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kintoneの顧客管理でできること3つと構築方法を図解で解説

トヨクモ編集部のサムネイルアイコン トヨクモ編集部

kintoneで顧客管理をしようと考えたときに、「どうやって行うの?」「どこまでできるの?」といった疑問が出ていますよね。

無料お試しで導入したものの、操作マニュアルが長くて難しく感じてしまったり、操作でつまずいてしまったりする人も少なくありません。

kintoneの顧客管理では、主に以下の3つのことが実現可能です。

  • 営業・経理・人事など複数部署の顧客管理を一元化できる
  • いつでも、どこでも情報をリアルタイムに共有できる
  • カスタマイズ性が高く自社特有の業務も自由に組み込める

ただ、kintoneは自由度が高い分、どこからどうやって進めたら良いのか最初のうちは迷ってしまうかもしれません。

そこで今回は、kintoneの顧客管理でできることを解説するだけでなく、便利な「アプリパック」を使った顧客管理アプリの導入方法、さらにアプリをつかいやすくするコツまでを解説します。

実際のシステムの画像をもとにそのまま操作すれば導入できるように、詳しく手順を解説するので、kintone初心者の方もご安心ください。

この記事を読めば、kintoneのメリットを活かした顧客管理を実現できるようになるでしょう。

ぜひ最後までお読みください。

目次

kintoneの顧客管理でできる3つのこと

まずは、kintoneの顧客管理で何ができるのかを、以下の3つの観点でご紹介します。

  • 営業・経理・人事など複数部署の顧客管理を一元化できる
  • いつでも、どこでも情報をリアルタイムに共有できる
  • カスタマイズ性が高く自社特有の業務も自由に組み込める

せっかくkintoneを導入しても、「自分のExcelの方が便利」「特殊な仕事だからシステムに合わない」などと社内から反発が起こることも少なくありません。

本章で、kintoneならではの顧客管理のメリットを理解し、全員が説得できる秘訣をお伝えします。

営業・経理・人事など複数部署の顧客管理を一元化できる

まず、kintoneで顧客管理を行えば、営業・経理・人事などの複数部署の顧客管理を一元化できます。

kintoneは、各部門ごとに必要なアプリを作成し、アプリ同士を連携させることができるためです。

たとえば、営業部門と経理部門では、別のシステムや部門別のExcel管理をしてしまい、情報管理が複雑になってしまうことが少なくありません。

「担当者が変わった」「移転した」「社名が変わった」「新規取引先ができた」など、少し情報が変わっただけで営業担当者が経理担当者に逐一報告し、更新依頼を行っている企業も多いものです。

kintoneで顧客管理を行えば、

  • 部署間の確認の手間が省ける
  • 情報が更新されずに古いままになっているために起こるミスやクレームを防げる

といった、工数削減によるストレス軽減や、顧客や対応品質の向上も期待できます。

具体的に、kintoneなら、以下のような顧客情報を一元管理でき、シームレスに色々な部署で共有できるようになります。

【kintoneでアプリ化できる部門別の顧客管理にかかわる業務例】

部門名 業務例
営業部門 ・契約基本情報(社名、担当者、連絡先など)

・商談進捗管理

・営業日報

・売上管理

経理部門 ・見積書や請求書管理

・入金確認

・経費精算

・原価管理

・予実管理

人事部門 ・派遣社員の派遣先情報管理

・派遣社員の異動情報

・営業と担当顧客の情報管理

カスタマーサポート部門 ・問い合わせ対応の管理

・保守、メンテナンス履歴管理

・顧客ごとの契約期間やサポート内容

マーケティング部門 ・リード管理

・マーケティング施策管理

・セミナー参加者管理

法務・コンプライアンス部門 ・契約書管理

・取引先リスクチェック

開発・品質保証部門 ・在庫管理

・監査情報管理

・顧客からの要望管理

一方で、kintone単体では不得意な業務も存在します。

kintone単体でできないこと
kintone単体では不得意な業務として、以下のようなものがあげられます。

・複雑な仕訳処理や税制対応を伴う会計業務

・請求書など顧客へ送付する帳票の作成

・高度な分析業務

・問い合わせの自動入力

・kintoneのユーザー以外へのメール送付

上記のような業務を行うためには、専用システムとのAPI連携や、連携サービスを活用すれば再現できる可能性があります。

詳しくは以下の章で解説します。

kintoneの顧客管理は連携サービスと組み合わせると部署全体の生産性がアップ

いつでも、どこでも情報をリアルタイムに共有できる

kintoneを活用すれば、いつでも、どこでも情報をリアルタイムに共有できます。

クラウド型サービスのため、インターネット環境さえあれば、PC、スマホ、タブレットといったデバイスを問わずに利用可能です。

たとえば、Excelで営業日報や案件進捗管理をしているような企業では、社内のネットワークの中でしか入力が行えず、リアルタイムに共有するのは難しいものですよね。

kintoneで顧客管理を行えれば、以下のようなメリットがあります。

  • タイムリーに情報管理や問題把握が可能
  • 一括管理のため作業の遅れやミスに気づきやすい
  • 外出や出張など離れた場所にいる社員にも簡単に情報共有できる

