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kintoneが得意な業務課題は?活用事例を業種別に解説

トヨクモ編集部のサムネイルアイコン トヨクモ編集部

kintoneはノーコード・ローコードでアプリを作成できる、業務改善システムです。企業の規模や業種を問わず、約41,000社への導入実績があり、kintoneの公式サイトでも多数の導入事例が公開されています。

本記事では、kintoneの得意な業務課題や活用事例を紹介します。使いこなすための導入時のポイントも解説するので「kintoneを導入するか悩んでいる人」や「業務改善ツールを比較検討している人」は参考にしてみてください。

kintoneの得意な業務課題はデジタル化や拠点間の情報共有

kintoneは、日常業務のデジタル化や拠点間の情報共有が得意な業務改善システムです。紙やExcelで行っていた見積書や契約書などの書類作成のデジタル化や、部署および拠点間でリアルタイムの情報共有が可能です。

【kintoneが得意とする業務課題の種類】

業務課題の種類 kintoneの導入効果の例
日常業務のデジタル化

得意とする業務画像1

得意とする業務画像2

<kintone導入前>

  • ・見積書や契約書などの書類作成業務を紙やExcelで行っている
  • ・日報の作成および提出のためにオフィスに戻る
  • ・別で管理している案件や売上資料からグラフやレポートの資料作成

<kintone導入後>

  • ・データをkintoneでまとめて管理できる
    (例:契約管理アプリ、問い合わせ管理アプリ、日報アプリなど)
  • ・kintoneに登録したデータから書類を作成できる
  • ・スマホから日報の提出が可能
  • ・データを元にkintone内でグラフやレポート出力ができる
情報の共有および可視化

得意とする業務画像3得意とする業務画像4

<kintone導入前>

  • ・進捗状況の把握ができているのは担当者のみ
  • ・案件の関係者との情報共有方法が口頭やメール、電話などバラバラ
  • ・複数人でExcelを編集していたら古い内容で上書きされるトラブルあり

<kintone導入後>

  • ・社外を含む関係者だけで必要な資料を共有できる
    (ゲストスペース機能)
  • ・同じアプリにアクセスするので全員が常に最新の情報を確認できる
  • ・データに紐づけてコメントのやり取りができるのでリアルタイムで情報共有が可能
    (コメント機能)
ワークフローシステムの改善

得意とする業務画像5
得意とする業務画像6

<kintone導入前>

  • ・大量のExcelやメールのやり取りで業務が非効率
  • ・いつ誰に承認されたのかを確認するのに時間がかかる
  • ・Excelで作成した稟議書や連絡書を回覧し押印していた

<kintone導入後>

  • ・申請関係をkintoneに集約し、すべてkintoneで完結できる
  • ・過去の履歴をリアルタイムに検索可能
  • ・スマホからでも承認できるため、外出を理由にワークフローを止めずに済む

参考:kintone公式サイト「導入事例」「サンプルアプリ

たとえば、社外の人にも案件の進捗状況を共有したいときは、ゲストスペース機能を使って資料の共有やコメントのやり取りが可能です。案件の関係者のみを招待できる場所であるため、必要な情報を必要な人にだけリアルタイムに共有できます。

申請業務をkintoneに集約することも可能です。kintoneでワークフローを回すことで、提出や押印の手間をなくし、外出時に承認が止まることも防げます。
申請の内容に対してコメントのやり取りもできるので、わざわざメールで返信する手間も省けます。

kintoneは、日常業務の効率化や、部署および拠点間などの横の連携に強い業務システムです。kintoneを導入した時の活用イメージを見たい人は、kintone公式サイト「お役立ち資料|同じ業種でどう使われているか知りたい! Vol.1」を参考にしてみてください。

kintoneの評判は総合的に高いが一部不満もある

kintoneの評判は、導入の効果やセキュリティなど、総合的に見て高い傾向にあります。多機能であるにもかかわらず、ドラッグ&ドロップでパーツを配置するだけで業務アプリを作成できる自由度の高さも評価の高い理由の1つです。

一方、多機能であるが故に、使いやすさや機能面で課題もあります。使いこなせず、導入当初、なかなか社内に定着しなかった事例も存在します。

kintoneの評価や口コミが気になる人は「kintoneの評判と口コミを分析!導入時活用されなかった事例も紹介」を確認してみてください。3つの参考サイトの口コミ300件以上をもとに、独自の基準を設けてkintoneを総合的に評価しています。

導入時の失敗を含む事例も紹介しているので、kintoneを社内に浸透させられるか不安な人は参考にしてください。

kintoneに向いていない環境であれば他のシステムを検討する

kintoneの導入に向いていない環境であれば、他のシステムを検討した方が良い可能性があります。kintoneは、現場の業務に合わせたアプリを作る柔軟性がある一方、専門性や1つの機能に特化したツールには劣る部分もあるためです。

【kintoneの導入に向いていない環境】

環境 理由
大容量のデータ管理が必要な環境
  • ・大容量のデータ管理を主軸にする運用には不向き
  • ・容量を増やすには別途費用がかかる

※外部ストレージ(kBackup等)との連携を検討する

専門性の高いアプリの作成が必要な環境
  • ・大規模開発が必要な専門性の高いシステムは難しい
    ([例] 建設業:図面管理システムなど)
  • ・ノーコード、ローコードアプリには限界がある

※kintoneの強みである「情報の集約・共有」活かした使い方をする

REST  API(※)に負荷のかかる運用をする環境 
  • ・kintoneはドメイン1つにつき、同時に100件までしかREST APIにアクセスできない
  • ・負荷の大きい処理を主軸とした運用は実現できない可能性がある

※REST APIとは、システムやプログラムがURLに向かって指示を送る方法のこと

たとえば、kintoneは大容量のデータ管理を主軸にした運用には不向きです。kintoneのディスク容量の上限は、どのコースでも「契約ユーザー数×5GB」であり、契約人数によってはディスク容量の上限に達してしまう可能性があるためです。

この場合、kintoneでは業務管理アプリを中心に運用し、データの保管には別のツールを使うなどの工夫が求められます。大容量のデータ保存以外にも、定期的なバックアップやデータの復元なども行いたいときは、kintone連携サービスの「kBackup」が利用できます。

kintone連携サービスを利用する際は「30日間無料お試し」を上手に活用し、実際に現場で使えるか試しながら、自社にあった運用方法を見つけてみてください。

https://youtu.be/Rjek2QR–A0

業種別に見る課題解決に成功した活用事例

実際にkintoneを使ってどのような課題解決をしたのか、業種別に3つずつ紹介します。自社の業務課題と照らし合わせながら、使用ツールや導入後の効果を参考にしてみてください。

【業種別のkintone活用事例】

  • 自治体や官公庁の活用事例
  • 医療や福祉の活用事例
  • 製造業の活用事例
  • 建設業の活用事例
  • 卸売業や小売業の活用事例
  • 情報通信業の活用事例
  • 不動産業の活用事例
  • 教育や学習支援業

なお、kintoneの導入事例は、kintone公式サイト「導入事例」や「お役立ち資料|同じ業種でどう使われているか知りたい! Vol.1」などから確認できます。

料金の目安が知りたい人は、kintone公式サイトの「料金|シミュレーション」から利用金額の計算ができるので、活用してみてください。

自治体および官公庁におけるkintone活用事例

kintoneでは、自治体や官公庁の活用事例が豊富です。本記事では、3つの自治体のkintoneの導入事例を紹介します。

【自治体および官公庁のkintone活用事例】

  • 年間約5,000枚の日報をすべてkintoneに集約|神戸市役所
  • 2万件を超える申請業務をkintoneで一括管理|愛知県庁
  • テレワークに向けたIT環境の整備|瀬戸内市 企画振興課

なお、「kintone 行政職員向け特設サイト」では、団体の規模を問わず多くの官公庁がデジタル化を実現している事例を確認できます。コミュニティやセミナーにも参加できるので、自治体や官公庁のデジタル化を検討中の人はぜひ参考にしてみてください。

年間約5,000枚の日報をすべてkintoneに集約|神戸市役所

自治体画像1

【kintone活用事例の概要】

会社名 神戸市役所
業務内容 自治体業務
kintoneの主な利用用途 公用車の管理台帳、運転日報管理
導入規模 3,000名以上
導入ツールやサービス   
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社
  • kViewer(ケイビューワー):トヨクモ株式会社
  • PrintCreator(プリントクリエイター):トヨクモ株式会社

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

アナログな管理による煩雑さや確認漏れトラブル

<現状>

  • ・道路維持作業車に乗るたびに紙の運転日報を手書きで記載
  • ・年間約5,000枚以上の紙の日報の管理
  • ・Excelでは根本的解決にはならなかった
導入の決め手 情報化戦略部によるkintone勉強会
取り組み内容 Excelで管理していた公用車管理台帳や日報をkintoneへ移行

  • ・アプリに車検証や自賠責保険などの書類をPDFデータでアップロード
  • ・車検や点検満了日の30日前にリマインドメールで通知を送る
  • ・運転日報をFormBridgeを使って入力できるようにした
  • ・スマホから日報を提出できるようにした
導入後の効果 公用車の車検切れ確認漏れのリスクが軽減し、業務効率が向上

  • ・年間約5,000枚にもなる紙の運転日報がほぼゼロになった
  • ・走行時間や走行距離の自動計算が可能となった
  • ・公用車運転後の社内からの日報提出が実現できた

参考:kintone公式サイト「導入事例|神戸市役所 様の導入事例

神戸市役所様においては、これまで公用車の管理台帳や日報をExcelや紙で管理し、処理に膨大な時間を要していました。とくに年間約5,000枚にもなる運転日報は、紙で管理していたこともあり、確認漏れによる車検切れなどのリスクがある状態でした。

勉強会を機にkintoneやトヨクモの連携サービスを導入し、運転日報や車の管理台帳をkintoneへ移行したことで、車検証や自賠責保険などの書類をPDFデータでアップロードできるようになり、走行時間や走行距離の自動計算も可能となりました。

自治体画像2

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|神戸市役所 様の導入事例」

車検や点検満了日のリマインドメールの自動送信も設定することで、車検の確認漏れのリスクをなくす仕組みを作っています。結果として、膨大な量の紙の運転日報はほぼゼロとなり、毎月のファイルの入れ替え作業や紙の回覧、押印の手間、紙からExcelの転記などの作業が削減されました。

Excelや紙の管理を止めてkintoneへ移行したことで、業務効率が向上した事例です。

2万件を超える申請業務をkintoneで一括管理|愛知県庁

自治体画像3

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|愛知県庁 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 愛知県庁
業務内容 自治体業務
kintoneの主な利用用途 助成金申請システム基盤
導入規模 3,000名以上
導入ツールやサービス   
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社
  • kViewer(ケイビューワー):トヨクモ株式会社
  • krewData:メシウス株式会社
  • krewDashboard:メシウス株式会社

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

Excelで行っている給付業務の情報管理や郵送、情報共有の仕組み作り

<現状>

  • ・2万件を超える申請の情報管理を実現するExcelに変わる基盤が必要
  • ・申請対応は郵送で行っている
  • ・複数セクションにおける円滑な情報共有を実現したい
  • ・新たなシステム基盤への移行のタイムリミットが数週間 など
導入の決め手
  • ・他の自治体での稼働実績
  • ・構築までのリードタイムや社内の実績
  • ・サイボウズとの協力体制も加味
取り組み内容 Excelで行っていた台帳管理をkintoneへ移行

  • ・環境構築をクラウドサービス導入支援業者に依頼
  • ・約2週間で電子申請から振込データ作成までをアプリ化
  • ・申請に関する窓口サポートの予約管理もkintoneで実現
導入後の効果 kintoneで2万件を超える申請情報の一括管理が可能となる

