【無料お試しあり】メルマガ管理ツールのおすすめ7選!選び方も解説

メルマガ管理は、企業や個人が顧客に対してメールマガジンを効果的に配信し、その結果をツールで管理/分析するプロセスを指します。

適切なメルマガ管理により顧客との接点が増えるため、マーケティング効果を最大化することが可能です。

本記事では、メルマガ管理に役立つツールを7つ紹介するとともに、メリットや選び方、メルマガ管理をする際の注意点について詳しく解説します。

メルマガ管理ツールとは

メルマガ管理ツールは、企業や個人が顧客/会員に対してメールマガジンを効率的に配信し、その効果を管理/分析するためのツールです。メール文面の作成や配信、追跡、分析を一元的に行うことが可能になります。

メルマガ管理ツールで実現できること

メルマガ管理ツールのメリットについて詳しく解説します。

効果的なターゲティング

メルマガ管理ツールを利用することで、顧客の属性や行動履歴に基づいたターゲティングが可能です。たとえば、過去に特定の商品を購入した顧客に対して、関連商品のプロモーションメールを送信することで、購買意欲を高められます。

これにより、配信内容が顧客の興味に直接訴えかけるものとなり、開封率やクリック率の向上が期待できるでしょう。

配信スケジュールの最適化

メルマガ管理ツールは、最適な配信タイミングを分析して設定できます。たとえば、過去のデータを元にもっとも開封率が高い時間帯を特定し、その時間に自動で配信することが可能です。それにより、メルマガの効果が高まります。

効果測定と改善

メルマガ管理ツールは、配信後の開封率やクリック率、コンバージョン率などをリアルタイムで追跡し、分析する機能を持ちます。

たとえば、特定の件名で高い開封率を示した場合、そのパターンを次回以降のメールにも適用することで、継続的に改善を図れるのもメリットです。

メルマガの大量配信/一斉配信

メルマガ配信ツールを利用すると、何百件以上ものアドレスに一斉にメールを送信できます。件名や本文に受信者の名前や企業名を自動で挿入することも可能です。

これにより親近感や安心感を与え、開封率の向上が期待できます。また、迷惑メールと判断されないよう複数のサーバーを使用するなどの対策も整っています。

一般的なメーラーで大量のメールを送ると手間と時間がかかりますが、メルマガ配信ツールなら100万通/時といった速度で配信することも可能です。

メルマガ管理をExcelで行うデメリット

メルマガ管理はExcelでも行えますが、次のようなデメリットがあります。

ヒューマンエラーのリスクが高い

Excelでメールアドレスや顧客情報を手動で管理する場合、ミスが発生しやすいです。

たとえば、誤って同じアドレスを複数回入力したり、重要なデータを削除してしまう可能性があります。このようなミスは顧客に対する信頼性を損ない、メールマーケティングの効果を低下させる要因となります​​。

データ分析が困難

Excelではメルマガの到達率、開封率、クリック率などの重要な指標をリアルタイムで分析することは困難です。そのため、どのメールが効果的で、どの部分に改善の余地があるのかを把握するツールとしては適していません。

データに基づく改善ができなければ、メールマーケティングの効果を最大化することは難しいでしょう。

時間と手間がかかる

Excelでの管理は手動作業が多く、登録や更新、削除に時間がかかります。とくに購読解除希望者の管理は手間がかかり、他の業務に影響を及ぼすことがあります。また、メールの配信作業も手動で行うため、効率が悪くなりがちです​ ​。

スケーラビリティの問題

Excelは大量のデータを扱うのに不向きであり、顧客リストが増えると管理が困難になります。大規模な配信リストを管理する場合、専用のメール配信ツールが必要です。

たとえば、数千件から数万件のメールアドレスをExcelで管理することは現実的ではなく、Excelの限界を超えることがあります。1つのExcelファイルを共同で編集すると、フリーズしてしまい業務が滞る場合もあるため注意が必要です。

自動化が難しい

メール配信ツールとは異なり、Excelでは配信の自動化が困難です。自動化ができないことで、マーケティング活動の効率が低下し、人的リソースが無駄に消費されます​。

ステップメールや自動返信などの高度な機能を利用するには、専用のツールが必要です。

メルマガ管理ツールの選び方

メルマガ管理ツールを選ぶ際には、いくつかの重要なポイントがあります。以下で、その具体的な選び方のポイントを見ていきましょう。

価格

多くのツールは、利用するメールの送信数や登録者数に応じた料金体系を採用しています。

そのため、チームの規模や予算に合ったツールを選ぶことが重要です。たとえば、小規模な企業であれば基本プランから始めて、必要に応じてプランをアップグレードすることが望ましいでしょう。これにより、コストを抑えつつ必要な機能を利用できます。

機能

自社の配信目的を明確にし、その目的に適した機能を持つツールを選びましょう。たとえば、メルマガ配信の効果を最大化したい場合は配信機能だけでなく、集計/分析機能が充実しているツールが適しています。

