【kintone×マーケティング】Webマーケティング担当のツール利用方法10選

こんにちは! 2022年CybozuDays/Crcus 全会場に参加する中井です。「トヨクモブース」で見かけたらお声がけください。

 

さて!今回は、「私の業務改善」記事の第1弾です。

このシリーズ企画は、トヨクモやkintone界隈の方1人1人が「どのように業務をしているのか」「どのような業務改善を実施したのか」を紹介する企画です!

第1弾は、トヨクモでプロモーションを担当している中井の業務改善事例や、kintoneの他に利用しているツールをご紹介します。

kintoneを検討・利用中の方や、企業・団体のマーケターの方へ参考となる情報があれば嬉しいです。

1:トヨクモで行っている業務を軽く紹介

2020年4月、私はトヨクモ株式会社に新卒入社しました。4月1日の入社式にて本部長(トッティ)から「安否確認サービス2の営業」に配属されます。

しかし、4月2日に「やっぱりkintone担当で、新卒だと初めてだけど頑張って!(笑) 」とのこと。「入る会社を間違えたかな…」と憂鬱になりました。

 

2020年4月〜2021年5月まで、「kintone連携サービス6製品」の導入支援を担当しました。業務内容は導入支援・ブログの執筆・CybozuDaysへの出展などです。


2021年6月〜2022年8月まで、「安否確認サービス2」のマーケティングを担当しました。業務内容はWeb広告・HP・リードナーチャリングなどです。


22年9月以降、各製品(kintone連携サービス6製品・安否確認サービス2・トヨクモスケジューラー)のプロモーションチームへ配属されました。業務内容は、「HP・資料・動画等のコンテンツ作成・更新」や「展示会への参加」を行うチームです。

「こんなコンテンツがあったらわかりやすいのに」というご要望があればできる限り拡充するつもりです。
以下のフォームからご意見をお寄せいただけますと幸いです。

コンテンツご要望フォームはこちら

2 kintoneで実施した業務改善

それではマーケティング担当の私が、kintoneで実施した業務改善5点をご紹介します。

2-1:施策管理

【問題】
・振り返りがされていない施策があった
・Slackで振り返りを記載すると、後から検索することに時間がかかった。
・他のメンバーが「過去に実施した施策」と「施策から得た学び」を確認できなかった

【対応】
・施策管理アプリを作成

【効果】
・振り返りを行い、PDCAが回せるように
・「カテゴリー」や、アプリ内検索で過去実施の施策がすぐに検索できるように
・他のメンバーの過去施策や施策から得た学びを確認でき、組織全体でPDCAが回るように

 

1つめは、施策管理です。

 

広告やサイト改善では、常に多くの施策が動きます。kintoneで施策を管理する前は、実施していたにもかかわらず、振り返りが漏れている施策が存在しました。

振り返りがされていなければ、施策(HP改善や広告のテスト)から得た学びを次の施策へ活かすことができません。

また、コミュニケーションツール(Slack)で振り返りを記載すると、情報が流れてしまうため、後から振り返り結果を発掘する無駄作業が発生します。

kntoneSIGNPOSTでも、ストック情報(後から分析等で利用するもの)とフロー情報(コメントなどその場で利用するもの)を区別して、管理することを推奨しています。

 

そこで、施策の管理をkintoneアプリで実施することにしました。

施策アプリ

アプリ作成時に設定したポイントは以下の3点です。

  • 「結果確認日」に「リマインダー通知」を設定しています。kintoneで自分宛の通知が届くため、振り返りが漏れないようにしています。
  • 「テーブル」では、施策途中の変更を記載しています。広告では「入札戦略の変更」や「予算の変更」などでCTR(クリック率)やCPA(獲得単価)が大幅に上下することがあるためです。
  • 「カテゴリー機能」では第一階層で製品名、第二階層でメディアを選択しています。これにより過去実施の施策をすぐに探せるようにしています。
カテゴリーはこのように設定中

 

このアプリの運用を開始して以降、施策を実施して終わりではなく、PDCAを回して施策に取り組めるようになりました。

また、別メンバーがkintoneの広告で得た学びを、私が安否確認の広告にも転用するなど、組織全体でシナジーが生まれるようになりました。

逆にこれを実施する前までは、施策の履歴を検索する時間も多く「時間を無駄にしたなぁ」「結局見つからなかったな」などと、時間を無駄にすることが多かったように記憶しています。アプリを通して、誰がどの施策を行ったかを可視化することができるため、担当者だけでなく、上長側も恩恵を受けているようです。