  • ・関係者500名ほどがkintoneで情報共有
  • ・複数セクションにおける連携が可能となり工数削減につながる

参考:kintone公式サイト「導入事例|愛知県庁 様の導入事例

愛知県庁様の事例では、従来Excelで行っていた台帳管理をkintoneに移行したことで「給付業務の電子申請から銀行へ送付する振込データ作成までの一連の流れをアプリ化」することに成功しました。

kintone連携サービスの「FormBridge」で事業者からの申請を受け付けると、kintoneにレコードが登録されます。kintone上で審査状況を確認できる状態で審査が進み、審査を通過したら振込データを別アプリで作成し、CSVで銀行側にデータを送付すると事業者に協力金が振り込まれる流れです。

kintone連携サービスの「krewData」で、全体の進捗状況や統計情報の集計を行い、作業件数や支給額の確認は「krewDashboard」でダッシュボードやグラフで管理しています。

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▲出典:kintone公式サイト「導入事例|愛知県庁 様の導入事例」

申請業務における窓口やコールセンターなど、複数のセクションともkintoneの画面上でリアルタイムで情報共有が可能となりました。申請窓口の対応履歴をコールセンターでも把握でき、過去の申請状況も確認できることで、事業者への一貫性のある対応につながっています。

情報をkintoneでまとめて管理することで、二重入力の防止や情報の蓄積による審査のスピードアップも実現しました。情報管理における正確性の向上や複数拠点の連携が可能となったことで工数削減につながった事例です。

テレワークに向けたIT環境の整備|瀬戸内市 企画振興課

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▲出典:kintone公式サイト「導入事例|瀬戸内市 企画振興課 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 瀬戸内市 企画振興課
業務内容 自治体業務
kintoneの主な利用用途 遠隔地同士のテレワーク基盤,コミュニケーション,企業間のやりとり,進捗管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス        kintone

※導入支援を利用

導入前の課題と現状 <課題>

移住者を増やすためのテレワークに向けたIT環境の整備

<現状>

  • ・タスク管理や納品物管理など、業務フローごとに仕組みが必要
  • ・遠隔地をつなぐコミュニケーション基盤の整備
導入の決め手
  • ・クラウド環境で活用できること
  • ・作業やメールでツールを使い分けずにすむ
  • ・テレワーカーごとにアクセスできる環境を制御できるセキュアな環境
取り組み内容 テレワーク環境の整備

  • ・IDの権限設定によって自分のタスクのみ確認できるようにした
  • ・タスク管理アプリに依頼内容をに起票する仕組み
  • ・進捗状況報告は作業日報アプリに記載してもらう
  • ・就労予定アプリに作業予定を書き込む
  • ・Windowsアップデートやアンチウイルスでのスキャンの確認に使うセキュリティチェックアプリを作成
導入後の効果 移住者へのテレワーク環境の提供が可能となった

  • ・操作手順のレクチャー不要でテレワーカーに使ってもらえる
  • ・タスク管理や作業日報を中心に kintone を活用
  • ・今後は依頼する仕事量や幅を広げていく予定

参考:kintone公式サイト「導入事例|瀬戸内市 企画振興課 様の導入事例

瀬戸内市の企画振興課様の事例では、移住者向けのテレワーク環境の整備のため、kintoneを導入しています。作業の進捗や業務相談などをまとめて管理できるクラウド基盤として、kintoneが採用されました。

質問から納品までkintoneで管理することで、メールの誤送信やテレワーカーごとに業務にアクセスできるため、セキュリティの観点からも安心して活用できます。結果として、瀬戸内市の定住促進に向けて、テレワーク環境の提供を実現できました。

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▲出典:kintone公式サイト「導入事例|瀬戸内市 企画振興課 様の導入事例」

医療および福祉におけるkintone活用事例

医療および福祉におけるkintoneの活用事例では、現場の業務効率が格段にあがり、リアルタイムで情報共有できることで患者に人たちへの質の高いサービスが実現できています。

【医療および福祉のkintone活用事例】

  • 多職種の連携システムの実現と僻地の運営改革に成功|ゆうの森
  • 外部から患者の記録へアクセスする手段を構築|はくちょう訪問看護リハビリステーション
  • 自立支援の仕組みづくりと情報共有が課題|ティー・ケイ・オー ひだまりの郷南前川

多職種の連携システムの実現と僻地の運営改革に成功|ゆうの森

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▲出典:kintone公式サイト「導入事例|ゆうの森 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 医療法人ゆうの森
業務内容 医療介護まで一体化した在宅専門クリニックの診療と過疎地域での診療所の運営
kintoneの主な利用用途 多職種連携での情報共有を実現する患者さまの情報共有システム
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス     kintone
導入前の課題と現状 <課題>

医療や介護の現場における情報共有のタイムラグと、僻地の診療所の経営赤字

<現状>

  • ・従来のオンプレミス型システム「Access」では外部からのアクセスが困難
  • ・患者のケア方針や記録の共有が遅れ、スタッフの負担が増大
  • ・片道100kmの僻地の診療所に医師を常駐させるため年間3,000万円の赤字が発生
導入の決め手
  • ・簡単に作れて、使う側も簡単なツール
  • ・すべての記録がいつでも見れること
  • ・広域で患者情報の共有ができること
取り組み内容 Accessで運用していた患者情報管理をkintoneへ移行し、クラウド化

  • ・約2か月で患者基本情報やケア記録を管理するアプリを再構築
  • ・医師や看護師、ヘルパーなどの関係者がリアルタイムに情報入力や閲覧できる環境を整備
  • ・都市部のクリニックと僻地の診療所の情報をkintoneで一本化
導入後の効果 情報共有の即時化でチーム医療の質が向上し、僻地の医療の黒字化を達成

  • ・患者やケア方針のリアルタイムの共有ができ医師の常駐が不要になる
  • ・日替わり派遣で質の高い医療提供が可能になった
  • ・僻地の診療所がわずか4ヶ月で黒字化し、持続可能な医療体制を確立
  • ・スタッフの残業削減やワークライフバランスの改善に寄与

参考:kintone公式サイト「導入事例|ゆうの森 様の導入事例

医療法人ゆうの森様の事例では、Microsoft Accessで管理していた患者情報をkintoneに移行したことで「場所や時間を問わず、多職種がリアルタイムで連携できる地域包括ケアシステム」を構築することに成功しました。

医師や看護師、薬剤師、ヘルパー、ケアマネジャーなど異なるスタッフがそれぞれの端末から、kintone上の「患者情報共有アプリ」にアクセスすることで、バイタルデータや申し送り事項を即座に共有できます。

特に画期的だったのは、片道100km離れた僻地の診療所の運営改革です。kintoneで都市部の本院と情報を同期させることで特定の医師の常駐が不要となり、複数の医師が日替わりで担当してもスムーズな診療継続を実現しました。

結果的に、人件費などのコスト構造が改善され、年間3,000万円の赤字だった診療所がわずか4か月で黒字化を達成しました。情報をkintoneに集約したことで、多職種間における連携が可能となり、僻地の診療所の経営回復につながった事例です。

外部から患者の記録へアクセスする手段を構築|はくちょう訪問看護リハビリステーション

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▲出典:kintone公式サイト「導入事例|医療法人社団福寿会はくちょう訪問看護リハビリステーション 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 医療法人 社団福寿会 はくちょう訪問看護リハビリステーション
業務内容 訪問看護
kintoneの主な利用用途 顧客管理、訪問実績管理、コミュニケーション
導入規模 1,000〜3,000名
導入ツールやサービス     kintone
導入前の課題と現状 <課題>

訪問先を回る際に患者の記録へ外部からアクセスできる手段が必要

<現状>

  • ・手書きの記録をPCに転記するのに毎日1時間費やす
  • ・Pnote’sに登録された情報を現場から閲覧できる環境がない
  • ・個人情報である紙のファイルの持ち出しは、情報統制上の課題があった
導入の決め手
  • ・情報セキュリティを担保した状態で、外部に必要な情報だけを提供できる
  • ・CamiAppSと連携できるツールであること
取り組み内容 CamiAppSに手書きで記録後、スマホからkintoneへアップロードしてPnote’sにデータが保存される仕組みを構築

  • ・情報の修正はPnote’sで行い、リアルタイムでkintoneにアップロードされる
  • ・看護師が持っているスマホから看護に必要な情報を閲覧できる
  • ・請求に必要な情報だけをPnote’sからPrimeCareに送れる
導入後の効果 kintoneとCamiAppSの連携で工数削減に成功

  • ・報告書への転記作業が不要になった
  • ・ファイル紛失などの情報漏洩のリスクが軽減
  • ・現場からスマホで病状の記録や閲覧が可能になった

参考:kintone公式サイト「導入事例|医療法人社団福寿会はくちょう訪問看護リハビリステーション 様の導入事例

はくちょう訪問看護リハビリステーション様では、訪問看護の記録が紙・手書きで行われていたため、看護師が毎日約1時間を転記作業に費やしていました。訪問先に持ち出す患者情報が記されたカルテは、紙のファイルのため、件数が多い分手間がかかるだけでなく、セキュリティ的に懸念もあります。

デジタル化を機に、基幹システムと連携できるkintoneを導入し、セキュリティ上の安全を保ったまま現場からの情報確認が可能となりました。手書きの情報をスマホからアップロードし、転記不要の仕組みを実現したのです。

自立支援の仕組みづくりと情報共有が課題|ティー・ケイ・オー ひだまりの郷南前川

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▲出典:kintone公式サイト「ティー・ケイ・オー ひだまりの郷南前川 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 デイサービスセンター ティー・ケイ・オー ひだまりの郷南前川
業務内容 介護、デイサービス
kintoneの主な利用用途 顧客管理、データ集計、名簿管理、勤怠管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス    

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

利用者の自立支援に向けた仕組みづくりとスタッフ間の情報共有

<現状>

  • ・送迎時に利用者の希望を聞いて予定を決める仕組みがない
  • ・紙やExcelにおける重複入力やデータの利活用ができていない
導入の決め手
  • ・前職のkintoneの活用経験
  • ・半年までの短期間で仕組みを稼働させる必要があった
  • ・自社ならではの仕組みづくりが必要
取り組み内容 60を超える豊富なアプリを作成

  • ・「名刺管理」「報告・連絡・相談」「利用者カルテ」などのアプリを作成
  • ・Tableauとの連携で利用者の家族に日々の利用状況を可視化
  • ・ITに詳しくないスタッフでも使いこなせるように音声入力やショートカット用のアイコンを活用
  • ・QRコードで入力画面を表示
導入後の効果 柔軟な働き方や情報共有のスピード向上につながる

  • ・90分かかっていたバイタルの記録が30分に削減
  • ・自宅で作業ができるようになり、子供の急な発熱に対応できる

参考:kintone公式サイト「ティー・ケイ・オー ひだまりの郷南前川 様の導入事例

デイサービスセンターひだまりの郷南前川様では、介護記録や支援内容を職員やケアマネージャーなどの関係者がそれぞれ紙やExcelで管理しており、全体の状況把握を円滑にすることが課題でした。転記作業や必要な情報を探すのにも余計な時間がかかり、現場業務の負担となっていたのです。

新たな仕組みとしてkintoneを導入し、利用者情報を一括で管理できるアプリを作成しました。スマホから直接入力できるようにすることで転記の手間をなくし、誰もが内容を確認できます。

ITに詳しくない人にも使ってもらえるように音声入力やアイコンを活用するなどの工夫も行っています。情報共有のスピードが向上したことで、スタッフが必要な業務に集中できる環境が生まれ、利用者のケア品質向上につながった事例です。

製造業におけるkintone活用事例

製造業におけるkintoneの活用事例では、納期や工程進捗の管理、本社と現場との情報共有など、製造業ならではの課題を解決しています。

【製造業のkintone活用事例】

  • 業務進捗の可視化で正確な納期見積もりと大幅な納期短縮を実現|京屋染物店
  • kintoneのアプリで図面や工数を一元管理しExcelから脱却|院庄林業
  • SFAとして導入したkintoneの運用方法が課題|アイホン