その他、目的に応じて以下のような機能があるかも確認しましょう。

  • 自動送信
  • テンプレート作成
  • セグメント配信
  • レポート作成
  • 機能の拡張/カスタマイズ

いま必要な機能だけではなく、将来的なメールマーケティングにも役立つ機能があるかを考え、最適なシステムを選定しましょう。

操作性

操作性も重要です。使い方が複雑でメール作成や配信に時間がかかると、かえって非効率になってしまいます。とくに使用する人数が多いほど、シンプルかつ直感的に使えるツールであることが望ましいでしょう。

メール作成や配信リスト設定、配信などの操作が簡単に行えるか確認することが大切です。無料お試しが用意されているツールもあるので、気になるツールがあれば事前に試してみましょう。

セキュリティ

顧客の情報やメールアドレスなどの個人情報を保管するため、セキュリティに優れたメルマガ配信ツールを選ぶことが大切です。個人情報の漏洩を防ぐため、SSL通信による暗号化、プライバシーマークなどの第三者機関の認証などがあるかを確認しましょう。

また、誤配信を防ぐために権限設定や送信前の承認機能などが用意できるツールを選ぶこともおすすめです。

おすすめのメルマガ管理ツール7選

メルマガ管理ツールの数は多いため、どれを選ぶべきか迷うこともあるでしょう。

本章では、メルマガ管理に使えるおすすめのツールを7つ紹介します。

1.kintone(キントーン) × kMailer(ケイメーラー)

kintoneと連携するメール送信システム「kMailer」は、kintone上で管理しているメールアドレス宛に、自動引用したデータを用いてメールを送信できるツールです。自動、予約、手動のいずれでも送信可能で、宛先や内容の誤り、送り忘れの心配がなくなります。

普段使用しているメールアドレス(Gmail、Office365、SendGridなど)からの送信に対応しているのも魅力です。また、添付ファイルのダウンロードリンクにはパスワードを設定することでセキュリティも確保できます。

メールの送信ログや受信者の開封ログ、ファイルダウンロードログも確認でき、マーケティングや請求書送付など多様な用途で利用可能です。

30日間の無料お試し期間もあるため、使いやすさを確認のうえで導入を検討できます。

詳しくは、以下の記事をチェックしてください。

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2.kintone(キントーン) × Mailwise(メールワイズ)

▲出典:kintoneとメールワイズが連携することで 使える機能をご紹介します。

kintoneとメールワイズの連携により、個別送信、一斉送信、メール履歴表示、テンプレートの自動挿入など、さまざまな便利な機能を活用できます。

個別送信機能では、kintoneの顧客管理アプリから顧客を選んで直接メールを送信できるため、顧客情報のコピペミスを防げます。

一斉送信機能では、顧客管理アプリのレコード一覧画面で送信先を絞り込み、最大1,000件までの一斉送信が可能です。

メール履歴表示機能では、kintoneの顧客管理アプリのレコード詳細画面で顧客とのメール送受信履歴の一元管理が可能で、過去のやり取りを簡単に参照できます。

さらに、テンプレート機能ではkintoneで作成したメール作成テンプレートアプリを利用して、顧客情報をメール文面に自動挿入することが可能です。

料金は、プラグイン利用に対応したkintoneのスタンダードコース月額1,800円(税別)と、メールワイズ月額600円(税別)~の両方が発生します。低コストでありながら高機能を備えたメルマガ管理ツールです。

3.WiLL Mail(ウィルメール)

▲出典:WiLL Cloud

WiLL Mailは、メールマーケティングの強化に特化したツールであり、累計2,500社以上の企業に導入されています。

2024年2月にGoogleが改正した「Gmailの一斉送信ガイドライン」に完全対応しています。これにより、Gmailの受信トレイへの到達率を高め、不達やスパムとして分類されるリスクを軽減することが可能です。

また、ドラッグ&ドロップで簡単にHTMLメールが作成できるエディタを搭載しており、専門知識がなくてもプロフェッショナルなメールの作成が可能です。そのため、制作コストを大幅に削減できるでしょう。

さらに、配信結果をリアルタイムでグラフやヒートマップで表示する機能も備えており、開封率やクリック率、コンバージョン率を一目で把握できる点も魅力です。過去のキャンペーンとの比較も自動で行われるため、効果的なマーケティング戦略を立てるのに役立ちます。

WiLL Mailの料金プランには、「プレミアムプラン」と「シンプルプラン」があります。プレミアムプランは月額10,000円(税別)~で、顧客データベースにデータを蓄積したい方、ECなど外部ツールと連携したい方、ステップメールを配信したい方におすすめです。

一方シンプルプランは月額4,000円(税別)~で、顧客データベースの管理や連携が不要な方、配信リストが手元にあり、いますぐメール配信したい方に適しています。14日間の無料トライアルを利用できます。

4.Cuenote FC(キューノートエフシー)

▲出典:Cuenote FC

Cuenote FCは、高い到達率と豊富な機能で多くの企業に支持されているメール配信ツールです。配信実績は月間76億通、導入実績は2,300社以上に達しており、その信頼性と性能の高さが際立っています。