以上のように、kintoneでの顧客管理を行えばいつでも、どこでもリアルタイムに共有可能です。

カスタマイズ性が高く自社特有の業務も自由に組み込める

kintoneは、カスタマイズ性が高く、特有の業務も自由に組み込めることが魅力です。

一般的なCRMシステムでは、「顧客管理」など準備されている箱に業務を当てはめる作業が必要になってしまいます。
よって、せっかくシステムを導入したにもかかわらず「やっぱりこの業務はExcel管理の方がいい」「特殊業務だからシステムには合わない」などと、一部業務でのExcel管理が続いてしまうことも少なくありません。

しかし、kintoneでは、たとえ特殊な業務であってもExcelをアップロードするだけで簡単に業務アプリを作成できます。

たとえば、一般的なCRMシステムだと顧客管理に特化しているため、あとから経理業務などの機能を追加することは難しいケースがあります。

一方で、kintoneでは、kintone内で自社のさまざまな業務に特化したアプリを自由に作成し、それぞれをkintone内で連携することが可能です。
そのため、自社オリジナルの顧客管理システムを構築することができるのです。

kintoneでは、今までExcelで管理していた業務を読み込んで、オリジナルの業務アプリにすることも可能です。

読み込みはとてもシンプルに行えますので、このままデータを読み込んでアプリを新規作成する方法をご紹介いたします。

早くアプリパックを活用した顧客管理の方法を知りたい!という方は、こちらから先にお進みください。
kintoneで顧客管理を始めるなら無料で使える「アプリパック」を駆使しよう!

まずは、kintoneにログインしてポータル(管理画面)を開きます。

「アプリ」メニューの右横にある「+(アプリを作成する)」をクリックします。

「+(アプリを作成する)」をクリック

「kintoneアプリストア」から、「Excelを読み込んで作成」をクリックします。

「Excelを読み込んで作成」をクリック

右下の「作成を開始する」ボタンをクリックします。

「作成を開始する」ボタンをクリック

「すべてにチェックを入れる」の青字をクリックし、右下の「アップロードに進む」ボタンをクリックします。

「すべてにチェックを入れる」「アップロードに進む」をクリック

「参照」ボタンをクリックして、kintoneにアップロードしたいExcelをPCのフォルダから選択します。

「参照」をクリック

下にスクロールし、「作成」ボタンをクリックします。

「作成」をクリック

ポップアップが出るので、「OK」ボタンをクリックします。

「OK」をクリック

ポータル画面に自動で移るので、アプリが追加されれば、成功です。

ポータル画面にアプリが追加されている

以上のように、業務特性に合わせて自分の好きな業務アプリを簡単に作成できるのがkintoneならではの顧客管理の強みです。

kintoneで顧客管理を始めるなら無料で使える「アプリパック」を駆使しよう!

とは言え、すべての業務アプリをExcelから作ったり、一から作成したりするのは負担に感じる方も多いでしょう。
本章では、kintoneで顧客管理を手軽に始められる、アプリパックをご紹介します。

アプリパックは、部門や業種ごとに、業務改善に使えるアプリのサンプルを詰め合わせたものです。
簡単な手順でアプリ運用へとつなげられるため、まず初めにアプリパックを導入することをおすすめします。

たとえば、以下のようなアプリパックがあります。

・【営業部門向け】営業支援パック

・【カスタマーサポート部門向け】顧客サポートパック

・【製造業各部門向け】製品在庫管理パック

・【人材派遣業各部門向け】人材紹介パック

本章では、【営業部門向け】営業支援パックを例に、アプリパックの導入手順やサンプルアプリの内容をご紹介します。

なお、アプリストア内で、「アプリを探す」で以下のように「人事」と検索すると、関連するアプリパックも検索できます。

検索画面下の「業務で探す」「業種で探す」も便利な機能です。

アプリストア内で検索する

他の部門向けのアプリでも導入手順は同じなので、ぜひ参考にご覧ください。

営業支援パックの導入手順

次に、導入手順をご紹介します。

kintoneにログインしてポータル(管理画面)を開きます。

ポータルを開く

左上の「アプリを探す」の下の検索窓に「営業」とタイピングし、横の虫眼鏡マークをクリックします。
「SFA(営業支援)パック」の横の「このアプリパックを追加」ボタンをクリックします。