業務進捗の可視化で正確な納期見積もりと大幅な納期短縮を実現|京屋染物店

京屋染物店画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|京屋染物店 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社京屋染物店
業務内容 半纏(法被)・浴衣などの祭用品、伝統芸能衣装のオリジナル製作やテキスタイルデザイン、染色、和裁・洋裁など
kintoneの主な利用用途 受注から請求までの販売管理・進捗管理 部署間での情報共有
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • レポトン(株式会社ソウルウェア)

※導入支援を利用

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

各部署の業務進捗の可視化や部署や従業員間の情報共有

<現状>

  • ・「営業、デザイン、染色、縫製」の4部署がバラバラに機能しており、全体の進捗が見えない
  • ・顧客からの納期問い合わせに対し、確認に時間がかかり即答できない
  • ・全体の進捗が把握できない
  • ・100万円の費用をかけてITシステムを導入したものの現場で使われない
導入の決め手
  • ・同じ東北地方の株式会社ヤマウチのkintone活用事例を知る
  • ・トップダウンではなく、現場の声を反映できるシステムであること
取り組み内容 受注から納品までの全工程をkintoneで一元管理

  • ・「顧客台帳」「受注管理」などを中心に計13個のアプリを作成
  • ・「販売管理」アプリで、見積や請求管理、帳票作成を行う
  • ・「案件管理」アプリで案件ごとに、現在の工程(デザイン中、染色中など)を可視化
  • ・タブレットを導入し、それぞれの作業場で図面や指示書を確認できる環境を整備
導入後の効果 大幅な納期の短縮につながり、繁忙期の売上が例年の1.5倍を実現

  • ・短い納期の注文を受注できるようになった
  • ・余計な在庫の削減
  • ・部署をまたいだ話し合いがすぐにできるようになった
  • ・他の部署との協力体制が生まれた
  • ・夜中まで行っていた残業がゼロになった

参考:kintone公式サイト「導入事例|京屋染物店 様の導入事例

老舗の染物工場である株式会社京屋染物店様では、営業・デザイン・縫製・染色の4部署体制となったものの、各工程の進捗や作業量が把握しづらく「納期は余裕を見た長めの設定にするしかない」「急ぎの注文には対応できない」という課題を抱えていました。

この状況を打破するため、kintoneを導入し、受注から納品までを一連の流れでアプリ化し、各部署の進捗の可視化 と部署や従業員間のスムーズな情報共有を実現しました。

京屋染物店画像2

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|京屋染物店 様の導入事例」

全体の進捗状況か可視化できたことで、今まで工数の見積もりが難しく大きく見積もっていた案件でも、正確な納期の見積りとスピーディーな対応が可能となっています。スムーズな情報共有や工程管理により、残業もなくなりました。

kintoneを導入したことで、業務効率が向上し、例年の1.5倍の過去最高売上を達成した事例です。

kintoneのアプリで図面や工数を一元管理しExcelから脱却|院庄林業

院庄林業画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|院庄林業 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 院庄林業株式会社
業務内容 集成材、製材、プレカット材の製造販売、住宅資材販売および建築・リフォームなど
kintoneの主な利用用途 生産管理、案件管理、工数管理、ワークフロー(申請業務)など
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス    

※導入支援を利用

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

作り込まれたExcelのメンテナンスの負荷やファイル破損のリスク

<現状>

  • ・ファイルを開くのに時間がかかる
  • ・ファイルの破損リスクがある
  • ・複数部門の同時編集ができない
  • ・複雑なマクロによりメンテナンスの担当者が属人化
導入の決め手
  • ・ノーコードで現場の要望に応じてすぐにアプリを変更できる
  • ・「アプリ」という響きがITに苦手意識があるメンバーにも展開しやすい
取り組み内容 生産プロセスや情報管理の基盤としてkintoneを活用

  • ・作業内容やトラブル内容などを入力して出来高が自動計算される「生産日報」アプリを作成
  • ・「受付表」アプリで顧客情報や注文の加工内容、数量や納期などを管理
  • ・「出荷表」アプリで受付表アプリと連携してトラックの手配を行う
  • ・出勤管理や有給申請などの勤怠管理もkintoneでまとめて管理
  • ・申請業務やマニュアルもすべてkintoneで管理
導入後の効果 場所を問わずに状況把握が可能となり、事務作業時間の短縮にも成功

  • ・事務所に戻って進捗の確認する時間がくなった
  • ・毎日3時間かかっていた事務担当者の入力が20分で完了
  • ・外出により申請業務の承認が滞ることがなくなった
  • ・Excelが壊れたときの修復作業が不要になった

参考:kintone公式サイト「導入事例|院庄林業 様の導入事例

院庄林業株式会社様では、受注や出荷などの情報を大容量のExcelファイルで管理していました。そのため、ファイルが肥大化し「開くのに時間がかかる」「破損リスクがある」「複数部門の同時編集ができない」といった課題がありました。

ファイルのメンテナンスや管理の負担をなくすためkintoneを導入し、受注管理や出荷管理、生産日報、勤怠、ワークフローなどの業務をkintoneへ移行しました。

その結果、Excelファイルで毎日3時間かかっていた入力作業がおよそ20分に短縮され、属人化していた管理体制の改善につながりました。場所を問わずに業務情報の把握や入力をできる基盤が整備されたことで業務連携がスムーズになり、業務効率化を実現した事例です。

SFAとして導入したkintoneの運用方法が課題|アイホン

アイホン画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|アイホン 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 アイホン株式会社
業務内容 インターホン専門メーカー
kintoneの主な利用用途 稟議書、SFA
導入規模 1,000〜3,000名
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • krewSheet(メシウス株式会社)
  • gusuku Customine(アールスリーインスティテュート)
  • PrintCreator(プリントクリエイター):トヨクモ株式会社

※導入支援を利用

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入の課題と現状 <課題>

 kintoneを導入したが各現場でアプリが乱立し、異なる複数のアプリへの入力が必要な状況

<現状>

  • ・使いづらいkintoneに現場からクレームや辛辣なコメントが大多数を占める
  • ・会議のたびに複数のアプリを開かないといけない
  • ・改善しようにも、プラグインやカスタマイズの予算は限られている
再構築きっかけ
  • ・営業と顧客とのやりとりの履歴や資料の共有のためkintoneを導入
  • ・kintoneのどこが使いづらいのか現場でヒアリング
  • ・一覧画面からの直接編集ができるプラグインを導入し、好評を得る
  • ・稟議書のハンコレス化をkintoneで実現し評価される
取り組み内容
  • ・不要な項目の削除のため、すべてのデータを目視で確認できるようにした
  • ・表示項目を簡素化し、案件情報と活動履歴を一画面に表示
  • ・販売先別にアプリが異なるものはプラグインを使って一つのアプリへ統合
再構築後の効果 kintoneによるSFAの改善と運用が実現

  • ・開発依頼を受ける際は、要望とゴールイメージを共有する
  • ・アプリの仕様の検討後、ゴールイメージに対して最適な提案をする
  • ・要望のままに作らない

参考:kintone公式サイト「導入事例|アイホン 様の導入事例

アイホン株式会社様の事例では、SFA(営業支援システム)や稟議フローの運用改善を目指し、kintone環境の再構築を行いました。当初は現場でアプリが乱立し、入力や確認の手間から「使いづらい」といった厳しい意見が多く挙がっていましたが、現場へのヒアリングを重ねて課題を特定しました。

再構築においては「krewSheet」プラグインを活用し、一覧画面での直接編集や、案件情報と活動履歴を一つの画面に表示させることに成功しました。販売先ごとに分散していたアプリは一つに統合し、不要な項目を削除したため必要な情報だけを確認できます。

kintoneのSFA運用を定着させるために、単なる現場の要望の反映ではなく、ゴールイメージを共有した上で最適な提案を行った事例です。

建設業におけるkintone活用事例

会社と現場間のリアルタイムな情報共有や、現場写真の記録など、建設業ならではの課題を解決した事例を紹介します。

【建設業のkintone活用事例】

  • 記録管理を一元化して現場で業務が完結できる環境を整備|住友不動産
  • 協力会社70社との情報共有と施工管理を効率化|イー住まい
  • 超アナログな業務をデジタル化して大幅なコスト削減に成功|ダイワ

記録管理を一元化して現場で業務が完結できる環境を整備|住友不動産

住友不動産画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|住友不動産 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 住友不動産株式会社
業務内容 ビルの開発・賃貸、マンション・戸建受託の開発・分譲など
kintoneの主な利用用途 工数管理、顧客管理、企業間のやりとり
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス kintone

※導入支援を利用

導入前の課題と現状     <課題>

品質管理の向上と記録管理の業務効率化

<現状>

  • デジカメで撮影したものをオフィスのファイルサーバーへ保存
  • ・工事の施工管理の品質が各工事担当者の経験やスキルに依存
  • ・工事担当者は物件の情報が書かれた製本図を持ち歩く必要があった
導入の決め手
  • ・iPadを利用した仕組みづくりに最適
  • ・現場で改善しながら使っていけるようなツールであること
取り組み内容 「本社用」「工事長用」「担当者用」など属性ごとにアプリを作成

  • ・マスター系のアプリも作成
  • ・写真アプリも工程ごとにアプリが用意されている
  • ・ファイルサーバーとの連携で現場の写真を保存する仕組み実装
  • ・図面の変更点や是正指示を書き込める機能も実現
導入後の効果 kintone上で情報が一元管理され、迅速に図面や写真を確認できる

  • ・過去の履歴や情報把握が素早くできるようになった
  • ・製本図もiPadから確認可能
  • ・担当の物件一覧がその場で確認できる
  • ・コミュニケーション基盤としても活用
  • ・写真の保存は現場で完結できる

参考:kintone公式サイト「導入事例|住友不動産 様の導入事例

住友不動産株式会社様では、これまで各現場で撮影された施工写真や是正指示、図面や書類が分散管理されており「現場で最新の図面を確認できない」「過去のやり取りや写真がすぐ出てこない」といった問題が頻発していました。

担当者や現場、協力会社によっても管理方法がバラバラで、属人的な運用が品質のバラつきを生んでいました。

品質向上と業務効率化のため、同社は kintoneを採用し、タブレットやスマートフォンから図面や写真をアップロードして閲覧できるクラウド基盤を構築しました。

その結果、写真や図面、変更履歴などのデータが1つのプラットフォームで整理され、担当者に依存しがちだった品質管理から脱却し、情報の更新や協力会社との連携がスムーズになりました。

また、kintone上で情報が一元管理されたことで、図面や写真などの記録の確認を迅速に行えるようになり、業務効率も向上しています。

協力会社70社との情報共有と施工管理を効率化|イー住まい

イー住まい画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|イー住まい 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社イー住まい
業務内容 注文住宅の施工
kintoneの主な利用用途 業者間のコミュニケーション・邸宅の施工管理・入出金管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス     kintone

※導入支援を利用

導入前の課題と現状 <課題>

協力会社の職人さんとの連絡手段を統一と、報告や支払い管理の効率化

<現状>

  • ・施工図面の共有電話FAXメール一部LINEなど連絡手段がバラバラ
  • ・入出金の日時や取引額を正確に網羅的な管理ができる仕組みが必要
導入の決め手
  • ・現場でも使えるモバイル端末に対応している
  • ・自由度が高く、必要な機能を追加してやりたいことを実現できる
取り組み内容 協力会社20数社間と全体の進捗を把握する仕組みを作成

  • ・「工事写真帳」アプリで工事の報告と品質管理を実施
  • ・「納品書専用」アプリを開発し、工事の区切りごとに納品書を提出してもらう運用を取り入れる
導入後の効果 協力会社70社とのスムーズな連携が可能

  • ・関係者全員が施工図面や工事の変更点などの情報をスマホでリアルタイムに共有可能
  • ・告知や連絡事項もゲストスペース(※1)で行える
※1 ゲストスペース:kintoneアカウントを持っていない社外の人とも情報共有できる場所