2-2:A/Bテスト管理

【問題】
・A/Bテストは施策管理アプリでは確認しづらかった
・セールスチームがお客様からの問い合わせ時に、テストを実施していることを知らず、お客様と話しが噛み合わないことがあった
・対応者によって異なるツールで結果を管理していたため、引き継ぎの際に過去に実施した施策を引き継ぐことが難しかった

【対応】
・A/Bテストアプリを作成

【効果】
・添付ファイルでAパターンとBパターンを視覚的に表示、ひと目でテスト内容がわかるように
・セールスチームが、お客様と認識の齟齬が発生しづらくなった。
・他メンバーがサイト改善を引き継ぐ際に、過去に実施したテストの学びをすぐに確認できるように

 

2つめは、A/Bテストアプリです。

※A/Bテストとは、ユーザーをAグループとBグループに分けて、Aグループには「A広告/ページ」Bグループには「B広告/ページ」を表示して、どちらのパターンが顧客の反応が良いか確認するテストです。

 

トヨクモでは、広告やHPでA/Bテストを実施しています。しかし、以下のような問題がありました。

  • 電話でお問い合わせをいただいた際に、お客様とトヨクモ社員(セールス)で見ているページのデザインが異なり、話が噛み合わないことがある
  • A/Bテストを実施したメンバーごとに、「スプレッドシートで管理」「スライドで管理」「kintoneアプリで管理」など、管理が分散しており、過去の結果や学びをうまく集約できていなかった


そこで、「A/Bテストアプリ」を作成しました。

A/Bテストアプリ

 

アプリ作成時に気をつけたことは、AパターンとBパターンの画像やテストページのURLをひと目でわかるようにしたことです。

現在は実施していないですが、「関連レコード一覧」で、同一アプリの「リンク」を一致して表示することも良さそうですね。

 

このアプリを作成して、セールスに共有することで、以下のようなメリットがあります。

  • 実施中のA/Bテストのデザインが添付ファイルでひと目で確認できる
  • お客様との認識齟齬が発生しづらくなる
  • 「アプリ内検索」でURLで検索すると過去の学びを得られるため、複数メンバーでの対応にも適している

 

A/Bテスト用の画像を横に並べたことは、自分で振り返る際にも本当にわかりやすくなったと感じます。

kintoneアプリを作成する際は、他のメンバーの確認工数を極力減らして、業務効率化ができるアプリを作成していきたいです。

2-3:議事録・製品情報アプリ

【問題】
・外部の方との定例会議について、過去の議事録を探すことに時間がかかっていた。

【対応】
・取引先マスタを親アプリ、議事録アプリを子アプリとして親子関係を作成
・「施策アプリ」「製品情報アプリ」も子アプリにして、関連レコードで連携

【効果】
・過去の議事録をすぐに探せるようになった。

 

3つめは、議事録アプリです。

 

マーケティング担当(特に広告関連)は、社外の方と打ち合わせをする機会が多いです。
「会議で決まったこと」や「次のアクション」を議事録に残し、次回の会議で見返す必要が出てきます。

外部とのやりとりを記録するため、kintoneで議事録アプリを作成したのですが、「会社名」を検索する際に2つの落とし穴がありました。

  • 会社名を「ドロップダウン」にすると、会議をする企業が増えてきた際に、操作性が悪くなります。
  • 「文字列(一行)」フィールドにすると、議事録担当者によって表記ゆれが発生する可能性がありました。


▼議事録アプリの作成

そこで、以下の対応を行いました。

  • 取引先マスタアプリ(親アプリ)を作成
  • 議事録アプリ(子アプリ)にルックアップフィールドを配置
議事録アプリです。
親アプリでは、過去の議事録を関連レコードで表示しています

 

この変更によって、表記ゆれがなくなり、過去の議事録が迅速に探せるようになりました。

例えば、1年ぶりのMTGでも、前回どのような話をして、どのようなアクションを実施したかすぐに確認できます。

▼「施策アプリ」「製品情報アプリ」への連携

また、親アプリに紐づく子アプリとして、2つのアプリを「関連レコード一覧」紐付けました。

 

