを1画面で表示できるダッシュボードなど合計8つのビューを利用できます。
kViewerは、30日間の無料お試しを何度でも利用可能です。
3.kintoneの情報を引用して帳票出力 プリントクリエイター(無料お試しあり)
プリントクリエイターは、kintoneの情報を引用して帳票出力ができるサービスです。
請求書や見積書、ハガキ、宛名ラベルなどさまざまなサイズの帳票をワンクリックで出力できます。
kintoneのレコード詳細画面からの個別出力/一覧画面での一括出力どちらにも対応しています。
プリントクリエイターは、30日間の無料お試しを何度でも利用可能です。
4.kintoneの情報を引用してメール送信 kMailer(無料お試しあり)
kMailerは、kintoneの情報を引用してメールを送信できるサービスです。
レコード詳細画面/レコード一覧画面からの送信が可能で、メールの手動/一斉送信にも対応しています。
また、日時を指定した予約送信、レコードのステータスに応じた自動送信も可能です。テキストメールだけでなく、HTMLメールにも対応しているため、リッチな装飾でメール文を作成できます。
kMailerは、30日間の無料お試しを何度でも利用可能です。
5.kintoneアプリ・レコード間の集計 データコレクト(無料お試しあり)
データコレクトは、kintoneのアプリ間/レコード間の集計を可能にするサービスです。
タイムカードアプリと休暇申請アプリで管理している従業員の出退勤時間と休暇の取得状況などを集計し、勤怠管理アプリで管理できます。
その他、予実管理や在庫管理、経費精算など複数アプリで管理している情報を集計できます。
データコレクトは、30日間の無料お試しを何度でも利用可能です。
6.kintoneの情報をバックアップする kBackup(無料お試しあり)
kBackupは、kintoneアプリの情報をバックアップできるサービスです。
レコードやフィールドの誤削除にも対応しており、レコード追加、編集、削除の操作がされたタイミングで自動でバックアップします。
定期バックアップ機能では、kintoneアプリ内のデータを一日1回自動的にバックアップできるほか、バックアップを行う時間帯をあらかじめ指定することも可能です。
kBackupは、30日間の無料お試しを何度でも利用できます。
7.kintoneのカスタマイズをノーコードで実現 gusuku Customine(フリープランあり)
出典:https://customine.gusuku.io/#plan
gusuku Customineは、kintoneのカスタマイズをコードを書かずに実現できるサービスです。
プロセス管理と連動してレコード追加ができたり、レコード一覧画面と詳細画面を1画面で表示ができたり、表記揺れを修正したりなど、kintoneをより便利に活用できることが350種類以上あります。
kintoneアプリのカスタマイズのほか、Job Runner(定期実行・Webhook)やExcel/PDF/CSV(帳票出力)にも対応しています。
フリープランと検証プランでは、無料で利用可能です。
気になるプラグインは30日無料トライアルを
kintone標準機能では、実現できないことを叶えてくれる連携サービス/プラグインをご紹介しました。
外部Webフォームからのkintoneへのデータ入力ができる「フォームブリッジ」のほか、kintoneライセンスのない人へのデータ共有「kViewer」など用途に応じて使い分けるのがおすすめです。
トヨクモのkintone連携サービス6製品は、回数制限なしで無料お試しを利用できます。
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