参考:kintone公式サイト「導入事例|イー住まい 様の導入事例

株式会社イー住まい様では、注文住宅の施工における協力会社との連絡手段が電話やFAX、LINEなどでバラバラになっており、情報共有や入出金管理の効率化が課題でした。

協力会社と円滑に連携できる仕組みを作るため、モバイル対応が可能で、自社の業務に合わせた機能を追加できるkintoneを導入しました。

具体的には、協力会社との進捗状況を共有するため、ゲストスペースを活用して「工事写真帳」アプリから工事の報告や品質管理を行っています。また「納品書専用」アプリを開発して工事の区切りごとに納品書を提出してもらう運用も新たに取り入れています。

結果として、協力会社70社とのスムーズな連携が可能となり、施工図面や工事の変更点などの最新情報を、関係者全員がスマホからリアルタイムに確認できるようになりました。連絡手段の統一と情報の見える化により、現場の業務効率化を実現しています。

超アナログ業務をデジタル化して大幅なコスト削減に成功|ダイワ

ダイワ画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|ダイワ 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社ダイワ
業務内容 仮設足場事業
kintoneの主な利用用途 車両管理、入金管理、採用管理、訪問管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス     kintone
導入前の課題と現状 <課題>

紙やFAX、Excelを使った超アナログで非効率な情報の共有や管理

  • <現状>
    ・トラック200台の所在確認やコスト管理を手作業で行ている
  • ・レポート作成に半日かかっていた
  • ・入金確認は紙に出力してFAXで突き合わせるなど非効率だった
  • ・採用応募の管理ができておらず、求人媒体の効果測定が不明確だった
導入の決め手
  • ・IT初心者でもExcelからアプリを作れて、自分でも使えそうだと感じた点
  • ・直感的に操作でき、課題解決のイメージが湧いたこと
取り組み内容
  • 福利厚生の一環であるチケット申請など「社員が得するアプリ」を作成
    ・展示会の集客状況をグラフ化してトップページに掲示して全社浸透を図る
  • ・車両管理、入金消込(CSV連携)、採用プロセス管理をアプリ化した
導入後の効果 大幅な業務時間の短縮とコスト削減に成功

  • ・車両コスト管理のレポート作成時間が「半日から10分以下」に激減
  • ・採用媒体ごとの効果の可視化と不要な媒体抑制により年間約200万円のコストダウンを実現
  • ・入金管理のペーパーレス化や、高校訪問履歴の共有により属人化解消

参考:kintone公式サイト「導入事例|ダイワ 様の導入事例

株式会社ダイワ様では、仮設足場事業における情報の共有や管理の非効率さが課題でした。特に200台あるトラックの所在確認やコスト管理は手作業で行われ、レポート作成に半日を要し、求人媒体の効果測定も不明確な状態でした。

課題を解決するために、IT初心者でも直感的に操作でき、Excelから手軽にアプリを作成できるkintoneの導入を決意します。kintone導入後は、紙やFAXで管理していた車両管理や入金消込(CSV連携)、採用プロセス管理をアプリ化し、業務基盤を整えました。

結果として、車両コスト管理のレポート作成時間が「半日から10分以下」に激減するなど、大幅な業務時間の短縮に成功しました。採用管理においても媒体ごとの費用対効果が可視化され、不要な出稿を抑制したことで年間約200万円のコストダウンを実現しています。

卸売業および小売業におけるkintone活用事例

卸売業および小売業の活用事例では、発注や在庫の管理、顧客対応履歴の管理などの課題を解決した事例を確認できます。

【卸売業および小売業のkintone活用事例】

  • 残発注の一元管理によりExcel管理の煩雑さと属人化解消|BALS
  • 個別管理による属人化の解消と新たな顧客接点の創出|東急百貨店
  • kintoneの運用の自走化で業務課題解決|渋谷レックス

残発注の一元管理によりExcel管理の煩雑さと属人化解消|BALS

バルス画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|バルス 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社BALS
業務内容 Francfrancをはじめとする6ブランドでのインテリアや雑貨の小売販売事業
kintoneの主な利用用途 発注残管理システムなど
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • ・DataSpider(データ連携ソフトウェア)

※基幹システムとの連携に使用

導入前の課題と現状 <課題>

Excelとメールによる発注残管理と情報のタイムラグ

<現状>

  • ・8,000点もの商品情報をExcelで管理
  • ・商社とのやり取りが週1回に限られ、最大1週間の遅延が発生していた
  • ・担当者ごとにExcelが分断され業務が属人化
  • ・ビジネスモデルの変化(SPA型への転換)に既存の基幹システムが追いつかず、改修には多額の費用と時間がかかる状態
導入の決め手
  • ・低コスト
  • ・すぐに業務を改善できるスピード感
  • ・基幹システムと連携できる
  • ・企業間で使える
取り組み内容 Excelで行っていた「発注残管理」をkintoneアプリ化

  • ・取引先の商社担当者にもkintoneアカウントを付与し、納期回答を直接入力してもらう運用に変更
  • ・DataSpiderを活用し、基幹システムの商品コードを入力するだけで商品名や価格がkintoneに自動反映される仕組みを構築
導入後の効果 納期情報のリアルタイム共有と店舗運営の効率化

  • ・情報の更新頻度が「週1回」から「毎日(リアルタイム)」になり、納期の把握が正確になった
  • ・店舗へ正確な納期が明確になり、売り場の展開プランを練る時間の確保ができた
  • ・注力商品や販売時期などの付加情報の共有が可能となった

参考:kintone公式サイト「導入事例|バルス 様の導入事例

株式会社BALS様の事例では、Excelで行っていた約8,000点におよぶ商品の発注や納期管理をkintoneへ移行し、リアルタイムな情報共有や店舗運営の効率化を実現しました。リアルタイムな情報共有が可能となったため、課題の1つだった業務の属人化も解消されています。

これまでExcelで行っていた発注残管理をkintoneアプリ化することで、納期の変更や発注状況などの情報を関係者がクラウド上で共有できるようになりました。取引先の商社担当者との共有では、アカウントを付与して納期回答を直接入力してもらう運用に変更をしています。

また、納品管理アプリの利便性を高めるために「DataSpider」を活用し、基幹システムと連携して商品コードを入力するだけで詳細情報が自動反映される仕組みを構築しました。プラグインを使って低コストや構築期間の低減を実現しています。

kintoneを導入した結果、 注力商品などの付加情報も共有可能となり、店舗運営の効率化だけでなく、商社との強い連携と販売戦略の強化につながっています。

個別管理による属人化の解消と新たな顧客接点の創出|東急百貨店

東急百貨店画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|東急百貨店 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社東急百貨店
業務内容 百貨店業
kintoneの主な利用用途 顧客情報管理・日報報告書・受注管理・マーケティング施策管理・eラーニング
導入規模 1,000〜3,000名
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社
  • kViewer(ケイビューワー):トヨクモ株式会社

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

アナログな営業活動とスマホやPCにおけるデジタル接点の創出

<現状>

  • ・詳細なお客様情報を顧客台帳に記録していたが有効活用しにくい状況
  • ・属人的な管理で引き継ぎのスピードや柔軟性に課題
  • ・コロナ禍によりリアルな店舗でお客様との接点が取りづらい
導入の決め手
  • ・手軽なコスト
  • ・スマートフォンやタブレットからも利用できる
  • ・プログラミング知識のない現場担当者がアプリを作り、改善できる
取り組み内容 「顧客カルテ」アプリを作成してお客様の情報を一元管理

  • ・「食料品即配システム」をkintoneで構築しお客様1人1人に合うサービスを提供可能になる
  • ・kintoneを使って配車予約から商品のピッキング、配送までが円滑になる
  • ・kintoneで内部統制系のテストをeラーニング化
導入後の効果 業務効率の向上と潜在的なお客様へのアプローチが可能となる

  • ・「顧客カルテ」アプリの情報から、潜在的なニーズを発見
  • ・eラーニングで受講率100%を達成
  • ・メールマガジンの配信やアンケート調査などマーケティング施策も実施

参考:kintone公式サイト「導入事例|東急百貨店 様の導入事例

株式会社東急百貨店様の外商事業部では顧客管理の属人化が課題となっており、担当者の異動の際に組織全体で状況を把握しきれていませんでした。1人100名超の情報を個別管理していたため、引継ぎの体制を急ぎ整える必要がありました。

そこで、kintoneを活用して「営業カルテアプリ」を構築し、顧客情報や提案履歴を外出先からでも一元的に入力、共有できるモバイル環境を整備しました。「営業カルテアプリ」を使うことで、担当者間の円滑な情報連携と可視化を実現しています。

情報の共有で顧客管理の属人化がなくなり、過去の履歴に基づいた高度な提案やデジタルにおける接点創出など、データ活用による営業の質が向上しました。組織全体で顧客理解を深める基盤が整い、eラーニングの導入で、社員の情報セキュリティーに関するリテラシーの底上げにもつながっています。

kintoneの運用の自走化で業務課題解決|渋谷レックス株式会社

渋谷レックス株式会社画像1

▲出典:サイボウズ東北公式サイト「活用物語|渋谷レックス株式会社」

【kintone活用事例の概要】

会社名 渋谷レックス株式会社
業務内容 卸売業(菓子卸売業、小売、物流、商品企画開発、海外貿易など)
kintoneの主な利用用途 日報、勤怠・稟議申請、ETCカード管理、お客様の声管理
導入規模 50~99名
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社
  • kViewer(ケイビューワー):トヨクモ株式会社

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

※導入支援を利用

導入前の課題と現状 <課題>

既存の日報ツールの形骸化と、紙業務による物理的な負担

<現状>

  • ・既存のクラウドサービスは費用対効果に疑問があった
  • ・日報はただ書くだけで内容が全体で共有できていない
  • ・勤怠や稟議などの申請が紙媒体で、保管用キャビネットがオフィスを圧迫していた
  • ・承認をもらうために上長の隙間時間を見計らう必要があり、精神的なハードルとなっていた
導入の決め手
  • ・会社の未来を見据えた役員主導の「DX推進と紙文化からの脱却」
  • ・信頼できるパートナー(東北コピー販売)による提案と支援体制
取り組み内容 導入体制の整備とアプリおよびスペース作成

  • ・経営方針発表会での全社周知
  • ・パートナーによる操作レクチャーの実施
  • ・担当者2名体制でアプリ作成スキルを習得
  • ・疑問点を即座に解決できる専用スペースを活用
  • ・「日報」「ETCカード貸出申請」「お客様の声」などのアプリの作成により情報共有とプロセス管理をデジタル化
導入後の効果 ペーパーレス化による環境改善と、前向きな企業風土の醸成

  • ・日報の内容を全体で共有できるようになった
  • ・大量のファイルを処分でき、キャビネットの少ない快適な環境を実現
  • ・申請業務が外出先から可能になり、上長への申請の心理的負担も軽減された
  • ・「お客様の声」が全社にリアルタイム通知されるようになり、改善に向けた議論が活発化
  • ・kintoneの成功体験により、新しいツールの受け入れ体制が円滑に整った

参考:サイボウズ東北公式サイト「活用物語|渋谷レックス株式会社

渋谷レックス株式会社様では、既存の日報ツールが形骸化しており、費用対効果に疑問を抱えていました。また、勤怠や稟議などの申請業務が紙媒体で行われていたため、保管用のキャビネットがオフィスを圧迫しており、承認を得るために上長のタイミングを見計らう心理的な負担も課題でした。

課題解決のためにkintoneを導入し、担当者2名がパートナー企業の支援を受け、kintoneの運用を自走可能にしました。具体的には、アプリ作成方法を学び、全社への説明会や操作レクチャーの実施、「日報」や「ETCカード貸出申請」「お客様の声」などのアプリの作成を行いました。

情報共有とプロセス管理のデジタル化に成功した結果、大量のファイルを処分により快適なオフィス環境を実現し、申請業務の承認依頼が容易となりました。また「お客様の声」が全社に共有されるようになり、改善に向けた議論の活発化や前向きな企業風土の醸成につながっています。