「このアプリパックを追加」ボタンをクリック

ポップアップが出るので、「追加」ボタンをクリックします。

「追加」をクリック

ポータル画面に自動で移るので、以下のアプリが追加されれば、成功です。

  • 顧客管理
  • 担当者管理
  • 案件管理
  • 活動履歴

アプリパック内の【顧客管理アプリ(マスタ)】での登録手順

営業支援パックに入っている以下のサンプルアプリのうち、ここでは、顧客管理アプリの概要と登録手順をご紹介します。

営業支援パックに入っているアプリは、下の図のような関係性があります。

営業支援パックに含まれるアプリ間の関係

顧客管理アプリが営業支援パックのコアとなる「マスタアプリ」なので、まずは顧客管理アプリの登録から始めるのがおすすめです。

▼サンプルが入っている状態の顧客管理アプリの一覧画面

サンプルが入っている状態の顧客管理アプリの一覧画面

上の画面のように、顧客管理アプリでは顧客の基本情報を管理できます。

サンプルでいくつか顧客情報が入っているので、参考にしながら登録を進めます。
※不要な場合は、一番右側にある×ボタンでサンプルデータの削除が可能です。

ここでは、実際に一件登録してみます。
Excelで管理しているデータを取り込む場合には、「既存のExcel情報を取り込みたい」なら先にkintoneで項目を作るで解説していますのでご確認ください。

まず、画面右側の「+(レコードを追加する)」をクリックします。

「+(レコードを追加する)」をクリック

白地の入力箇所に必要情報を入力し、上の「保存」ボタンを押します。
なお、「*」マークのついている箇所は、必須項目のため、必ず入力しましょう。

必要情報を入力し、「保存」をクリック

一覧に戻り、表示されていれば登録完了です。

レコードが登録されている

アプリパック内の【担当者管理アプリ】での登録手順

次に、担当者管理アプリの概要をご紹介します。

残りの、案件管理アプリ、活動履歴アプリについても同様に登録可能です。

アプリパックから追加した担当者管理アプリでは、最初からマスタである顧客管理アプリの情報を参照できる設定になっています。

※他のアプリからデータを参照して、操作しているアプリに反映させられる機能のことを「ルックアップ」といいます。詳しくは「同じ項目を登録している」ならルックアップと関連レコード一覧でマスタデータとつなげるで解説しています。

下の画面のように、担当者管理アプリでは顧客管理のうち、顧客名や担当者名、連絡先などの顧客担当者にかかわる状況を管理できます。

担当者管理アプリ

サンプルでいくつか連絡先が入っているので、参考にしながら登録を進めます。
ここでは、実際に一件登録してみます。
画面右側の「+(レコードを追加する)」をクリックします。

「+(レコードを追加する)」をクリック

顧客名のところは、マスタである「顧客管理アプリ」から情報を持ってくるので、「取得」ボタンから選択する仕様になっています。

「取得」をクリック

白地の入力箇所に必要情報を入力し、上の「保存」ボタンを押します。

必要情報を入力し、「保存」をクリック

一覧に戻り、表示されていれば登録完了です。

レコードが登録されている

kintoneの顧客管理をさらに使いこなすコツ

前章のように、アプリパックを利用すればすぐに業務アプリが作成できるため、簡単にkintone上で顧客管理を始められます。

しかし、運用を開始してから「この機能がほしい」「一気に登録したい」、さらには「この作業は忙しくて自分ではできない」など、要望やクレームも出てくるものです。

そこで、本章ではkintoneをさらに使いやすくするコツについてご紹介します。

  • 「必要な情報が不足している」なら足りない項目を増やす
  • 「登録しても見てもらえない」ならWebhook機能でチャットに通知を送る
  • 「同じ項目を登録している」ならルックアップと関連レコード一覧でマスタデータとつなげる
  • 「既存のExcel情報を取り込みたい」なら先にkintoneで項目を作る
  • 「顧客情報登録を面倒くさがる人が多い」ならマスタ登録は担当者を絞る
  • 「アプリが乱立して困る」ならスペースを有効活用する

ノーコードで実現可能な、kintoneをより便利にするコツを、図解付きで順番に解説します。

「必要な情報が不足している」なら足りない項目を増やす

まずは、足りない項目を増やす方法を解説します。

今回は、「kintoneには契約開始日がない」と言われてしまった場合に、足りない「契約開始日」を増やす方法を解説します。

まずは該当のアプリを開きます。

顧客管理アプリを開き、右上の「歯車アイコン(アプリの設定を変更する)」の横の矢印をクリックし、タブ一覧から「フォーム」を選びます。

「フォーム」を選択

登録時のレイアウトを変更できるので、左のフォーム一覧から、ドラッグアンドドロップで「日付」を任意の位置に配置します。

「日付」フィールドを任意の位置に配置

配置した「日付」の右上にカーソルを持ってくると、歯車マークとポップアップが出現するので、「設定」をクリックします。

「設定」をクリック

フィールド名(項目の名前)を「契約開始日」に変更して「保存」ボタンをクリックします。

フィールド名を変更して「保存」をクリック

設定としては、その他にも、「必須項目にする」「値の重複を禁止する」など細かく設定が行えます。

なお、「フィールドコード」の欄も、フィールド名と同じ名前の設定に変えておくと、後々データ参照の際に便利なので、このタイミングで必ず変えておきましょう。

「契約開始日」にフィールド名が変わったことを確認し、左上の「フォームを保存」ボタンをクリックします。

「フォームを保存」をクリック

しかし、この状態ではアプリを最初に開いたときの「一覧画面」では表示されません。
一覧画面に項目が多すぎると見づらくなってしまうため、kintoneでは、一覧画面も好きなようにカスタマイズして、見せたい項目だけを一覧表示できます。