1つめは、(2-1)でご紹介した、「施策管理アプリ」です。

関連レコード一覧を、施策アプリに追加

社内の広告担当より、「施策アプリ」内で会社名一致で過去施策を確認したいと要望を受けました。

そこで、施策アプリにルックアップを追加し、「施策アプリ」「議事録アプリ」「製品情報アプリ」の3点を会社名一致で「関連レコード一覧」を表示する様に修正しました。

例えば、「A社」と打ち合わせをした場合に「A社に関連する過去の施策」「A社とのMTG議事録」「A社の製品情報」が確認できるイメージです。

 

2つめは、「製品情報アプリ」です。

他社製品の内容をメモするアプリ

このアプリは「他社製品/サービスの情報を保存するアプリ」です。

会社名一致で「議事録アプリ」へ連携することで、「あれ、前の会議で話した気がするんだけど…議事録アプリにレコードが多くてうまく検索できない!」と言うケースがなくなりました。

 

また、「施策アプリ」と連携することで、施策が複数にまたがる場合も、ここに製品資料や見積書をまとめると、施策がすぐにわかるようになりました。

2-4:契約時顧客アンケート

【問題】
・お客様の声を確認する手段がなかった。
-お客様を知り、コンテンツ作成に活かす手段がなかった

【対応】
・【安否】契約時アンケートを実施

【効果】
・知った経緯、導入した理由を確認できるようになった。

 

4つめは、顧客アンケートです。

 

トヨクモは「顧客起点」を大切にしていて、お客様からいただくご意見は非常に大切だと感じております。

一方で、「お客様の声」を集める仕組みを構築できていませんでした。

そのため、「契約時のお客様アンケート」の仕組みを構築しました。

<方法>
・「フォームブリッジ」でお客様アンケートを作成
・契約いただいたお客様に「kMailer」でアンケートフォームのURLを送信
・回答いただいた内容はkintoneアプリに自動登録

フォームブリッジで作成しています!

 

フォームに登録された内容は、kintoneに自動保存されます。

 

中井のテスト投稿です

 

契約時の担当部署(セールス・CSなど)に、上記アンケートを案内してもらうことで、「お客様の声」を収集できるようになりました。

アンケートを収集することで、導入の決め手が弊社で想定していた”災害時に止まらない”という点ではなく“操作が簡単”という声が多いと気付くこともできました。

お客様の「どのようなきっかけで検討を始められたのか」「弊社の製品を選定した決め手は何か」というお声をもとに、広告などの施策に転用し始めています。

kintoneでもご契約いただいた際にアンケートの実施を検討しています。弊社製品の導入時に、ご協力いただけますと幸いです。

2-5:効率の良い認知施策の調査

【問題】
・認知向け広告の成果が測りづらい

【対応】
・安否のマスタアプリに「知った経緯」を追加
・安否の問い合わせアプリに「知った経緯」を追加

【効果】
・お客様が製品を「知った経緯」をグラフで可視化
・お試ししていただいたお客様・契約していただいたお客様ごとに分析できるように

 

kintoneで実施した業務改善の5つめは「知った経緯」の取得です。

 

安否確認サービス2ではテレビCM・タクシー・電車のようなマス広告やGoogle・Yahoo・FacebookなどのWeb/SNS広告を出稿しています。

しかし、計測上の課題がありました。

<課題>

  • マス広告では、広告出稿の費用対効果を確認することは困難
  • Web/SNS広告においても、Cookie(クッキー)が切れる関係で、CVが正確にカウントできない

 

このような状況に少しでも対処するため、「(安否確認サービス2を)知った経緯」をお聞きするようにしました。現時点で2つの方法でお聞きしています。

(1)お問い合わせフォームへ「知った経緯」という項目を追加しました。

安否確認サービス2_問い合わせフォーム(フォームブリッジで作成)

 

(2)お試し(トライアル)申し込みがあった際に、セールス担当がお客様へ架電で確認

その結果をkintone上のグラフで確認すると、一瞬でお客様の認知経路が確認できます。

「知った経緯」の円グラフ

 

また、お客様の「ステータス(問い合わせ・お試し・契約など)」を別で持たせておくことで、「契約しているお客様の知った経緯」「お問い合わせした(未契約の)お客様の知った経緯」というように、ステータス別の「知った経緯」を把握することが可能です。

安否確認サービス2では、こちらの情報をもとに、特定の施策への注力を強める意思決定をしました。こちらも大変良い取り組みになったと感じています。

3 kintone以外の利用中ツール

 

トヨクモでは、業務ごとに最適なツールを利用しています。オフィシャルなツールとして、「kintone」「Slack」「Google Workspace」を全社で活用中です。