情報通信業におけるkintone活用事例

情報通信業におけるkintoneの活用事例においては、グループ会社を含む大規模な情報共有や、柔軟性と迅速な開発が求められる傾向があります。ここでは、代表する活用事例を3つ紹介します。

【情報通信業のkintone活用事例】

  • 2880時間の工数削減と残業時間の削減に成功|NECネッツエスアイ
  • 構想からわずか3か月での動画配信サービス立ち上げに成功|MBS毎日放送
  • バックオフィスの基盤として申請業務とタスク管理をkintoneで一括管理|メルカリ

2880時間の工数削減と残業時間の削減に成功|NECネッツエスアイ

NECネッツエスアイ画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|NECネッツエスアイ 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 NECネッツエスアイ株式会社
業務内容 調達業務
kintoneの主な利用用途 調達業務、取引先情報管理
導入規模 3,000名以上
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社
  • kMailer(トヨクモ株式会社)

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

※見積査定システムとの連携

導入前の課題と現状 <課題>

メール中心の見積依頼業務による多忙化と、取引先情報の属人化

<現状>

  • ・月600件の見積要求のメール処理により、ベテランバイヤーへの負担が集中
  • ・夕方に依頼が集中し、スピード対応のために残業が常態化
  • ・取引先情報が個人のメール内にあり、共有されていない
導入の決め手
  • ・API連携などの拡張性が高く、コストパフォーマンスが良い
  • ・調達部門のメンバーでも、自分たちでアプリの修正や改善ができる
  • ・社内のログ保存期間や権限設定などのクラウド利用要件を満たしていた
取り組み内容 見積依頼システムを構築し、FormBridge経由で全社からの依頼を一元化

  • ・「取引先アプリ」を作成して各取引先の特徴や過去履歴を共有
  • ・kMailerを活用して、取引先への見積依頼のメール作成と送信を自動化した
  • ・社内イベントを開催して利用促進と意識改革を図った
導入後の効果 年間2,880時間の工数削減と、調達業務の付加価値向上

  • ・見積依頼~回答の工数が1案件あたり4割改善
  • ・残業時間が体感で半減した
  • ・新人でも最適な取引先選定が可能になり、業務の属人化解消
  • ・進捗状況の自動通知により、電話やメールの問合せ対応が不要になった

参考:kintone公式サイト「導入事例|NECネッツエスアイ 様の導入事例

システムの企画から運用までを一貫して提供しているNECネッツエスアイ株式会社様は、月600件におよぶメールでの見積処理が原因で「ベテラン社員への業務の集中と残業の常態化」が課題となっていました。

最適な取引先選定情報も属人化しており、拡張性が高く現場で柔軟に改善できるkintoneの導入を決定しました。

NECネッツエスアイ画像2

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|NECネッツエスアイ 様の導入事例」

kintone導入後は、見積依頼システムの構築により「FormBridge」で全社からの依頼を一元化することに成功しました。また「kMailer」で取引先への依頼メールの自動送信や、「取引先アプリ」で取引先の特徴や履歴の共有、社内イベントの開催による利用促進と意識改革にも取り組みました。

結果として、見積依頼から回答までの工数が1案件あたり4割改善され、年間2,880時間の削減と残業時間の半減を実現しました。取引先情報の共有により業務の属人化が解消され、進捗状況の自動通知で問合せ対応も不要になるなど、調達業務の付加価値向上につながっています。

構想からわずか3か月での動画配信サービス立ち上げに成功|MBS毎日放送

MBS毎日放送画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|MBS毎日放送 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社毎日放送
業務内容 近畿広域圏を放送対象地域とするラジオ、テレビ放送事業者
kintoneの主な利用用途 定額制動画配信サービス「MBS動画イズム444」のコンテンツマネジメントシステム(CMS)としての活用
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス     kintone

※導入支援を利用

※AWSと連携

導入前の課題と現状 <課題>

後発参入の有料動画配信サービスにおいて、低コストかつ短期間で市場環境の変化に対応できる基盤が必要

<現状>

  • ・多額の初期投資や広告費をかける戦略は、関西市場では現実的ではない
  • ・従来のSIベンダーによる提案では開発が年単位となり、予算や工数が折り合わない
導入の決め手
  • ・スクラッチ開発に比べて工数と運用コストを大幅に圧縮できる点
  • ・「サーバーレス・アーキテクチャ」という新しい提案への共感
  • ・仕様変更に即座に対応できるkintoneの自由度の高さ
取り組み内容 kintoneを動画配信サービスのバックエンド(CMS)として採用

  • ・AWSと連携させて構築
  • ・アジャイル型開発を採用し、要件定義から開発までを短縮
  • ・JavaScriptカスタマイズで、kintone上のWeb画面プレビュー機能や視聴情報のグラフ表示などを実装
導入後の効果 構想からわずか3か月でのサービス立ち上げに成功

  • ・番組情報の項目追加などの仕様変更が、打ち合わせ中に設定完了するほど手軽になった
  • ・サーバーレス構成によりインフラの運用コストを大幅に削減し、高負荷にも強いシステムを実現
  • ・自分たちで管理できる領域が増え、スタッフがサイトに愛着を持って運営できるようになった

参考:kintone公式サイト「導入事例|MBS毎日放送 様の導入事例

株式会社毎日放送(MBS)様では、有料動画配信サービスの新規立ち上げにあたり、低コストかつ短期間で市場変化に対応できるシステム基盤が求められていました。そこで、AWSとkintoneを連携させたkintoneをコンテンツ管理システム(CMS)として活用しました。

開発とデザインを並行するアジャイル型で開発を進め「kintone上でWeb画面のプレビューができる機能」や「視聴情報のグラフ表示できる機能」などを実装して現場の利便性を高めました。

結果として、構想からわずか3か月でのサービス開始に成功し、インフラ運用コストの大幅な削減と、仕様変更に即座に対応できる柔軟な運用体制を実現しています。

バックオフィスの基盤として申請業務とタスク管理をkintoneで一括管理|メルカリ

メルカリ画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|メルカリ 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社メルカリ
業務内容 フリマアプリ「メルカリ」による事業展開
kintoneの主な利用用途 入社退社管理・各種申請業務
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス     kintone

※プラグインも活用

導入前の課題と現状 <課題>

申請手段の分散による管理の煩雑化と、急成長にともなう業務の抜け漏れや属人化の解消

<現状>

  • ・申請がメールやGoogleフォーム、Slackなどでバラバラで進捗確認に時間がかかっていた
  • ・毎月の業務量が増加し、個人の記憶や手作業に頼る管理に限界がきていた
導入の決め手
  • ・「まずは試す」企業文化に合い、迅速に導入と改善ができる点
  • ・開発経験がない担当者でも、既存アプリをもとに直感的にアプリを作成できる点
取り組み内容 入社退社手続きや備品発注、会場設営申請など約50個のアプリを作成して窓口を一本化

  • ・各部署のやるべき作業をプロセスごとにタスク化し、フローを整備
  • ・経理部門の請求書処理や立替申請にも活用し、電子帳簿保存法に対応
導入後の効果 バックオフィス業務の可視化と承認プロセスのスピード向上

  • ・全体の進捗が一目瞭然となり、タスクの抜け漏れや確認の手間が解消
  • ・情報がkintoneに集約され、属人化を防ぎコミュニケーションロスがなくなった
  • ・契約書確認やシフト管理など、他部門へも業務改善の輪が広がった

参考:kintone公式サイト「導入事例|メルカリ 様の導入事例

株式会社メルカリ様では、急成長にともなう入社対応や各種申請業務において、メールやチャットなど連絡手段が分散しており、対応の抜け漏れや進捗確認の手間が課題となっていました。

課題解決のため、開発経験がなくても柔軟にアプリを作成でき、迅速に業務改善ができるkintoneをバックオフィス基盤として採用を決定します。

入社退社管理や備品発注など約50のアプリを作成してプロセスを可視化した結果、タスクの抜け漏れや属人化が解消され、承認スピードの大幅な向上を実現しました。

宿泊および飲食サービス業におけるkintoneの活用事例

宿泊業や飲食業においては、お客様の問い合わせ管理をデジタル化して課題を解決している事例があります。

【宿泊および・飲食サービス業のkintone活用事例】

  • 問い合わせ窓口をkintoneで一元管理して業務を効率化│ロイヤルホテル
  • システムやExcelへの重複入力をなくすためにkintoneを導入|京王グループ
  • 問い合わせの対応漏れリスクをkintoneによる一括管理で改善│幸楽苑ホールディングス

問い合わせ窓口をkintoneで一元管理して業務を効率化│ロイヤルホテル

ロイヤルホテル画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|ロイヤルホテル 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社ロイヤルホテル
業務内容 リーガロイヤルホテルグループの運営
kintoneの主な利用用途 客室からの問合せ管理、HACCP(ハサップ)対応
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • direct(株式会社L is B)

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

客室対応の窓口が分散しており、フロントへの電話集中による対応遅延が懸念されていた

<現状>

  • ・組織改革で問い合わせ窓口を一本化
  • ・リクエストの記録と現場への伝達、進捗管理をできる仕組みが必要
導入の決め手
  • ・スマートフォンで利用できる
  • ・ITに慣れていない現場の人でも使いやすく、現場主導で改善できる
取り組み内容 ビジネスチャット「direct」で現場へ指示と完了報告を行う仕組みを構築

  • ・客室からのリクエストをkintoneに記録
  • ・よくある要望をプルダウン選択式にするなど、入力負荷を軽減
  • ・食品衛生管理(HACCP)の記録や通勤手段管理などほかの業務にも活用
導入後の効果 データ分析による人員配置の最適化とサービス品質の向上

  • ・リクエストの傾向を数字で把握できるようになった
  • ・経験や勘に頼らない最適な人員配置が可能になった
  • ・過去の利用履歴を即座に確認でき、顧客満足度の高い対応を実現
  • ・HACCP対応などの新しい業務にも現場主導でいち早く対応できた

参考:kintone公式サイト「導入事例|ロイヤルホテル 様の導入事例

株式会社ロイヤルホテル様の事例では、問い合わせ窓口をkintoneで一元化したことで、業務効率が向上しました。これまでは、客室対応の窓口が分散しており、フロントへの電話集中や対応遅れが課題となっていました。

組織改革による窓口一本化にともない「リクエスト内容の確実な記録」と「現場への迅速な指示」を実現するため、スマートフォンで操作しやすいkintoneと、外部サービスであるビジネスチャット「direct」の導入を決めます。

ロイヤルホテル画像2

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|ロイヤルホテル 様の導入事例」

kintoneで構築した仕組みでは、kintoneに記録した顧客からの要望をチャットで現場スタッフに通知し、作業完了報告をボタン一つで行えます。また、HACCP対応や通勤手段管理など、現場主導でさまざまな業務アプリも作成しました。

結果として、リクエストデータの分析により、経験や勘に頼らない最適な人員配置が実現しました。過去の利用履歴に基づいたきめ細やかなサービス提供も可能になり、顧客満足度の向上にもつながっています。

システムやExcelへの重複入力をなくすためにkintoneを導入|京王グループ

京王グループ画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|京王グループ 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 京王電鉄株式会社
業務内容 運輸業、流通業、不動産業、レジャー・サービス業など
kintoneの主な利用用途 全社共通業務を含む、グループ内での幅広い業務
導入規模 300〜1,000名
導入ツールやサービス    

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

導入前の課題と現状 <課題>

個別最適化されたシステムや「お化けExcel」の乱立による非効率

<現状>

  • ・重複入力や紙台帳により生産性が低く、顧客対応も遅延が生じる
  • ・新規システムへの予算確保が難しく、現場のマンパワーで乗り切っていた
  • ・kintone導入当初は機能不足や帳票の見づらさなどネガティブな声があった
導入の決め手
  • ・打ち合わせ中に目の前でアプリ作成や修正ができるアジャイル性
  • ・多数のアプリを作成すると、1アプリあたりの単価が非常に安価になる点
  • ・100点満点のシステムでなくとも、すぐに使えて改修しやすい点
取り組み内容 ユーザー自身がマニュアルを作成する運用を行う

