「URLが漏れたらどうしよう…」を解消!Toyokumo kintoneApp認証×kViewerで支払調書のセキュアなウェブ化を実現【ユーザー会レポート】
目次
ユーザー会でのLT登壇の様子をレポート!
この記事は2026年6月に開催したユーザー会での合同会社オフィスビーワン 北島敏雄さんのLT登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「個別URL運用から、より安全な運用へ—Toyokumo kintoneApp認証とkViewerを活用した改善事例」でご登壇いただきました!
オフィスビーワンについて
オフィスビーワンは、大学の先生や研究者が主催する学術会議の運営、シンポジウムの運営サポートを行っている会社です。
取引先は大学・自治体・研究機関など堅い組織が多く、講演謝金の支払いなどで個人情報を扱う機会が多いため、業務効率と合わせてセキュリティへの配慮が欠かせない環境です。
トヨクモkintone連携サービスはFormBridgeからスタートし、現在はkViewer・PrintCreatorも活用しています。
第一段階:Myページビューで支払調書のウェブ化
学術会議などの運営では、講演をいただいた個人事業主の方などに年1回、支払調書をお送りする必要があります。以前は郵送やメールでの送付を行っていましたが、印刷・封入・発送の手間、および紛失リスクが課題となっていました。
そこでまず、kViewerのMyページビューを活用して支払調書をウェブ化しました。PrintCreatorと連携してリアルタイムのデータを反映した帳票を表示し、PDF出力も可能にすることで、郵送・印刷・紛失リスクから解放されました。
しかしこの運用で、新たな課題が出てきました。
個別URLの3つの問題点
Myページビューでは閲覧者ごとに個別のURLが発行されます。この個別URLの運用に以下の問題がありました。
- 送付の手間:対象者全員に個別URLをメールで送る必要がありました。kintoneにデータを直接入力した場合はkMailerを利用していなかったため、個別にメールを作成して送付するしかなかった
- セキュリティリスク:個別URLが他の人に漏れた場合、その人の情報が丸見えになってしまう
- URLの長さ問題:Myページビューの個別URLは非常に長く、メール上でリンク切れが発生したり、送付したメールがどこにあるか分からないという問い合わせが発生した
第二段階:Toyokumo kintoneApp認証×リストビューで共通URL化
これらの課題を解決するため、MyページビューからToyokumo kintoneApp認証を使ったリストビューへの切り替えを行いました。
改善後の運用の流れは以下のとおりです。
- kViewerのリストビューにToyokumo kintoneApp認証を設定し、ログインしたユーザー本人のデータのみが表示されるようにする
- 案内メールは共通URLを記載した1通のみ送付する
- お客様はURLにアクセスしてログインすると、自分の支払調書のみが表示される
- 詳細ページはJavaScript・CSSカスタマイズを活用し、通常のリストビューの一覧表示を非表示にして、最初から本人の支払調書のページだけが表示されるように整えた
- FormBridgeと連携し、Myページビューを作成することで、お客様自身が住所等の情報を修正できるようにした
この改善によって、送付の手間・セキュリティリスク・URLの長さの問題がすべて解消されました。なお、JavaScriptやCSSのカスタマイズについてはトヨクモのブログに設定方法が掲載されているため、文系でコードが分からなくてもそれを活用して実装できました。この改善のヒントになったのは、トヨクモから届く請求書のURLです。「同じようなものが作れないか」と考えたことが出発点となっています。
番外編:2とおりのPDF書類の表示方法
今回の改善と合わせて、PDF書類の表示方法についても工夫を加えました。用途に応じて2つの方法を使い分けています。
方法1:PrintCreatorと連携してリアルタイムで表示する kViewerとPrintCreatorを連携し、kintoneの最新データをリアルタイムに反映した帳票をその場で表示・PDF出力する方法です。支払調書のように「常に最新の情報を表示したい」場合に適しています。
方法2:kintoneにPDFを保存して表示する kintoneのレコードにPDFを添付ファイルとして保存しておき、kViewerでダウンロードボタンを設置して表示する方法です。見積書・請求書のように「月ごとに複数の書類が発生する」場合に適しており、過去の書類も含めてまとめて閲覧できます。
ご登壇ありがとうございました!
明日から真似できそう!と思えたご活用Tipsは見つかりましたか?
「認証を加えただけで運用が大きく変わった」という北島さんの言葉が印象的でしたね!個別URLの煩雑な管理に悩んでいる方や、kViewerで外部公開する際のセキュリティに不安を感じている方は、ぜひToyokumo kintoneApp認証との組み合わせを検討してみてはいかがでしょうか。
今回お話しの中でご紹介いただいたFormBridge、kViewer、PrintCreatorは30日間のお試しを何度でもご利用いただけます。
それぞれの製品で何ができるかについては以下の動画にてご紹介しております。
その他、トヨクモkintone連携サービスでどんな業務改善ができるかについては以下ページよりご確認ください。
また、過去のユーザー会の登壇レポートまとめはこちらからご覧いただけます。
「一人で悩まない」が、DX成功の第一歩
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