ここでは、一覧画面に「契約開始日」を表示させる方法を続けてご紹介します。

「一覧」タブより「編集」をクリックします。

「編集」をクリック

「契約開始日」をドラッグアンドドロップで任意の位置に追加し、「保存」ボタンをクリックします。

「契約開始日」を任意の位置に追加し、「保存」をクリック

右上の「アプリを更新」ボタンをクリックします。

「アプリを更新」ボタンをクリック

アプリの一覧に戻り、「契約開始日」が表示されていれば完了です。

一覧に「契約開始日」が表示されている

必須項目と自由記入欄は適度に配置しよう
必須項目は1回の登録に対して1〜3箇所程度となるべく少なくしましょう。

足りない項目を増やしすぎると入力が面倒になってしまう側面があるからです。

また、全員が使わないであろう項目の追加依頼をされた場合には、自由記入欄を設け、「ここに自由に記載できます」と展開するのもおすすめです。

「登録しても見てもらえない」ならWebhook機能でチャットに通知を送る

関係者にすぐに気づいてほしいときにはチャットに通知を送れます。

せっかくkintoneでリアルタイムに案件進捗や日報を入力したのに、チャットで上司から「状況報告して」と言われて入力内容を再度入力するような二度手間を経験していませんか?

Webhook機能は、メールでの通知だと「システムからの通知だから関係ない」などと見逃してしまう人に対して、チャットツールなどに直接通知を行える機能です。

システムを確認する習慣は人それぞれで、すぐに話しかけられるチャットで情報が集約されてしまうことも少なくありません。

せっかくの日報や案件進捗を無駄にしないためにも、Webhook機能(kintoneの内容を別システムに送る機能)を使ってkintoneの登録状況をチャットに通知を送りましょう。

ただ、Webhook機能はkintoneの【スタンダードコース】以上でしか使えない機能なので注意しましょう。

>関連記事:【図解付き】kintoneのWebhookでできることと設定手順

「同じ項目を登録している」ならルックアップと関連レコード一覧でマスタデータとつなげる

「Excelではリンク機能があって、取引先から契約一覧にジャンプできるけど、kintoneではできないの?」などと聞かれた際には、「ルックアップ」と「関連レコード」で対応可能です。

すでにアプリパック内の【担当者管理アプリ】での登録手順でお伝えしたとおり、ルックアップは、他のアプリの情報を参照してデータを取得できる機能です。

関連レコードは、別のアプリから情報を持ってきて一覧表示する機能です。

実際に運用を始めると、顧客管理だけでなく、この二つの機能が活躍するシーンがとても多いので、いまのうちに覚えておくとよいでしょう。

アプリと項目を自分で選択するのには少しコツがいるので、まずは仕組みを理解することが重要です。
ここではまず、ルックアップ機能から解説していきます。

ルックアップ機能をたとえると、Excelのリスト機能を思い浮かべると分かりやすいです。

Excelのリスト機能

上の図では、E列にあるABCという情報を、Excelのリスト機能でC列の3行目に表示させています。
このように、ルックアップは「別の場所からデータを持ってきて入力する」機能と覚えておくとよいでしょう。

実際にkintoneで使うシーンに例えると、顧客管理アプリで設定した顧客管理番号と売上管理アプリの会社名をルックアップ機能で紐づけて、関連する情報を一度に売上管理アプリに反映することができます。

都度入力の手間がなくなり、入力ミスも削減できるため、使えるようにしておきましょう。

【ルックアップの設定】

今回は、サンプルアプリをもとに、担当者管理アプリに、顧客管理アプリの情報をルックアップ機能を使って反映させる設定を解説していきます。

担当者管理アプリを開き、右上の「歯車アイコン(アプリの設定を変更する)」の横の矢印をクリックし、タブ一覧から「フォーム」を選びます。

「フォーム」を選ぶ

下記の画面では、ルックアップは「顧客名」のところで使われています。フィールド(項目)の横に、「取得」の文字が表示されていたらルックアップが適用されていると判断できます。

「顧客名」の右上の歯車マークをクリックし「設定」を開きます。

フィールド(項目)の横に、「取得」の文字が表示されている

設定を開くと、「顧客名」のフィールドは、「顧客管理アプリ」の「会社名」を参照して入力することが分かります。

関連づけるアプリとコピー元のフィールド

さらに下にスクロールすると、「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」が選択できます。
これは、実際の登録の際に取引先を選ぶ際に同じ名称の企業があったりする場合に便利な機能です。