  • ・グループ共通の「必須業務」をアプリ化し、利用のきっかけを作った
  • ・システム部門でマスターデータを管理
  • ・プラグインで使い勝手を向上
導入後の効果 現場主導の改善サイクルの確立と、グループ全体への自律的な展開

  • ・現場ノウハウの共有と可視化により顧客への迅速かつ真摯な対応が可能になった
  • ・グループ広報誌での紹介を機に、他部署やグループ会社からkintoneの導入相談が増加
  • ・アナログ業務のデジタル化が進み、働き方改革を実現する基盤となった

参考:kintone公式サイト「導入事例|京王グループ 様の導入事例

京王グループ様では、各部署で「お化けExcel」や個別システムが乱立し、重複入力や紙業務による生産性の低下が課題でした。予算制約がある中、打ち合わせの場でアプリを作成できるスピード感と、多数のアプリを安価に運用できるコスト面のメリットから、kintoneを採用を決定します。

バス事業から開始し、ユーザー自身によるマニュアル作成や、グループ共通業務のアプリ化を通じて全社へ展開しました。システム部門がデータ整合性を担保しつつ、現場主導の改善が進んだことで、顧客対応の迅速化とグループ全体の業務改革を実現しています。

問い合わせの対応漏れリスクをkintoneによる一括管理で改善│幸楽苑ホールディングス

楽苑ホールディングス画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|幸楽苑ホールディングス 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社幸楽苑ホールディングス
業務内容 ラーメン店「幸楽苑」の国内におけるチェーン展開
kintoneの主な利用用途     顧客からの問い合わせ管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス

※導入支援を利用

※Microsoft Azureと連携

導入前の課題と現状 <課題>

問い合わせ対応状況のブラックボックス化と、アナログな確認作業による工数増大

<現状>

  • ・各担当者が個別にメール対応しており「いつ・誰が・どう返信したか」が把握できていない
  • ・対応漏れ防止のため、副社長が各部署を確認して回る時間が1日1時間発生
  • ・店舗からの顧客の声はFAXで報告され、本社の転記作業が必要
導入の決め手
  • ・以前からサイボウズ Officeを使用していた
  • ・「kintone、メールワイズ、Azure」の組み合わせが可能
  • ・顧客対応の質向上と可視化にシステム化が不可欠であると判断
取り組み内容 Webフォームからの問い合わせをkintoneに格納し、メールワイズで返信する連携システムを構築

  • ・未対応メールのアラート表示や、返信テンプレートの整備により対応品質を均一化
  • ・店舗からの報告をFAXからkintoneへの入力に切り替え、データベースを統合
導入後の効果 対応スピードの向上と管理工数の大幅削減

  • ・メールの対応状況が一元管理
  • ・進捗確認に費やしていた時間が「ほぼゼロ」になった
  • ・テンプレート活用などで1通あたりの対応時間が25分から10分に短縮
  • ・9割のメールで1日以内の返信を実現した
  • ・店舗報告の転記作業がなくなり、集計が効率化
  • ・顧客の「声の中身」分析に注力できるようになった

参考:kintone公式サイト「導入事例|幸楽苑ホールディングス 様の導入事例

株式会社幸楽苑ホールディングス様では、1日30通届く問い合わせメールに対し、各担当者が個別に対応していたため、対応漏れのリスクや進捗確認の手間が課題となっていた事例があります。

そのため、kintoneとメールワイズ、Microsoft Azureを連携させた問い合わせ管理システムを構築し、Webからの問い合わせデータと対応履歴を一元管理する仕組みを整備しました。

結果として、メール対応の確認時間がほぼゼロになり、1通あたりの対応時間も25分から10分に短縮されました。店舗からの報告もFAXからデータ入力へ切り替えたことで転記作業がなくなり、顧客の声を経営改善に活かす体制が実現した事例です。

不動産業および物品賃貸業におけるkintoneの活用事例

不動産業および物品賃貸業では、マンション管理の効率化やCRM基盤としてkintoneが採用される活用事例があります。

【不動産業および物品賃貸業の活用事例】

  • Excel×kintoneでマンション管理の効率化に成功|フラットエージェンシー
  • 不動産仲介事業のCRM基盤としてデータをkintoneで一元管理|小田急不動産
  • kintone×MAツールで独自のCRMシステムを構築|リノベる

Excel×kintoneでマンション管理の効率化に成功|フラットエージェンシー

フラットエージェンシー画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|フラットエージェンシー 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 株式会社フラットエージェンシー
業務内容 京都の不動産管理会社。賃貸7,000室・マンスリーマンション300室を管理
kintoneの主な利用用途 マンスリーマンションの予約受付・物件のメンテナンス報告・各種不動産管理業務
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス    
  • ・kintone
  • FormBridge(フォームブリッジ):トヨクモ株式会社

※上記のプラグインや連携サービスはkintoneのスタンダードコース以上で利用可能

※導入支援を利用

導入前の課題と現状 <課題>

物件数の増加に伴う、Excelでの予約管理の限界と顧客対応の遅延

<現状>

  • ・複数人で1つのExcel予約表を管理
  • ・最新の空き状況確認に手間がかかり顧客を待たせていた
  • ・入居申込はFAXやメール(Excel)が中心で、海外やFAXを持たない顧客への対応が煩雑
  • ・メンテナンス報告が帰社後の処理となり、再貸出までのタイムラグが発生
導入の決め手
  • ・もともとサイボウズ製品を活用していた
  • ・既存のExcelと連携して活用できる
  • ・クラウド基盤で気軽に入退会ができ、アカウント数も調整できる
取り組み内容 Excelのガントチャートとkintoneを連動させ、リアルタイムに予約状況を共有できるシステムを構築

  • ・タブレットで現場から写真付きで清掃や補修のメンテナンス報告する運用に変更
  • ・Webフォーム(FormBridge)を作成し、スマホや海外からの入居申込データを自動取り込み
導入後の効果 管理業務のスリム化と部屋の稼働率向上

  • ・最新の予約状況が即座に把握できるようになった
  • ・電話対応での「待ち時間」がほぼゼロになった
  • ・スタッフを増員せずに2倍の管理物件数に対応可能となる
  • ・メンテナンス完了報告がリアルタイム化したことで、次の貸出判断が早まり稼働率がアップ

参考:kintone公式サイト「導入事例|フラットエージェンシー 様の導入事例

株式会社フラットエージェンシー様では、マンスリーマンションの管理物件が増加する中、Excelによる予約管理において最新の空室状況の把握に時間がかかり、お客様を待たせてしまうことが課題でした。

業務効率を上げるために、使い慣れたExcelの操作感はそのままに、裏側のデータをkintoneで一元管理できる予約システムを構築します。

また、タブレットを用いた現場からのメンテナンス報告や、kintone連携サービス「FormBridge」を使い、Webフォームによる入居申込受付可能となりました。

その結果、予約確認の待ち時間がほぼゼロになり、人員を増やさずに従来の倍の物件数を管理できるようになりました。メンテナンス報告がリアルタイムで共有されることで、再貸出までのリードタイムが短縮され、部屋の稼働率向上も実現しています。

不動産仲介事業のCRM基盤としてデータをkintoneで一元管理|小田急不動産

田急不動産画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|小田急不動産 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 小田急不動産株式会社
業務内容 土地建物販売業、土地建物賃貸業、仲介斡旋業
kintoneの主な利用用途 顧客管理、案件管理、CRM、売上管理、契約管理、物件管理
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス kintone

※導入支援を利用

導入前の課題と現状 <課題>

長年の改修によるシステムの属人化と、情報の二重管理による業務負荷

<現状>

  • ・15年利用した既存システム(FileMaker)が属人化
  • ・担当者の異動などで維持が困難
  • ・CRMと業績管理システムが連携しておらず、手入力による転記作業が発生
  • ・現場では「システムの情報は不正確」という不信感があり、活用が進んでいなかった
導入の決め手
  • ・独自の運用フローを、低コストかつ柔軟に再現できる
  • ・既存システムの操作性を踏襲して作成できるので、ITに不慣れな現場の抵抗感を抑えられる
取り組み内容 「顧客、物件、案件情報」を一元管理し、問い合わせ〜成約後の取引台帳作成まで連携する基盤を構築

  • ・既存システムの使い勝手をkintonで再現し、現場の混乱を最小限に抑える
  • ・金庫日報や街情報アプリなど30以上のアプリを作成して周辺業務もデジタル化
導入後の効果 情報の信頼性向上と、本来の顧客対応時間の確保

  • ・二重入力が解消
  • ・入力制御による整合性チェックで手戻りや確認作業が大幅に削減
  • ・アプリ間の自動連携により常に最新情報が共有され、データの精度と信頼性向上
  • ・現場から機能の要望が出るなど、システム活用への意識が変化

参考:kintone公式サイト「導入事例|小田急不動産 様の導入事例

小田急不動産株式会社様では、長年利用していたCRMシステムが属人化し、情報の二重入力やデータの不正確さが課題となっていました。課題解決のため、既存システムの操作性を維持しながら、低コストで汎用的に作り込めるkintoneを活用し、CRM基盤の刷新を決定します。

「顧客・物件・案件情報」を一元管理して二重入力を解消した結果、情報の精度と信頼性が向上し、確認作業の削減によって顧客対応時間を十分に確保できるようになりました。

kintone×MAツールで独自のCRMシステムを構築|リノベる

リノベる画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|リノベる 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 リノべる株式会社
業務内容 中古住宅のリノベーションにおける顧客と事業者のマッチング
kintoneの主な利用用途 MAツールとの連携、CRM、工数管理、案件依頼書管理、請求書発行
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス kintone

※MAツール「マルケト」と連携

導入前の課題と現状 <課題>

既存CRMシステムがビジネスモデルに合わず、データ活用ができていない

<現状>

  • ・既存システムは操作が煩雑で入力が徹底されず契約に至った集客が不明確
  • ・顧客情報を紙やExcelなど各部署でバラバラに管理していた
  • ・顧客情報をそれぞれの部署で4~5回も転記
導入の決め手
  • ・非エンジニアでもシステムを作成して修正できる点
  • ・柔新しいビジネスモデルや現場の要望に合わせて、柔軟にカスタマイズできる点
取り組み内容 kintoneとMAツール「Marketo」を連携し、Web行動履歴と顧客情報を統合したCRMを構築

  • ・顧客IDをキーにして「案件依頼」「設計進捗」「工事台帳」などのアプリを紐付ける
  • ・問い合わせから契約および施工までを一気通貫で管理
導入後の効果 マーケティングの質向上と、転記作業の大幅な削減

  • ・データの活用で見込み度の高い顧客へ優先的なアプローチが可能になった
  • ・情報が自動連携されることで転記作業が1~2回に減少
  • ・営業担当1人あたり30分の業務時間を削減
  • ・実績集計にかかる時間が30分から2~3分に短縮
  • ・本来の業務に集中できるようになった

参考:kintone公式サイト「導入事例|リノベる 様の導入事例

リノベる株式会社様においては、既存の顧客管理システムが使いづらい仕様で、情報の入力漏れや部署間における4〜5回の転記作業が発生し、正確なマーケティング分析ができないことが課題でした。

そのため、非エンジニアでも柔軟に開発できるkintoneを導入し、MAツール「Marketo」と連携させた新しいCRM基盤の構築を決意します。

その結果、顧客IDを用いて「問い合わせ〜設計および工事まで」を一気通貫で管理する体制を整えることができました。また、データの自動連携により転記作業の大幅な削減にもつながったのです。

