製造業でkintoneが活躍!連携サービスを用いた活用方法5選を紹介

kintone(キントーン)には、製造業に特化したアプリが搭載されています。

製造業に特化したkintoneアプリを使うことで、作業報告や作業工程進捗の共有などが容易になります。

一方で、kintoneを導入しようと考えているが、ライセンスコスト的になかなか導入に踏み切れないという方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、製造業でkintoneを活用するメリット、トヨクモのkintone連携サービスを用いた活用例5選をご紹介します。

kintoneの活用事例を知りたい方、kintoneの導入を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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製造業でkintoneを活用するメリット

製造業では紙やエクセルによるアナログな方法で業務を管理しており、時間や手間がかかっているケースも多いのではないでしょうか。

しかし、kintoneを活用することで業務効率のアップを期待できます。

製造業でkintoneを活用するメリットは以下の3つです。

  • 情報のクラウド化により各現場の状況をスピーディーに確認できる
  • 工程管理や在庫管理などの業務を一元管理できる
  • いつでもどこでもkintone内の情報へアクセスできる

それぞれ解説します。

情報のクラウド化により各現場の状況をスピーディーに確認できる

製造業にkintoneを活用すると、情報がクラウド上に共有されると同時に、各現場の状況把握ができるようになります。

kintoneには100以上のサンプルアプリが存在しますが、その中で「図面管理」を利用することで、図面データの変更内容、履歴を管理できます。

出典:図面管理

営業・設計・CAD部門など、それぞれが図面や日付、変化点を記録可能です。

「設計対応中」や「CAD着手」など、案件ごとの対応状況を可視化することによって、ステータスの把握が容易になります。

工程管理や在庫管理などの業務を一元管理できる

製造業にkintoneを活用すると、あらゆる情報の一元管理が可能になります。kintoneさえ開けば、必要な情報がすべて登録されている状態を作れます。

kintoneサンプルアプリ「生産進捗管理(工程流動)」は、生産の進捗状況を製品や顧客ごとに管理できるアプリです。

品目ごとに工程が異なる場合でも、自由にデータを登録し、各製品がどこまで工程が進んだのかを把握できます。

営業が受注数量や納期を、生産管理・製造部が進捗状況を互いに登録することで、データを見ながらコメント機能で、社内のコミュニケーションを取れます。

いつでもどこでもkintone内の情報へアクセスできる

kintoneは、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでもkintoneのデータへアクセスができます。

PC、スマホ、タブレットの各種デバイスに対応していて、作業現場から必要な情報を確認できます。

社外から日報を書き込んだり、案件情報を共有・確認したりなど、さまざまな業務をスピーディーに行えるのが魅力です。

トヨクモ製品との連携でkintoneライセンスを持たないユーザーとのやり取りが可能に

  • ライセンスコストによりkintoneの導入が難しい
  • 現場作業員が多く、社内メンバー全員にkintoneライセンスを付与するのがもったいない

kintoneは便利なクラウドサービスですが、上記のようなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

kintoneライセンスを付与できないが、kintoneの情報を活用して業務を行いたい時は、kintone連携サービスの活用がおすすめです。

トヨクモのkintone連携サービスは、kintone1環境につき1契約で利用ができ、kintoneライセンスを持たないユーザーとやり取りができます。

月額6,000円(税抜)〜から利用ができるため、低コストでの運用が可能です。

製造業の業務で特におすすめな連携サービスは、フォームブリッジkViewerです。

フォームブリッジは、kintoneライセンスを持たないユーザーが情報を登録できるWebフォームです。

kintoneライセンスを持たない作業員が、フォームブリッジを通して作業日報を登録したり、製造工程を登録することができます。

kViewerは、kintone内の情報を外部に公開できるサービスです。

kintoneで管理している製造図面の共有や製造工程の進捗を、kViewerのビューを通してkintoneライセンスのない関係者に共有できます。

フォームブリッジ、kViewerについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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kintone×トヨクモ製品を利用した活用例5選

ここでは、フォームブリッジ、kViewerを用いた活用例を5つご紹介します。

  • 製造日報
  • 不具合報告
  • 作業報告
  • 図面共有
  • 工程進捗管理

それぞれ以下で解説します。

製造日報(kintone×フォームブリッジ×kViewer)