たとえば、取引先を入力しようとした場合に、適切なデータを選べるように、住所や顧客ナンバーなどの関連情報を見て判断できます。

「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」が選択できる

では、実際のレコード登録画面を確認します。ルックアップがどのように機能するのか、見ていきましょう。

画面右側の「+(レコードを追加する)」をクリックします。

「+(レコードを追加する)」をクリック

顧客名の横の「取得」をクリックします。
(顧客名が分かっているときは、左の空欄に手打ちして「取得」をクリックすれば該当顧客が選択されます。)

「取得」をクリック

先ほど設定画面で確認した、「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」が表示されていることがわかります。
また、左上の漏斗のマークから絞り込みも可能です。

「コピー元のレコードの選択時に表示するフィールド」が表示されている

以上のように、「担当者管理アプリ」と「顧客管理アプリ」がルックアップを利用してリンクできることがわかりました。

【関連レコード一覧機能の設定】

続いて、ルックアップでつないだアプリの情報を確認できる「関連レコード一覧機能」の設定もサンプルアプリをもとに解説します。

関連レコード一覧は、以下のように別のアプリから情報を持ってきて一覧表示する機能です。

▼顧客管理アプリに担当者管理アプリの一部を表示させている状態

顧客管理アプリに担当者管理アプリの一部を表示させている状態

たとえば、「顧客管理アプリ」で特定顧客データを閲覧している際に、「活動履歴アプリ」の日付や活動内容といったデータを表示させれば、「この顧客への訪問から日数が経っているので、そろそろアプローチしなければ」などと判断できます。

ルックアップの紐付け先である顧客管理アプリを開き、右上の「歯車アイコン(アプリの設定を変更する)」の横の矢印をクリックし、タブ一覧から「フォーム」を選びます。

「フォーム」を選択

関連レコード一覧は、下記の顧客管理アプリの画面でいうと、「担当者一覧」「案件一覧」「活動履歴一覧」の三箇所で使われています。

「担当者一覧」の右上の歯車マークをクリックし「設定」を開きましょう。

「担当者一覧」の右上の歯車をクリック

設定を見ると、「担当者管理アプリ」を参照して、顧客No.の条件でつながっていることがわかります。

「担当者管理アプリ」を参照して、顧客No.の条件でつながっていることがわかる

さらに下にスクロールすると、「担当者管理アプリ」の中のどの項目を表示するのか選択できるのがわかります。

「担当者管理アプリ」の中のどの項目を表示するのか選択できるのがわかる

では、実際のレコード一覧画面を確認します。以下は顧客管理アプリのレコード一覧画面です。
この画面では、関連レコードが追加されているかどうかは、まだ判断できません。

関連レコードの内容を確認するには、レコード一覧の一番左にあるレポートマークのアイコンをクリックします。

レポートマークのアイコンをクリック

以下のように、関連情報に先ほど関連レコードの設定で登録した「担当者管理アプリ」情報が反映されていることがわかります。

担当者一覧が表示されている

また、上記の図で表示されている名前の左のレポートマークアイコンをクリックすれば、該当「担当者管理アプリ」ページにジャンプすることも可能です。

関連するレコードのページにジャンプできる

以上のように、ルックアップ機能と関連レコード一覧機能を駆使すれば、共通する情報をつなぎ、別のアプリでも一覧化して表示できます。

応用するには仕組みの理解が重要なので、ぜひサンプルアプリを使って練習してみましょう。

「既存のExcel情報を取り込みたい」なら先にkintoneで項目を作る

次に、既存のExcel情報を取り込むときは、先にkintoneで項目を作ることです。

Excelで過去案件のアップロードは行えますが、工夫しないと読み込み時にエラーが起きてしまったり、選択式にしたかったのに記入式になってしまったり、とうまくいかないことが少なくありません。

Excelからアップロードする機能ももちろん便利なのですが、サンプルアプリに取り込む場合には、以下の手順で行うのがおすすめです。

  1. 先にkintoneのアプリ上で必要項目を整理する(追加したい項目はkintone上で追加)
  2. csvに書き出す(ファイルに書き出す)
  3. 書き出したcsvに過去案件のExcel情報をコピペする
  4. csvをアップロードする(ファイルから読み込む)