その他のツールは部署によって選択しています。対応する業務によって最適なツールを選択していくことがトヨクモ流です。ここでは、プロモーションチームが利用している製品を5つ紹介いたします。

3-1 【数値管理】データコレクト/Google スプレッドシート/ Google Analytics

【問題】
・kintoneで詳細な数値管理をする場合、リアルタイムの同時編集など4つの問題があった

【対応】
・経営指標や営業数値はkintoneと「データコレクト」「kViewer」を活用
・その他のマーケティングに必要な情報はGoogle Analytics+スプレッドシートで管理

【効果】
・用途に合わせた効果的なツールで数値管理が可能に

 

1つ目は、数値管理です!

広告配信や、コンテンツ作成において、数値計測は必須です。数値計測ができなければ、効果的な施策を根拠を持って判断することができません。

弊社では数値計測は用途によって使い分けています。

 

全社的な指標は、弊社代表山本が事例でご紹介している通り、「kintone+データコレクト」で実施しています。

kintone(キントーン)の標準機能では足りない「あと1つ」を実現するための連携アプリです。APIが準備されているki…

山本(弊社代表)の事例より

データコレクトを設定することで、アプリ間・レコード間を跨いだ数値計算が可能となり、重要指標は毎日最新の数値に更新されるようになります!

さらに、kViewerを利用すると、営業数値をダッシュボードビューで確認することも可能です。ダッシュボードビューについて、詳細は「トヨクモユーザーフェスDay1-4 木村のセッション」をご確認ください。

 

kintoneでは固定の重要指標/営業数値などを確認している一方、Googleスプレッドシートを利用しているケースも多くあります。

 

黒塗りで恐縮ですがこんなイメージ

理由は4点です。
・別のスプレッドシートやGoogle Analyticsと連携できるため
・リアルタイムで共有しながら編集できるため
・大量のデータ、多くの関数で分析を実施できるため
・複合的なグラフ作成ができるため

 

(1)別のスプレッドシートやGoogle Analyticsと連携できるため

スプレッドシートでは、「importrange関数」を用いて別のスプレッドシートから情報を引用することが可能です。

例えば、「プロモーションチームのマスタ(となるスプレッドシート)」へ、「A製品の数値をまとめたスプレッドシート」「B製品の数値をまとめたスプレッドシート」「資料請求数をまとめたスプレッドシート」などから情報をまとめてくることが可能です。

また、Google Anlytics(UA)と連携する「runreport」機能を利用するとGoogle Analyticsからデータを引用できます。トヨクモではセッション数やCV数などを引用しています。

注意点として、この機能はGoogle Analytics4(GA4)には現状存在しません。2023年7月にGA(UA)からGA4に完全移行される*ため、別の計測環境に移行する必要があります。

※2022年9月時点の情報であり、今後Google社の発表により前後する可能性があります。

 

(2)リアルタイムで共有しながら編集できるため

kintoneは複数人が同時に編集して保存すると、先に編集した人の更新情報が優先され、後に保存した人は更新できません。

この機能は案件情報などを更新する際にミスを発生させないために有効な一方、マーケティング関連の業務では複数人で同時に編集したい業務も存在します。

例えば、施策のブレストなどです。複数人で同時編集を行う際には、スプレッドシート等のツールを推奨します。

 

(3)大量のデータ、多くの関数で分析を実施できるため

kintone連携サービスやプラグインでは、集計元や集計先レコード数に限りがある場合が多いです。スプレッドシートシートに書き出せば、数多くのデータを分析できます。また、関数の数が多いので、より詳細な分析を行えます。

※データコレクトは標準機能で10,000件まで、オプションで100,000件までのレコードを同時に集計することが可能です。

 

(4)複合的なグラフ作成ができるため

kintoneアプリのグラフ機能はとても便利ですが、2軸のグラフが作成できません。
例えば左軸を売上高(円)、右軸を前年比(%)などで示す場合などは、連携サービスを利用するか、Excelやスプレッドシートで作成する必要があります。

kViewerでは2軸のグラフも作成できます。弊社のIRページでも公開しているので、よろしければご参考ください。

以上4点の理由から、プロモーションチームの数値分析にはスプレッドシートを活用しています。

3-2 【スケジュール管理/日程調整】トヨクモ スケジューラー

【問題】
・社外の方との日程調整が手間

【対応】
・日程調整はトヨクモスケジューラーを利用

【効果】
・広告やメディア関連の方との日程調整が「シェアして待つだけ」に

 

2つ目は、日程調整です!

