kintoneのユーザー選択を自動取得するには?おすすめのプラグインも紹介

kintoneを多くの担当者が管理・操作していると、ユーザー選択における手間やミスなどのトラブルが生じることも少なくありません。
「kintoneのユーザー選択の作業を自動化したい」「ユーザー選択を自動取得する連携サービス・プラグインを知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、kintoneのユーザー選択の活用方法や使用例、自動取得の方法などを解説するので、ぜひ参考にしてください。
目次
kintoneのユーザー選択とは?
参照:レコード登録時に担当者を初期値として自動的に入力する|kintoneヘルプ
kintoneの「ユーザー選択」フィールドは、レコード作成時に担当者や承認者などをkintoneユーザーの中から選択できる便利な機能です。
レコードを作成しているユーザーを、担当者の初期値として自動的に入力設定できるため、担当者として自分を選択する手間がなくなります。
たとえば、営業案件管理アプリでは、担当営業や承認者をユーザー選択フィールドで選択することで、誰がいつ案件を担当したのかを一目で把握できます。
このように、ユーザー選択フィールドを活用することで、kintoneアプリにおけるデータ入力や管理の効率を大幅に向上させられるでしょう。
ユーザー選択フィールドの設定項目
フィールド名では、入力項目の見出しを指定します。「フィールド名を表示しない」にチェックを入れると、次の画面でフィールド名が非表示にできます。
- レコードの追加画面
- レコードの編集画面
- レコードの詳細画面
- レコードの印刷用画面
- フォームの設定画面
「必須項目にする」にチェックを入れて、選択肢として表示するユーザーを指定します。選択肢には、ユーザーや組織、またはグループを指定可能です。
選択肢に組織あるいはグループを指定した場合は、レコードの追加または編集画面に、該当するユーザーが選択肢として表示されます。
選択肢を指定しない場合、レコードの追加または編集画面では、次の方法でユーザーを選択しましょう。
・フィールドの右側にある「組織やグループから選択」アイコンをクリックし、「ユーザーを選択」ダイアログを表示し、組織やグループの中から選択する
なお、初期値に特定のユーザーを指定すると、指定したユーザーの値が自動入力された状態でレコードの追加画面が開きます。
ユーザー選択フィールドの使用例
ユーザー選択フィールドは、kintoneのユーザーを選択するときに使用します。
たとえば、下記のようなシーンです。
- 交通費申請アプリで承認者を設定する
- 案件管理や問い合わせ管理のアプリで担当者を設定する
他の機能と組み合わせることで活用の幅を広げることもできます。
具体的には、以下のような方法が挙げられます。
- 案件を担当者で絞り込んで一覧表示する
- 担当者別に案件数を集計する
- 担当者にリマインド通知する
- 業務フローの承認者を設定する
kintoneのユーザー選択を自動取得するメリット
kintoneのユーザー選択を自動取得することで、レコード作成時の作業をさらに効率化することができます。具体的には、以下のメリットがあります。
- 担当者や承認者を手動で選択する手間を省ける
- 入力ミスを減らせる
- 常に最新のユーザー情報が反映される
ユーザー選択を自動取得することで、kintoneの利便性と業務効率をさらに高められるでしょう。
kintoneのユーザー選択で自動取得するには
kintoneのユーザー選択フィールドで情報を自動取得するには、ルックアップ機能を活用するのがおすすめです。
ルックアップを設定することで、選択したユーザー情報に紐づく関連データを自動的に表示することができます。
たとえば、営業案件管理アプリにおいて、営業担当者を選択すると、担当部署や顧客情報が自動的に表示されるといったものです。
ルックアップ機能は、手入力の手間を省き、入力ミスを減らす効果があります。
他にも、以下のようなプラグインを利用することも有効です。
ユーザー連動ルックアップ・プラグイン
参照:ユーザー連動ルックアップ・プラグイン|株式会社アディエム
株式会社アディエムが提供する「ユーザー連動ルックアップ・プラグイン」は、ユーザー選択フィールドの値をキーにして、ルックアップを自動取得するプラグインです。
ユーザー選択だけでなく組織選択によるルックアップも行えます。また、モバイルアプリにも対応しているため、利便性も高くなっています。
ユーザー/組織/グループ属性取得プラグイン
参照:ユーザー/組織/グループ属性取得プラグイン|株式会社TIS
株式会社TISが提供する、ユーザー/組織/グループ属性取得プラグインです。
ユーザー選択フィールドで選択したユーザー情報(メールアドレスや電話番号など)を自動取得することが可能です。
他にも、組織やグループ属性を取得できるので、入力作業の手間を減らせるでしょう。
まとめ:トヨクモのkintone連携サービスでkintoneをより便利に活用しよう
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