なお、csvの書き出し・読み込みは、該当のアプリを開き、右上の「…」から行えます。

まずは、ファイルに書き出す方法をご紹介します。

アプリ上の一覧画面で「ファイルに書き出す」を選択します。

「ファイルに書き出す」を選択

以下の画面に遷移し、アプリに登録されている項目が確認できます。

必要なレコードをドラッグアンドドロップで選び、左上の「書き出す」ボタンをクリックします。

「書き出す」ボタンをクリック

遷移先の画面で、リンクをクリックすると該当のcsvファイルがダウンロードできます。

リンクをクリックすると該当のcsvファイルがダウンロードできる

上記の手順を踏めば、アップロード時のエラーも少なく、快適に過去案件の登録が行えます。

次に、ファイルから読み込む方法をご紹介します。

下記の画面で「ファイルから読み込む」を選択します。

「ファイルから読み込む」を選択

「ファイルを選択」ボタンをクリックし、PCから作成したcsvを選択します。

「ファイルを選択」をクリック

アプリへの反映方法で「レコードの追加のみ」を選択し、「エラー検知時の処理」は「読み込みを継続する」をクリックし、右下の「読み込む」ボタンをクリックします。

「アプリへの反映方法」「エラー検知時の処理」をそれぞれ設定し「読み込む」をクリック

一覧画面に遷移するので、少し時間を置いて上部の青い枠内の「読み込まれたファイル」をクリックします。

「読み込まれたファイル」をクリック

ステータスが「完了」となっていれば、読み込みが完了しています。
また、横の詳細を確認し、エラーがあった場合には、「読み込まれなかった行とエラー内容をCSV形式でダウンロード」をクリックします。

ステータスが「完了」となっていれば、読み込みが完了している

csvを開くと、エラー内容が記載されていますので、確認して修正を行えます。

csvを開くと、エラー内容が記載されている

以上のように、既存のExcel情報をkintoneに取り込むことができます。

csvの文字化け対策には適切な文字コードの選択が重要
前にもご説明したように、csvでの書き出しや読み込み時にはエラーが起きてしまうことがあります。

エラーが起きてしまった場合には、適切な文字コードの選択をしてみましょう。

下記のように、文字コード選択画面があるため、適切なコードを選択します。

適切な文字コードを選択する
文字コードのエラーが起きて困った場合には、一旦UTF-8へ変更して作業してみることをおすすめします。

なお、各文字コードの詳細は以下の公式ヘルプページを参考にしてください。

ファイルの文字コードの選びかた | cybozu.com ヘルプ

「顧客情報登録を面倒くさがる人が多い」ならマスタ登録は担当者を絞る

マスタ登録については、担当者を絞ることも使いこなすためのコツです。

運用開始しても、システムが苦手な人は取引先登録などを面倒に思い、結果的にExcelに入力を始めてしまうことも少なくありません。
また、誤った情報をマスタに入れてしまうと、部門間でも共有する情報では大きな影響が出てしまうリスクがあります。

したがって、「顧客管理アプリ」など、あらゆるアプリのマスタとなる情報登録は、一部の担当者に絞ったほうが円滑に進みます。

情報登録を制限するのは、アプリの設定画面から行えます。
「設定」のアクセス権の中で「アプリ」をクリックします。

「アプリ」をクリック

下記より、アクセス権を設定します。
Everyone(全ユーザー)を「レコード閲覧」のみにチェックを入れて、追加作業や修正を行うユーザーに関しては全部の権限にチェックを入れるのがおすすめです。

アクセス権を設定する

なお、日報などで「取引先名」などはつい必須項目にしたくなるのですが、新規取引先だとマスタ登録を先に行う必要が出てしまいます。

マスタ登録後に日報を書くとタイムリーに共有ができないため、「取引先名」などは必須項目にはせず、マスタ登録後に追記できるようにしておくと便利です。

「マスタ登録依頼アプリ」を作成しプロセス管理を行うと便利
マスタ登録依頼についても、「マスタ登録依頼アプリ」を作成し、営業担当者から総務担当者など、登録担当者へと依頼を掛けるようにするとスムーズに進みます。

kintoneのプロセス管理については、以下の記事でも詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

>関連記事:kintoneでプロセス管理する方法|基本・ケース別で徹底解説

「アプリが乱立して困る」ならスペースを有効活用する

スペースの有効活用も効率的なkintone運用には必須です。

複数部門でkintoneを利用していると、アプリがたくさんできてしまったり、必要な情報が見つけられなくなってしまうことがあります。

そこで便利なのが、以下のようなスペース機能です。

スペース機能

参加したメンバーだけで管理できるため、部門やチーム単位での運営が可能です。

スペースの活用方法には、以下が挙げられます。

  • チームで情報を共有する
  • よく使うアプリ、スレッドをまとめる
  • 話題ごとにスレッドを分ける
  • スペース内アプリを使う
  • スペース内アプリでデータを管理する

スペースは、kintone上の下記の手順で追加可能です。

【スペースの追加手順】

画面右側の「+」をクリックし、「スペースを作成」をクリックします。

「スペースを作成」をクリック

基本設定や、参加メンバータブでスペース参加者を決定し、「保存」をクリックします。

「保存」をクリック

このように、ポータル画面にスペースが表示されれば完了です。

ポータル画面にスペースが表示されている

以下の記事でもスペースについて詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

>関連記事:kintoneのスペース機能とは?共有やカスタマイズで業務効率を上げる方法を解説!

kintoneの顧客管理は連携サービスと組み合わせると部署全体の生産性がアップ!