オンラインの行動履歴とオフラインの顧客情報の活用により、見込み度の高い顧客へのアプローチも可能となり、マーケティングの質と業務効率の双方を向上させています。

教育および学習支援業におけるkintone活用事例

教育および学習事業の事例においては、学習管理や受講者や職員とのコミュニケーション基盤として活用されています。

【教育および学習支援業のkintone活用事例】

  • Excelで行っていた受講生の学習時間管理をkintoneに集約|トライオン
  • 再就職支援講座のコミュニケーション基盤としてkintoneが活躍|大原学園
  • 生徒や保護者との情報共有がkintoneで完結する|埼玉大学教育学部附属小学校

Excelで行っていた受講生の学習時間管理をkintoneに集約|トライオン

トライオン画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|トライオン 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 トライオン株式会社
業務内容 オンライン英語教育・学習支援
kintoneの主な利用用途 顧客管理、案件管理、学習時間などのデータ集計、学習進捗管理
導入規模 50名以下
導入ツールやサービス     kintone

※導入支援を利用

※情報検索、メール送信、PDF出力などにプラグインを活用

導入前の課題と現状 <課題>

Excelによる受講生管理の限界と、指導に必要なデータ参照の非効率さ

<現状>

  • ・受講生が100名を超え、Excelでの編集競合やデータ管理に限界を感じる
  • ・受講生の学習状況を把握するためのデータ抽出や加工に手間がかかる
導入の決め手
  • ・事業フェーズに合わせて管理項目や機能を柔軟に変更できる
  • ・スクラッチ開発に比べて低コスト
  • ・受講生がWebサイトから入力した学習データを、スムーズに取り込める
取り組み内容 Webサイトとkintoneを連携させ、入力した学習時間を自動でデータベース化する仕組みを構築

  • ・週次で学習時間を集計し、受講生のマイページへ反映させる機能を実装
  • ・プラグインを活用
  • ・コンサルタントが受講生情報を素早く検索および閲覧できる環境の整備
導入後の効果 管理業務の効率化による生産性向上と、全社的なDXの広がり

  • ・データ集計や管理の手間が減少
  • ・コンサルタント1人が担当する受講生数の増加
  • ・総務や人事などのバックオフィス業務へもkintone活用が拡大
  • ・プラグインで必要な機能を追加するといった、自律的な改善文化が定着

参考:kintone公式サイト「導入事例|トライオン 様の導入事例

トライオン株式会社様では、英語コーチング事業「トライズ」の受講生増加にともない、Excelでの学習時間管理やデータ共有に限界を感じていました。そこで、事業の変化に柔軟に対応でき、Webサイトからのデータ取り込みも可能なkintoneを導入します。

kintoneを活用して構築したのは、受講生が入力した学習データをkintoneに自動集約し、進捗をリアルタイムで可視化するシステムです。その結果、管理工数が大幅に削減され、コンサルタントが担当できる受講生数が増加しました。

また、総務や人事など全社的にkintoneの活用の動きが広がり、業務改善が進んでいます。

再就職支援講座のコミュニケーション基盤としてkintoneが活躍|大原学園

大原学園画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|大原学園 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 学校法人大原学園
業務内容 資格取得と就職をサポートする専門学校
kintoneの主な利用用途 講義アンケート、就職活動報告、ポータル、職員や受講者・講師間の情報共有など
導入規模 50〜300名
導入ツールやサービス   kintone
導入前の課題と現状 <課題>

講座運営における連絡手段の分散による管理負担と、初心者向け教材の選定

<現状>

  • ・職員間はTeams、外部講師や受講者とはメールなどツールがバラバで情報共有が煩雑
  • ・WordやExcelの基礎から学ぶ受講者に対し、直感的で扱いやすいノーコード教材が必要
導入の決め手
  • ・非IT人材でもドラッグ&ドロップで直感的にアプリ作成ができる
  • ・市販の教材が豊富で、ビジネス現場での普及率も高い
  • ・受講者や外部講師などの組織外のメンバーともセキュアに情報共有できる
取り組み内容
  • ・社会人講座の教材として受、講者がアプリ作成を行うカリキュラムを実施
  • ・クラスごとの「スペース(※1)」を連絡掲示板や自己紹介、質疑応答の場として活用
  • ・講義動画のリンク集やスキルチェック、就職活動報告などをアプリ化して情報を集約
導入後の効果 講座運営の効率化と、受講者の能動的な学習意欲の向上

  • ・メールやチャットに分散していた連絡が集約
  • ・伝達漏れや誤送信のリスクが低減した
  • ・300名近い受講者とのやり取りや提出物管理が一元化
  • ・職員の管理工数が大幅に削減された
  • ・「自分でもシステムが作れる」体験が受講者の自信になり、学習効果が高まった
1 関係者だけで情報共有できる場所

参考:kintone公式サイト「導入事例|大原学園 様の導入事例

学校法人大原学園様の事例では、受講生の教材としてkintoneを取り入れています。社会人向け講座において「職員、講師、受講者」の連絡手段が、メールやTeamsなどに分散し、情報共有の煩雑さやセキュリティリスクが課題となっていました。

そこで、初心者でも直感的にアプリ作成ができ、外部メンバーとも安全に情報共有できるkintoneを、学習教材兼コミュニケーション基盤として導入しました。

大原学園画像2

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|大原学園 様の導入事例」

クラスごとにスペースを作成して連絡や課題提出を一元化することで、300名規模の講座運営における管理負担が大幅に軽減されました。 受講者自身がアプリ作成を体験したことで「ITへの苦手意識」も払拭され、学習意欲の向上にもつながった事例です。

生徒や保護者との情報共有がkintoneで完結する|埼玉大学教育学部附属小学校

埼玉大学教育学部附属小学校画像1

▲出典:kintone公式サイト「導入事例|埼玉大学教育学部附属小学校 様の導入事例」

【kintone活用事例の概要】

会社名 埼玉大学教育学部附属小学校
業務内容 教育
kintoneの主な利用用途 学校から保護者へのお知らせ、保護者の学校評価アンケート、会議録共有、学校日誌、行事管理
導入規模 300〜1,000名
導入ツールやサービス     kintone
導入前の課題と現状 <課題>

紙ベースの情報共有による教職員の作業負担と、長時間化する会議

<現状>

  • ・児童630名へのプリント配布に毎回30分〜1時間
  • ・アンケート集計は手作業
  • ・職員室がない環境で、全員が集まる最大4時間の会議が負担となっていた
  • ・コロナ禍で情報共有が急務となる中、既存の校務支援ソフトは予算が合わなかった
導入の決め手
  • ・校内予算で導入でき、すぐに運用を開始できる
  • ・自分たちでアプリを作成でき、現場のニーズに合わせて改善できる
取り組み内容 「学校からのお知らせアプリ」から保護者がスマホで連絡を確認できる環境を構築

  • ・「学校評価アンケート」をアプリ化し
  • ・配布や回収、集計作業をデジタル化
  • ・教職員間の会議録や日誌をkintoneで共有し、議論のプロセスを可視化
導入後の効果 年間587時間の業務削減と、確実な情報共有の実現

  • ・印刷、配布、集計などの作業時間が大幅に減少
  • ・印刷費用も年間約19万円の削減に成功
  • ・保護者はスマホから過去のお知らせも検索でき、利便性が向上
  • ・会議の経緯がkintone上で確認でき、対面会議の時間が短縮

参考:kintone公式サイト「導入事例|埼玉大学教育学部附属小学校 様の導入事例

埼玉大学教育学部附属小学校様では、児童630名へのプリント配布や手作業によるアンケート集計の負担が課題となっていました。また、職員室がない場所での長時間の会議も大きな負担となっていたことから、校内予算で導入できて、現場に合わせたアプリが作れるkintoneを導入しました。

まずは情報共有基盤をデジタル化するため、保護者向けのお知らせやアンケートをアプリ化して、スマホからでも確認できる仕組みを作ります。

また、職員間の会議録や日誌も、kintoneの情報共有機能である「スペース」を使って共有できるようにしました。

結果として、印刷や配布、集計にかかる時間を年間587時間削減し、対面会議に依存しないスムーズな情報共有を実現しています。

部署別に見る課題解決に成功した活用事例

kintoneの部署別の活用事例においても業種別の事例と同様に、現場でアプリを作成して業務にあった運用を行い、業務効率化を成功させています。

部署の業務に応じたアプリを作成している事例が多いため、kintoneで何のアプリを作ればいいかわからない人は、参考にしてみてください。

【部署別のkintone活用事例】

  • 営業およびセールス部門
  • 広報およびマーケティング部門
  • 法務および財務部門
  • 顧客サービスおよびサポート部門
  • 情報システム部門

参考:kintone公式サイト「導入事例|事例を探す

料金のコースやユーザー数に応じた料金の目安が知りたい人は、kintone公式サイトの「料金|シミュレーション」から利用金額の計算をしてみてください。

営業およびセールス部門のkintone活用事例

営業およびセールス部門は、商談や見積、フォロー連絡、訪問記録など日々多くの情報を扱う部門です。担当者だけでお客様情報を管理していると、進捗状況の把握しづらさや、データが担当者ごとに分散して引継ぎに時間がかかるなどの問題が生じます。

そのため、営業およびセールス部門のkintoneの活用事例には、案件管理や日報アプリを作成し、スマホから報告できるような仕組みづくりが行われる事例が存在します。

【営業およびセールス部門で作成されるkintoneアプリや仕組み例】

作成されるアプリ例 
  • ・案件管理アプリ
  • ・日報アプリ
  • ・顧客リストアプリ
仕組みの例
  • ・スマホから入力や報告ができる仕組み
  • ・顧客情報の一括管理
活用事例 <会社名>

エネチェンジ株式会社

<課題>

  • ・Excel形式のスプレッドシートで、数千の顧客管理を行う
  • ・ファイルが重くなり、開かなくなる
  • ・顧客への連絡漏れ
  • ・誰が更新したか不明
  • ・計算式のずれが生じる
  • ・成約を伸ばす分析ができない

<取り組み>

  • ・顧客管理アプリはスプレッドシートでまとめていたものをアプリ化
  • ・小売業者アプリで支払い方法や供給カバーエリアなどの条件を確認
  • ・kintoneの管理は、非エンジニアが担う
  • ・営業成績は個人の獲得件数をグラフ化
  • ・解決した問題をFAQとして蓄積
  • ・「キントーン相談窓口」を活用

<成果>

  • ・法人案件15倍に飛躍
  • ・小売業者アプリの高い一覧性により顧客ロイヤルティ向上

参考:kintone公式サイト「導入事例|エネチェンジ 様の導入事例

たとえば、エネチェンジ株式会社様の事例では、スプレッドシートによる数千件の顧客管理で連絡漏れやファイル破損の多発が課題でしたが、kintoneで顧客情報を一元化して解決しました。

営業成績の可視化やFAQ蓄積により対応スピードが向上し、法人案件数が15倍に飛躍するなど大きな成果を上げています。

営業部門では、案件管理や日報、顧客リストをアプリ化することで、外出先からでもスマホで手軽に入力と報告ができる環境が整います。

チーム内で最新の顧客情報をリアルタイムに一括管理できるため、対応漏れを防ぎ、データ分析に基づいた戦略的なセールス活動が可能になります。

広報およびマーケティング部門のkintone活用事例

広報・マーケティング部門は、広告代理店や制作会社、社内の複数部門など関わる相手が多く、素材のやりとりや確認事項が複雑になりがちです。また、アンケートデータを十分に活かせず、改善施策に結びつけにくいケースもあります。

【広報およびマーケティング部門で作成されるkintoneアプリや仕組み例】

作成されるアプリ例 
  • ・アンケートアプリ
  • ・顧客管理アプリ
  • ・案件依頼アプリ
  • ・予算実績管理アプリ
  • ・設計進捗管理アプリ
仕組みの例
  • ・MAツール(マーケティングオートメーション)とのデータ連携
  • ・Web行動履歴を活用した見込み客のスコアリング
  • ・問い合わせから契約、施工までの一気通貫管理
活用事例 <会社名>