広告やメディア系の対応を担当している場合、日程調整に大きな手間がかかります。メールで3候補日を用意して、メールを送信して、返信を待って、予定が合わなければ再調整…など。広告系の業務を始めてから、複数の企業の方と同時に日程を調整することが増え、より手間に感じるようになりました。

このような日程調整は成果に寄与しない作業時間のため、可能な限り工数を削減したいものです。

 

そのため、弊社ではトヨクモスケジューラーを利用しています。詳細の説明はホームページを確認いただきたいのですが、URLを共有するだけで日程調整が完了するため、日程調整業務が多い方の作業時間を削減できます。

スケジューラー HPより

日程調整時にWeb会議URL(Google Meet/Zoom/Microsoft Teams)が自動発行される点も、個人的な推しポイントです。

私はこのツールを利用してから1つの日程調整にかかる時間が、20分→5分程度になりました。

3-3【タスク管理】Trello

【問題】
・タスクに漏れが生じる可能性がある
・特定のメンバーが業務過多になる可能性がある

【対応】
・プロモーションチームのタスク管理にTrelloを利用

【効果】
・タスクが見える化され、漏れ・特定メンバーへの集中を避けられた

 

3つ目は、9月からの新チームで運用しているタスク管理ツールの紹介です。

 

今までトヨクモのマーケ本部では、共通のタスク管理ツールの導入はなく、各自でタスクを管理していました。

しかし、安否確認サービス2のマーケティング担当になって以降、複数のタスクが同時進行することが増え、確認漏れが発生しました。
漏れを改善するために、個人的にTrelloの利用を始めました。

▼21年〜22年8月まで、個人タスク管理 

 

左から「日時todo」「作業中」「連絡待ち」「今日完了」「完了」「優先度高」「inbox」という並びにしています。

 

「日時todo」は当日対応するタスクや「〇〇返信」「16時〜〇〇MTG」など、当日やることを大小かかわらず追加していました。

「作業中」は今やっていること。

「連絡待ち」は自分の手から離れて、他の方が対応中のことを記載します。私は、複数のタスクを同時に考えるよりも、1つのタスクに集中したいタイプのため、「作業中」を1つや2つに絞り、自分の手を離れたものは「連絡待ち」や「完了」に持っていくことで、自分の思考から一旦外すようにしていました。

「今日完了」と「完了」は日報に書く際に迷わないように分割。

「優先度高」や「inbox(いつかやること)」は、今後やることのうち、優先度が高いことと、いつかやることを分けています。

 

結果的に、タスク漏れがなくなりましたので、良い取り組みになりました。

▼22年9月〜新チーム

22年9月からは新チームでの運用を開始しました。

 

その際に、今までと同様の個人ごとに管理をするか、チーム全体で管理をするか。またチームで管理する場合のTrelloのボード配置を「人ごと(「中井todo」「田中完了」など)」にするのか「状態ごと(「作業中」「連絡待ち」など)」にするのかという検討事項が発生しました。

他社のYoutubeやブログをみながら、悩んだ末にプロモーションチームのタスク管理は「チーム管理」「状態ごと」の形式で実施しています。

それぞれの判断基準は以下です。

▽Trelloにした理由
(1)学習コスト…数名のメンバーが過去に利用したことがあった。
(2)料金…無料で利用できた。(他のツールは人数制限などがあった)
※22年9月時点です。▽チームで同じシートにした理由
(3)共有性…管理側だけでなく、他のメンバーもタスクを確認できるため、漏れや優先度をお互いに確認できる。▽同じシート内で「人ごと」ではなく状態ごとにした理由
(4)複数人タスク…複数人で実施するタスクの場合、放置されているタスクがあることを懸念しました。
(5)見やすさ…「人ごと」の場合、<人数6名×状態(todo、作業中、確認待ち、完了等)>でボードが横に長くなりすぎることを懸念しました。一方で「状態ごと」の場合、各カードに対応者を割り当てられるため、ひと目で対応者がわかる点が良かったです。

まだ走り出したばかりですが、この運用でしばらく続け、改善点があればその都度修正する、という運用で進めていきます。

3-4【A/Bテストツール】SiTest

【問題】
・サイトのA/Bテストを実施する仕組みがなかった

【対応】
・SiTestを導入

【効果】
・A/Bテストを実施できるようになった。
・ヒートマップ等で顧客の動きを確認できるようになった。

 

4つ目はA/Bテストツールです!