ここまで、kintoneのサンプルアプリを活用した顧客管理の方法や、kintoneをより使いやすくするコツなどをご紹介してきました。

少しイメージがついてきたところで、他社はどのようにkintoneを活用しているか気になるのではないでしょうか。

本章では、途中でも少しご紹介したとおり、kintoneにトヨクモの連携サービスを組み合わせて、顧客管理をさらに効率化している事例をご紹介します。

【トヨクモのkintone連携サービス一覧】

kintone連携サービス 概要
FormBridge kintoneへデータが自動で保存されていくWebフォームを作成できる
kViewer kintoneライセンスがない人に、kintoneアプリのデータを共有できる
PrintCreator kintoneアプリのデータをPDFで出力できる
kMailer kintoneアプリのデータを引用してメール送信できる
DataCollect 複数のkintoneアプリに登録されたデータを集計できる

それぞれ、みていきましょう。

【FormBridge・kViewer・DataCollectの導入】予約情報と顧客管理を一元化した事例

「操学館ドローンスクール」を運営する株式会社那須管財さまでは、トヨクモのkintone連携サービス『FormBridge』『kViewer』『DataCollect』を導入し、予約情報と顧客管理の一元化に成功しています。

【株式会社那須管財さまの事例】

導入前の課題 ・新規事業の立ち上げにあたり、少数精鋭で事業を運営できるよう、効率的な業務フローをゼロから構築する必要があった

・業務フローの構築は責任者が前職で経験したシステムの分断という非効率性を教訓としていた

解決策 ・kintoneとトヨクモの連携サービスを導入し、Webからの予約、顧客管理、社内承認フローまで情報を一元化

・Webサイトに公開する予約カレンダーや申し込みフォームを構築し、予約枠の自動制御を行った

成果 ・予約情報が自動でkintoneに集約され、手作業で行っていた集計や報告業務が不要になった

・承認フローもデジタル化されたことで意思決定が迅速化し、事業の円滑なスタートダッシュに成功

新規事業の立ち上げにあたって、少数精鋭で事業運営を行うために、システムを一元化する必要性を感じていました。

そこで、kintoneとともに、以下のトヨクモのkintone連携サービスも導入しました。

・FormBridge:問い合わせからコース予約をフォームでデータ化、あらゆる顧客情報をkintoneに集約

・kViewerとDataCollect:6つの予約カレンダーをWebに公開し、予約枠をリアルタイムに自動制御

結果として、予約情報が自動でkintoneに集約され、手作業で行っていた集計や報告業務が不要になりました。
また、承認フローもデジタル化されたことで意思決定が迅速化し、事業の円滑なスタートダッシュに成功しています。

株式会社那須管財さまの取り組みは、以下のページでも詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

>事例記事:株式会社那須管財 | 予約情報と顧客管理の一元化で、少数精鋭チームの生産性を最大化。ドローンスクール事業立ち上げ期の先回りDX戦略

【FormBridge・kViewer・kMailerの導入】データを一元化したことで電話対応が70%削減できた事例

マンション向けインターネットサービスプロバイダーを運営する株式会社ブロードエンタープライズさまでは、トヨクモのkintone連携サービス『FormBridge』『kViewer』『kMailer』を導入し、電話対応時間の大幅削減に成功しています。

【株式会社ブロードエンタープライズさまの事例】

導入前の課題 ・物件情報、顧客対応履歴、契約書類といった多岐にわたる情報がExcelや紙ベースでバラバラに管理されていて、情報検索に時間と労力がかかっていた

・電話やメールによる顧客対応が煩雑で、業務効率の低下や抜け漏れ発生のリスクがあった

解決策 ・kintoneを導入し、紙で管理されていた物件資料や顧客情報の多くをデジタル化し、情報の一元管理を実現

・電話やメールでの煩雑なやり取りを解消するため、FormBridge、kViewer、kMailerを導入・活用

・Toyokumo kintoneApp認証を活用してシームレスな情報共有を実現

成果 ・1日あたりの全体の電話対応件数が約70%削減、対応時間も平均15分から5分に大幅に短縮

・業者間の対応ミスが月5件から0〜1件に減少し、入居者への情報伝達漏れも約80%削減されるなど、業務の正確性とスピードが飛躍的に向上

以前は、物件情報や顧客対応履歴、契約書類など、多岐にわたる情報をExcelや紙ベースで管理していました。営業活動にはSFAを活用していたものの、契約後の情報の保存先が複数に分かれていたことで、必要な情報にたどり着くまでに時間と労力がかかってしまう課題がありました。

そこで、kintoneとともに、以下のトヨクモのkintone連携サービスも導入しました。

・FormBridge:展示会アンケートや問い合わせ、工事日程希望などをアンケート化

・kViewer:入力内容を施工店が確認可能に

・kMailer:工事完了連絡を一斉送信

結果として、1日あたりの全体の電話対応件数が約70%削減、対応時間も平均15分から5分に大幅に短縮しました。
また、業者間の対応ミスが月5件から0〜1件に減少し、入居者への情報伝達漏れも約80%削減されるなど、業務の正確性とスピードが飛躍的に向上しています。