毎時1,000万通の配信性能を持ち、大量の一斉送信を遅延なくスムーズに行えます。そのため、大規模なメールマーケティングに最適です。

また、GmailやYahoo!などのフリーメール、携帯キャリアアドレスへの高い到達率を実現する独自の配信エンジンを採用しています。

さらに、効果測定機能も充実しています。開封率やクリック率だけでなく、時間別やデバイス別の詳細な分析が可能で、ABテスト機能を使ってメール内容の効果を比較することも可能です。

Cuenote FCの料金プランは、企業のニーズに応じて柔軟に選択できるような形式となっています。

5.blastmail(ブラストメール)

▲出典:blastmail

ブラストメールは、シンプルで低価格なメルマガ管理ツールです。

全国の企業や官公庁を含む22,000社以上に導入されており、その使いやすさと効果が広く評価されています。専門知識がなくても直感的に操作できるため、誰でもスムーズにメール一斉配信が可能です。

また、配信後の効果測定ツールも充実しており、開封率、クリック率、ユーザーの行動データを詳細に分析できます。これにより、メールマーケティングの効果を最大化し、継続的な改善を図ることが可能です。

さらに、ブラストメールは業界最安クラスの月額4,000円(税別)~利用可能で、メール配信数に制限がない点も大きな魅力です。

6.ORANGE MAIL(オレンジメール)

▲出典:ORANGE MAIL

オレンジメールは、企業や個人事業主が手軽にメールマーケティングを実践できるように設計されたメルマガ管理ツールです。

2024年2月に改正されたGmailおよびYahoo!の厳格なメール送信ガイドラインに対応しており、メールの到達率を向上させています。

操作は非常にシンプルで、わずか10分でメールの配信が可能です。動画マニュアルを5分間視聴するだけで、すぐにスタートできます。有料版にはメールサポートが付いており、質問に対する迅速かつ明確な回答が得られます。

ステップメール機能を標準装備しており、読者が登録された日から設定したタイミングで自動的にメールを配信することが可能です。これにより、マーケティングの自動化が実現できます。

さらに、クリック解析機能によりメールのクリック状況を詳細に把握し、濃い見込み客を一目で判別できる点も魅力です。

オレンジメールは30日間の無料体験が可能で、サービスが合わない場合でも1円もかからずに解約可能なため、リスクなく導入を検討できる。さらに、月額2,980円(税別)~の定額料金制を採用しているため、配信数に応じた追加料金を心配する必要がありません。

7.配配メール(ハイハイメール)

▲出典:配配メール

配配メールは、シンプルで効果的なメールマーケティングを実現するための優れた配信ツールです。

HTMLの知識がなくても、文字の色や大きさの変更、画像の挿入が視覚的に行えるため、誰でもプロフェッショナルなメールを作成できます。

また、迷惑メール判定されないための対策が施されており、高い到達率を誇ります。

開封率やクリック率をヒートマップで表示し、自社のデータと平均値を比較できるため、メール配信の効果を一目で確認することが可能です。

セグメント配信機能も充実しており、年齢や性別などの属性情報や顧客データベースの項目で絞り込み配信ができます。

また、ステップメール配信機能も搭載しており、登録日や誕生日などの特定の日にちを起点に、シナリオに沿ったメールの自動配信も可能です。

月額料金は要問い合わせで、プランや登録アドレス数によって変動します。

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メルマガ管理をする際の注意点

メルマガ管理を始めたものの、効果的なメール配信ができず、成果が挙がらないケースがあります。メルマガ管理のよくある失敗とその原因について詳しく見ていきましょう。

パーソナライズした内容を配信する

メールの受信者に対してパーソナライズされた内容を送信しないと、開封率やクリック率が低くなるおそれがあります。そのため、顧客の名前を含めるだけでなく、過去の購入履歴や興味に基づいて内容をカスタマイズすることが効果的です​。

セグメンテーションを行う

顧客リストを適切にセグメントしないと、受信者にとって無関係な情報を送信するリスクがあります。たとえば、地域や購入履歴に基づいてリストを分けることで、よりターゲットを絞った効果的なメールを送信できます。

分析/改善を行う

メルマガ配信の効果を測定しないと、何が効果的で何がそうでないかを判断できません。開封率やクリック率、コンバージョン率などの主要な指標を定期的に分析し、配信時間や内容を改善していくことが重要です。​

まとめ:メルマガ管理で顧客満足度を高めよう

メルマガは企業と顧客のコミュニケーションを強化し、顧客満足度を高めるための重要なものです。適切なツールを選び、効果的な配信と細やかな分析を行うことで、顧客との関係を深められます。

また、配信結果をリアルタイムで把握し、開封率やクリック率を分析することで、マーケティング戦略を最適化できます。

今回、紹介したメルマガ管理ツールのなかでも、「kintone × kMailer」はkintoneに登録したメールアドレス宛に、自動引用したデータを用いてメールを送信できるため、業務効率がさらに高まるでしょう。無料お試しも実施しているため、ぜひ一度試してください。


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