 

「2-2 A/Bテスト管理」にてkintoneアプリでのA/Bテスト管理方法を記載しました。

 

広告のA/Bテストは、それぞれのバナー広告や動画広告を各媒体へ追加して広告管理画面上で数値を確認していますが、ホームページのA/Bテストはそうはいきません。

以前は何もツールを利用していなかったため、「顧客がどのページを見ているか」「ページの内容やデザインをどう変えると回遊率が上がったのか」という数値を計測することができない状態でした。

 

そこで、SiTestというツールを導入しました。他にもツール(無料ツール含めて)がありましたが、価格と、ヒートマップも確認できる点などからこちらのツールを選定したと聞いています。

 

▽良い点
・簡単なテストであればノーコードで可能
・スクロールデータやヒートマップなども簡単に確認できる

▽もう一歩の点
・大幅にページを修正するテストの場合は、CSSやJavaScriptの知識が必要


中井は、コードをほとんど書けないため、大幅な修正の場合は社内の詳しい方に依頼しています。(Kさんいつもありがとうございます)

▼SiTest HP
https://sitest.jp/

3-5【画像作成】Canva

【問題】
・画像を作成する際に、デザイナーに依頼する必要があった

【対応】
・Canvaを利用

【効果】
・デザインの知識がなくてもそれなりのデザインが作成できるようになった。

 

最後は、画像作成ツールです。

マーケティング担当でも、デザイン作成が必要なタイミングが数多く存在します。例えば、広告バナーを作成する場合や、サイトのワイヤーフレーム(簡単なデザイン)の作成が必要な場合です。

残念ながら、私にはあまりデザインセンスがないため、画像作成に時間がかかるうえに、クオリティもいまひとつでした。

 

そのようなタイミングでCanvaという素敵なツールに出会いました。

▼Canva HP
https://www.canva.com/ja_jp/learn/easytodesign/

 

安否確認サービス2のFacebook広告例

 個人的にCanvaの良い点は以下の3点です。

1点目は「簡単にデザインが作成できること」。kintoneのような簡単な操作で画像が作成できます。どのシステムを導入する場合においても、必要な機能を利用できなければ導入した意味がありません。そのためカンタンに操作できる点はとても大切です。

2点目は「テンプレートや素材が豊富なこと」。Canvaでは素材テンプレートが多く存在しているため、テンプレートを選択して、要素を少し編集すればそれなりのデザインが完成します。

3点目は「チームで共有できること」。有償プランではチーム間でデザインの共有が可能です。チームで利用することで、よりデザインをブラッシュアップしてゆけます。

 

一方で、高度なデザインが必要な場合は、Adobe製品などが優れていると感じます。トヨクモのプロモーションチームでは、カンタンなデザインはCanvaで作成し、高度なデザインは、デザイナーに依頼してAdobe製品などで作成してもらっています。

4. 今後の展望

このように、トヨクモでは必要に応じて最適なツールで業務を実施しています。

▼全社共通
・【各部署のメイン業務】kintone
・【各部署のメイン業務】Google Workplace
・【コミュニケーション】Slack
・【スケジュール管理/日程調整】トヨクモ スケジューラー

▼今回ご紹介したkintone連携サービス
フォームブリッジ
kMailer
kViewer 
データコレクト

▼プロモーションチーム
・【タスク管理】Trello
・【A/Bテスト】SiTest
・【画像作成】Canva

 

その他、SEO対策やMAツールは別のツールを利用しています。そちらは別の方が記載してくれると思います。

現在の運用がベストだとは思っていないため、今後も適切なツールがあれば、チームでどんどんトライしていきます。また、kintoneで管理している業務もまだまだ改善幅があります。こちらもぜひチャレンジしていきます。

 

今回の記事は一年前の自分のような方の参考になれば良いと感じて書きました。もし1人でも参考になる方がいらっしゃれば嬉しいです。


「フォームブリッジ」などのkintone連携サービスは何度でもお試しが可能です。「トヨクモスケジューラー」は10名以下で利用される場合は「ずっと無料」でご利用いただけます。ご興味があれば、ぜひお試しくださいませ。

トヨクモのkintone連携サービスは30日間無料でお試しが可能です。自動で課金が開始されることはございませんので、「やっぱり必要ないな」と感じた時も、特に解約等のご連絡は不要です。以下のボタンよりお気軽にお試しくださいませ。

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