株式会社ブロードエンタープライズさまの取り組みは、以下のページでも詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

>事例記事:株式会社ブロードエンタープライズ 様 | FormBridge・kViewer・kMailerで電話対応件数を約70%削減!社外とのやり取りの煩雑さを大幅軽減

【FormBridge・kViewer・PrintCreator・DataCollectの導入】送付状管理の効率化や営業報告をリアルタイムにデータ化した事例

ダイヤモンドの輸入卸から宝飾品の製造卸・卸売・小売まで、多岐にわたる事業を展開する株式会社柏圭さまでは、トヨクモのkintone連携サービスを使って、送付状管理の効率化や営業報告のリアルタイムなデータ化に成功しています。

【株式会社柏圭さまの事例】

導入前の課題 ・Excelや書類を中心とした業務運用により、フォーマットが統一されておらず、業務の入力ミスが発生していた

・社内での情報共有フローが整備できておらず、情報共有方法が属人化していた

解決策 ・kintoneとToyokumo kintone Appを導入し、アナログな業務フローを刷新

・申請フォームのWeb化やkintone情報を共有する仕組みを構築し、全社的なデータ活用基盤を整備した

成果 ・手書きやFAXで行っていた送付状作成の作業時間を3分の1に短縮

・リアルタイムでの売上情報の共有が可能となり、営業担当者の報告作業がゼロになった

まず、Excelや紙媒体での情報管理から脱却するためにkintoneを導入しました。
情報の属人化解消に成功するも、今度はkintoneライセンスを持たない従業員への情報共有という、新たな課題に直面することになります。
全社展開を進める上で、ITに不慣れな社員も巻き込んでいく方法を検討していました。

そこで、kintoneとともに、以下のトヨクモのkintone連携サービスも導入しました。

・FormBridge:送付状作成のための入力フォームを作成

・PrintCreator:送付状の出力を行う

・kViewer:専用URLを送付し、kViewerで作成したマイページから直接、受領確認を入力してもらうよう仕組み化

・DataCollect:海外展示会でのインボイス発行アプリと在庫リストを連携

結果として、手書きやFAXで行っていた送付状作成の作業時間を3分の1に短縮できました。
また、リアルタイムでの売上情報の共有が可能となり、営業担当者の報告作業がゼロになるなど、効率化を進めています。

株式会社柏圭さまの取り組みは、以下のページでも詳しく解説しておりますので、ぜひご一読ください。

>事例記事:kintone×トヨクモでペーパーレス化とリアルタイムの情報共有を実現。老舗宝飾企業の業務効率化DX推進事例

トヨクモのkintone連携サービスは、全ての機能が30日間無料でお試しが可能です。
気になる方は、ぜひ以下の一覧ページからご確認ください。

製品HPを見てみる

まとめ

本記事では、kintoneの顧客管理ではどんなことができるのか、アプリの導入手順や、より使いやすくするコツなどをご紹介し、実際の操作画面をご紹介しながら詳しく解説しました。

kintoneでできる顧客管理のポイントは、以下のとおりです。

・kintoneの顧客管理では、部門ごとの顧客管理を一元化できる

・いつでもどこでも、顧客情報をリアルタイムに管理できる

・カスタマイズ性が高いため、自社特有の業務も自由に組み込める

また、「アプリパック」というサンプルアプリの詰め合わせを導入すれば、より簡単に運用開始できます。

さらに、以下のkintone設定のコツもご紹介しました。

・「必要な情報が不足している」なら足りない項目を増やす

・「登録しても見てもらえない」ならWebhook機能でチャットに通知を送る

・「同じ項目を登録している」ならルックアップと関連レコード一覧でマスタデータとつなげる

・「既存のExcel情報を取り込みたい」なら先にkintoneで項目を作る

・「顧客情報登録を面倒くさがる人が多い」ならマスタ登録は担当者を絞る

・「アプリが乱立して困る」ならスペースを有効活用する

実際の設定手順についても、各画面詳しく解説しましたので、ぜひ実際にkintoneを使いながら設定を行ってみてください。

  • 「kintoneのデータを使って、請求書や見積書を作りたい」
  • 「kintoneライセンスを持っていない協力会社や顧客にも情報を共有したい」
  • 「kintoneの顧客データを使って、メールを個別・一斉送信したい」

記事の後半でご紹介したように、トヨクモの連携サービスは、kintoneの「不得意」を解消し、部署全体の生産性を飛躍的に向上させます。

トヨクモの連携サービスは、全機能30日間無料でお試しいただけます。

機能の詳細や豊富な導入事例について、ぜひ以下よりご確認ください。

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監修者トヨクモ編集部


メンバー全員がkintone認定資格保有者。 累計14,000件以上のkintone連携サービス導入を支援した実績をもとに 、kintoneを活用した業務効率化や現場で役立つ最新情報を発信中。

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