リノベる株式会社

<課題>

  • ・既存のCRMシステムがビジネスモデルに合わない
  • ・どの集客チャネルが契約に至ったか(マーケティング効果)が不明確
  • ・顧客情報が各部署でバラバラに管理され、同じ情報を転記していた

<取り組み>

  • ・kintoneとMAツール(Marketo)を連携
  • ・Web行動履歴などを統合したCRMを構築
  • ・顧客IDをキーにして「案件依頼」「設計進捗」などのアプリを紐付け
  • ・非エンジニアであるマーケティング部門主導でシステムを内製化

<成果>

  • ・質の高いマーケティングが可能になった
  • ・Web閲覧履歴などを基に、見込み度の高い顧客へ優先的にアプローチ
  • ・情報の自動連携により転記作業が1~2回に減少
  • ・営業1人あたり30分の時間を削減
  • ・実績集計にかかる時間が30分から2~3分に短縮

参考:kintone公式サイト「導入事例|リノベる 様の導入事例

リノベる株式会社様では、既存システムでの顧客管理がうまくいかず、情報の転記作業の多発や、正確なマーケティング分析ができないことが課題でした。

そこでkintoneとMAツールを連携させ、Web行動履歴を活用した見込み客へのアプローチや、問い合わせから契約までをIDで一気通貫管理する仕組みを構築しました。

広報およびマーケティング部門では、kintoneに集約された顧客データと外部ツールを連携させることで、見込み度の高い顧客の自動抽出とデータ共有を可能にしています。

データの自動連携により転記作業などの事務工数が大幅に削減されるだけでなく、リアルタイムな数値分析に基づいた精度の高いマーケティング施策を実現できます。

法務および財務部門のkintone活用事例

法務・財務部門では、契約書の管理や各種申請など、多くの文書が日々発生します。紙やExcelで管理をしている場合、承認フローが複雑化し、申請漏れや期限切れに気付けないリスクが高まります。

【法務および財務部門で作成されるkintoneアプリや仕組み例】

作成されるアプリ例 
  • ・契約書管理アプリ
  • ・支払先管理(マスタ)アプリ
  • ・出版契約書作成アプリ
  • ・稟議申請アプリ
仕組みの例
  • ・電子契約サービスとのAPI連携によるハンコレス化
  • ・契約更新期限やステータスの可視化とアラート
活用事例 <会社名>

株式会社一迅社

<課題>

  • ・紙の契約書における製本、捺印、郵送作業が煩雑
  • ・テレワーク対応が困
  • ・作家からの返送遅延や担当者の申請忘れで契約締結率が不十分
  • ・基幹システムの改修にはコストがかかるため、柔軟な情報管理基盤が必要

<取り組み>

  • ・kintoneと電子契約サービス(Adobe Sign)を連携させ契約業務をデジタル化
  • ・「出版契約書アプリ」を作成
  • ・基幹システムのデータを参照して契約書を自動生成(Print Creator活用)
  • ・契約書の作成から承認、締結後の保管までをkintone上で一元管理

<成果>

  • ・製本や捺印のための出社が不要になり、テレワークが実現
  • ・海外作家とのやり取りで郵送が不要になり、プロセスが大幅に短縮
  • ・進捗状況が可視化
  • ・「誰で止まっているか」が明確になり締結漏れが解消

参考:kintone公式サイト「導入事例|一迅社 様の導入事例

たとえば、株式会社一迅社様の事例では、紙ベースの契約業務における郵送や製本の手間、および契約締結漏れが課題でした。

kintoneと電子契約サービスを連携させてデジタル化したことで、進捗状況の可視化により締結漏れを防ぐとともに、ハンコレス化によってテレワーク環境でも円滑に契約業務を回せる体制を実現しています。

法務や財務部門では、契約書管理や支払先マスタなどをアプリ化し、電子契約サービスと連携させることで、ペーパーレス化と業務スピードの向上を図れます。契約ステータスや期限を一元管理することで、更新漏れなどのリスクを防ぎ、法対応を含めたガバナンス強化と業務効率化を両立できます。

顧客サービスおよびサポート部門のkintone活用事例

顧客対応を行う部門では「誰がどこまで対応したか」「過去にどんな問い合わせがあったか」といった情報が欠かせません。しかし、個人メールやExcelに情報が点在する運用では、対応漏れの発生や履歴が追えない問題が起こります。

【顧客サービスおよびサポート部門で作成されるkintoneアプリや仕組み例】

作成されるアプリ例
  • ・問い合わせ管理アプリ
  • ・対応履歴(コンタクトログ)アプリ
  • ・クレーム管理アプリ
  • ・顧客台帳アプリ
仕組みの例
  • ・顧客ごとの対応履歴を時系列で一括表示する仕組み
  • ・キーワード検索による過去の類似事例や回答の参照
活用事例 <会社名>

SEN KYOTO株式会社様

<課題>

  • ・既存システムと紙、Excelでの分散管理
  • ・情報検索に手間取り顧客を待たせていた
  • ・見積書や写真、メール資料などが一元管理できず、担当者しか状況が分からない
  • ・既存システムのサービス終了にともない柔軟で低コストな移行先が必要

<取り組み>

  • ・11,000件の問い合わせデータと、メール・電話などの全対応履歴をkintoneへ一元化
  • ・スマホ対応により、移動中や婚礼現場でもスタッフが即座に顧客情報を確認できる環境を構築
  • ・初期対応から見積、挙式、精算までを一つのアプリで完結させるフローを整備

<成果>

  • ・情報検索にかかる時間が1回あたり5〜10分短縮
  • ・担当者不在でも他のスタッフが対応可能となり顧客満足度向上
  • ・電話の伝言メモなどが不要になり、伝達ミスや漏れが解消

参考:kintone公式サイト「導入事例|SEN KYOTO 様の導入事例

たとえば、SEN KYOTO株式会社様の事例では、顧客情報がシステムや紙、Excelに分散しており、問い合わせ時に情報を探す時間が長く、顧客をお待たせしてしまうことが課題でした。

kintoneを導入後は、問い合わせから挙式までの全履歴を一元管理することで、担当者以外でも即座に状況を把握して対応できる体制を整えました。

顧客サービス部門では、kintoneで「いつ・誰が・どのような対応をしたか」を可視化することで、属人化の解消に成功しています。また、チーム全体で均質なサポートも提供できるようになりました。

過去のやり取りやステータスが瞬時に検索できるため、保留や折り返し対応を減らし、顧客満足度の向上と対応工数の削減を同時に実現できます。

情報システム部門のkintone活用事例

情報システム部門は、社内からの改善要望に応えつつ、システムの開発や保守を担当します。システムを外注するとコストがかかりますが、内製では時間が足りず、細かな修正に迅速に対応するのが難しいという悩みがあります。

【情報システム部門で作成されるkintoneアプリや仕組み例】

作成されるアプリ例 
  • ・システム開発案件管理アプリ
  • ・要件定義やプロトタイプ作成
  • ・基幹システム連携基盤(DWH/API連携)
仕組みの例
  • ・アジャイル開発による内製化の推進
  • ・非エンジニア(現場部門)への開発権限委譲とガバナンス管理
活用事例 <会社名>

株式会社アルペン

<課題>

  • ・従来の外部ベンダー委託ではリリースまで数ヶ月〜1年以上かかる
  • ・開発コストが億単位でかかり、変更への柔軟な対応も難しい
  • ・店舗出身者が多いため、高度なITスキルを持つ専門家が育ちにくい

<取り組み>

  • ・アジャイル型開発へシフト
  • ・API連携やプラグインを活用
  • ・DWHやPOSシステムとつながる拡張性の高い基盤を構築
  • ・IT未経験の現場社員でもアプリ開発ができるよう教育
  • ・情シスのリソース不足を解消

<成果>

  • ・数ヶ月〜1年以上かかっていた開発が、わずか2ヶ月でリリースできた
  • ・プロトタイプを見ながら開発することで、要件定義の認識ズレや手戻りが激減
  • ・情シス部門が現場の悩みを直接解決できるようになった
  • ・社内での貢献度と評価が向上した

参考:kintone公式サイト「導入事例|アルペン 様の導入事例

たとえば、株式会社アルペン様の情報システム部門の事例では、外部業者への委託による高額なコストと、開発に時間がかかりビジネスのスピードに追いつけない点が課題でした。

そこでkintoneを導入し、実際に動く画面を見ながら改善を繰り返す「アジャイル開発」に変更し、開発体制を内製化しました。

結果として、開発コストを従来の10分の1以下に大幅圧縮することに成功しました。現場の要望を即座に反映できる強力なIT基盤が整い、変化の激しい小売ビジネスに柔軟に対応しています。

導入時のポイントを抑えてkintoneを使いこなそう

kintoneの導入や運用を成功させている企業には、共通点があります。kintoneを社内に定着させている事例をもとに、導入におけるポイントを整理しましょう。

【kintoneを導入するときのポイント】

No.  ポイント 詳細
1 最初から完璧を目指さずスタートする
  • ・kintoneは70%程度の完成度で運用できる
  • ・使いながら改善できる柔軟性のあるツールである
  • ・まずは必要最低限の項目だけ作る、少人数で運用する
2 現場からの意見を取り入れる
  • ・現場の声を聴きながら改善する
  • ・業務のゴールを意識してアプリを作る
  • ・現場が主体になってアプリを作る
3 効果を実感できるキラーアプリを作る
  • ・まず1つ誰もがメリットを感じるアプリを作る
  • ・利用頻度の高いシンプルなアプリを作成する

([例] 日報や報告書など)

4 社内の成功事例を横展開する kintone活用が成功したら他のチームや部署でも試す

(例:チーム→部署→全社)

5 プラグインやkintone連携サービスでカスタマイズする ノーコードで自社に合った形にカスタマイズできる

([例] セミナーでアンケートを取りたい:FormBridge、kintoneのデータをそのまま帳票出力したい:PrintCreator など)

たとえば「導入してすぐ運用するアプリは最低限の項目だけ作り、少人数の運用から始める」ことはポイントの1つです。kintoneの強みは、70%程度の完成度でもすぐに運用を開始でき、使いながら改善できる柔軟さにあるためです。

kintoneを活用する際は、現場の声を取り入れながら改善を続け、業務にあったアプリを作成してみてください。

また、最初に作るアプリは、社内で利用頻度が高いシンプルなアプリを作成することが望ましいです。社員の人に毎日を使ってもらえるアプリを作ることで、新しいシステムへの抵抗をなくすことにつながるためです。

「kintoneを導入しても、なかなか社内に浸透しない」といった状況に陥った場合は、導入のポイントを見直してみましょう。

なお、kintoneは豊富なドキュメントやコミュニティも存在するため、kintoneの活用で不明な点があるときは、kintone公式サイトの「kintone ヘルプ」を参考にしてみてください。

まとめ

kintoneは、現場の業務デジタル化や拠点間の情報共有を、ノーコードで実現できる強力な業務改善ツールです。プログラミング不要で柔軟にアプリを構築できるため、企業の規模や業種を問わず幅広い課題解決に活用されています。

自治体や製造業などの多岐にわたる導入事例では、紙やExcel管理からの脱却により大幅な工数削減に成功しています。一方、大容量データの管理や高度な専門性が求められる環境には不向きであるため、システムの特徴を理解した選定が必要です。

kintone運用を定着させるためには、利用頻度の高いシンプルなアプリを、70%程度の完成度で運用をはじめることが望ましいです。現場のフィードバックをもとに改善を続け、必要に応じてプラグインやkintone連携サービスを使い、自社に最適な環境を構築しましょう。

導入に関する相談をしたい人は「キントーン相談窓口」を活用してみてください。

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監修者トヨクモ編集部


メンバー全員がkintone認定資格保有者。 累計14,000件以上のkintone連携サービス導入を支援した実績をもとに 、kintoneを活用した業務効率化や現場で役立つ最新情報を発信中。

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