製造現場からkintoneライセンスを持たない現場作業員が、日報を登録したいときにフォームブリッジ、kViewerが活躍します。

フォームから日報の登録
フォームから回答した内容がkintoneにリアルタイムで追加

kViewerを利用することで、kintoneライセンスを持たないユーザーでも過去の作業日報を閲覧できます。

kViewerリストビューの一覧画面

さらに、フォームブリッジとkViewerを連携すれば、kintoneのレコード編集が可能になります。日報の情報を更新したい場合に活用できます。

画面右上の編集ボタンをクリック
編集ボタンを押下するとフォームに遷移するので必要に応じて編集

フォームブリッジ、kViewerを用いた日報管理の活用例として、リコージャパン株式会社様の事例をご紹介します。

新入社員が提出した日報をkintoneライセンスのない上司が閲覧、コメントできるシステムを作成しました。

詳細は、以下の記事でご紹介しているのでよろしければご覧ください。

>>導入事例:リコージャパン新潟支社が成功したkintoneを使ったDX戦略とは

不具合報告(kintone×フォームブリッジ×kViewer)

メーカーとやり取りをしている製造業では、部品に不具合があった際に、報告するためにkintoneの情報を活用したいという場面が出てくるのではないでしょうか。

フォームブリッジ、kViewerを活用すれば、kintoneライセンスがない取引先とのやり取りが可能になり、kintoneへの情報追加・閲覧・編集ができます。

部品を製造している工場へkViewerのビューを共有することで、工場側は部品の不具合の確認と、それに対する見解をkintoneに登録できます。

kViewerのビューを案内し、工場現場は不具合について見解を記載

作業報告(kintone×フォームブリッジ×kViewer)

フォームから作業報告の登録
フォームから回答した内容がkintoneにリアルタイムで追加
kViewerから編集も可能

図面共有(kintone×kViewer)

kViewerを利用して関係者に図面データを共有することもできます。

設計やCADの対応状況をドロップダウンフィールドで管理することで、kViewer上からでも案件ごとのステータスの把握が容易になります。

工程進捗管理(kintone×kViewer)

kViewerを利用して現場作業員に工程進捗を共有する活用例です。

製造部のほか、外回り多い営業部にも製造工程の進捗を共有したい場合に、kViewerのビューを共有することで、kintoneライセンスがなくても閲覧ができます。

最後に、トヨクモのkintone連携サービスを活用した製造業のお客様事例をご紹介します。

株式会社マルテー大塚様では、kintone連携サービス「フォームブリッジ」「kViewer」「プリントクリエイター」「kMailer」を活用し、プライベート展示会の開催時に、仕入れ先の管理を行っています。

各製品の利用用途は以下の通りです。

フォームブリッジ:仕入れ先企業がブースの大きさや電源、駐車場などの情報を登録
kViewer:フォームから登録した情報をkViewerのMyページで共有
プリントクリエイター:プリントクリエイターで請求書を作成
kMailer:仕入れ先企業へ連絡でメールを一斉送信

複数のトヨクモ製品を組み合わせて、業務効率のアップを図っています。

詳細は以下の事例記事をご覧ください。

>>導入事例:マルテー大塚様

株式会社ジーベックテクノロジー様では、kintone連携サービス「フォームブリッジ」で問い合わせフォームを作成し、世界中からくる月100件の問い合わせをkintoneに自動登録させるシステムを構築しました。

フォームブリッジの活用で、問い合わせ窓口の担当者が不在でも、問い合わせの受付が可能となりました。

さらに、フォームブリッジ導入前に課題となっていた、受付窓口が複数存在していたのが、1つの窓口に集約することができ、問い合わせの管理が容易になりました。

詳細は以下の事例記事をご覧ください。

>>導入事例:株式会社ジーベックテクノロジー様

kintoneとトヨクモ製品で製造業の煩雑な業務を効率化

製造業者は、製造業に特化したアプリの活用により、現場での情報をリアルタイムに把握したり、工程スケジュールなどを一元管理したりできます。

kintone連携サービスのフォームブリッジ、kViewerを活用すれば、kintoneライセンスを持たないユーザーとのやり取りが可能になり、業務の活用幅が広がります。

トヨクモのkintone連携サービスは、30日間の無料お試しを回数制限なしでご利用可能です。

自社の業務に合わせて、kintoneとセットで活用してみてください。


⭐️トヨクモ kintone連携サービスのおすすめポイント⭐️
・kintone標準機能ではできない業務改善を実現
・カンタン・低コストで運用可能
・kintone1ドメインにつき1契約でOK
・10,000契約以上の実績・信頼
・30日間の無料お試しは何度でも可能