トヨクモUCNight
今回は、トヨクモUC(ユーザーコミュニティ)にご参加いただいている方限定の会としてユーザー会を開催しました。
この会を開催するに至った想いとしては、「もっとトヨクモUCに参加している方同士、もっと仲間を見つけて繋がっていただきたい」。
トヨクモUCというユーザーコミュニティを、皆さんのつながりをきっかけにぜひもっと盛り上げていきたいと考えています。
トヨクモUC立ち上げの想いは以下で紹介しております。
ぜひ参加してみたい!という方もぜひ以下よりご参加くださいませ。
トヨクモがSlack上のユーザーコミュニティ「トヨクモUC」の立ち上げに至った理由 こんにちは。トヨクモのCSチーム所属の浅田です。 今回は新たにオープンした、トヨクモユーザーのためのコミュニティである、「トヨクモUC(ユーシーと読[…]
その名も、「雲の上Talking ~トヨクモUCNight~」
タイムテーブルはこちら↓↓
7月のバージョンアップ情報
PrintCreatorに新機能が登場です!
今回は2つの機能を紹介しました
1.それぞれの書類に対して出力の有効/無効を制御する機能を追加しました!
新規に作成した書類は「無効」となっているため、利用する際に「有効」に設定する必要がありますのでご注意ください。
2.手動出力の権限設定ができるようになりました!
プロフェッショナルコースとお試し環境のみで利用可能です。プレミアムコースまでをご契約いただいて、機能検証をしたい場合にはお試しをお申し込みいただけますと幸いです。
以下の記事の注意事項をご確認の上、ぜひご活用ください。
■アップグレードを検討しているのですが、機能検証用に試用することはできますか?
https://kintoneapp.zendesk.com/hc/ja/articles/900002188546
トヨクモUC活用術について
トヨクモUCは「仲間を見つけてつながる場所」にするべく運営を行っています。
ありがたいことに、現在400名近くが参加しているトヨクモUC。
参加したのはいいものの何を投稿すればいいの?というお悩みをちらほらと伺っていました。
そこで、トヨクモUCの使い方についてシェアする時間を設けました。
※8月7日にトヨクモUCチャンネルのリニューアルを行いましたので、このブログではリニューアル後のご案内となります。
LTコーナー
LTとは??
LTとは、ライトニングトーク(Lightning Talks)の略です。
Lightning=雷 のように素早い情報交換のための時間でございます。
他社の事例や考え方を直接聞けるのは発表者側、聞く側の双方にとって有意義な時間になると考え、この時間を設けました。
LT発表していただいたお二方、改めてこの度は素敵な発表をありがとうございました!
LT発表:林田さん/株式会社東京文久堂
「kViewerでアクセス管理ができるってほんと?」
部長には全てを見せて、Aさんにはあれを見せて、Bさんにはこれを見せたい。
このような要件の場合、見せたいデータごとに「レコードの絞り込み」を行ったビューのURLを、見せたいユーザーに渡すことが運用方法として考えられます。
林田さんの考えた設定は3ステップです。
1.権限のフラグとして数字を入力できるよう「数値フィールド」をフィールド上に置く。
2.次に、ユーザー管理の属性に数字を入れておく。
たとえば、全てのレコードを見せたい部長には「3」、自分の課のメンバーが作成したレコードのみを見せたい課長には「2」、自分が作成したレコードのみを見せたい平社員には「1」を振り分けておくイメージです。
3.「レコードの絞り込み」の「ユーザー管理を使用した絞り込み」で「フィールド:属性/式:以下/値:数値」を設定する。
ただ、こちらはレコード単位の権限設定になるので、フィールド単位の権限設定ではないです。
もしフィールド単位の権限設定を思いついた方いればぜひ教えてください!
LT発表:山本さん/ワークログ株式会社
「JavaScript開発ってあり?なし?」
直近は神奈川県庁様での新型コロナウイルス感染症対策のシステム構築、石川県庁様での能登半島地震に関連した高齢者施設の被災状況把握のためのシステム構築を行いました。
混乱していて要件もまとまっておらず、常にさまざまな場所から課題が湧き上がってくるような状況で、kintoneや関連サービスを利用した開発を並行で行っているとのことです。
担当者の引き継ぎがややこしくなったり、想定外の動作をしてしまう可能性があるといった理由からJavaScriptでのカスタマイズをしていない会社さまも多いと思います。
でも今日はJavaScriptなし派の人に「こういったことができるよ」を伝えます!
【例1:申請フォーム】
・実現したいこと:フォームから申請した内容を申請者に編集させたい
・標準機能で実現しようとした場合:FormBridge×kViewer 申請フォームに回答
→Myページビューに遷移→編集ボタンをクリック→編集用のフォームに遷移→回答内容の修正
・+α要件:Myページビューから編集用のフォームに遷移するための編集ボタンを、フィールドの値に合わせて表示/非表示させたい
サンプルコード↓
(function () {
“use strict”;kv.events.record.mounted.push(function (state) {
const editButton = document.querySelector(‘.ui.icon.button.kv-fb-content.circular.teal.huge’);
const flg = state.record.”フィールドコード”.value;// ボタンの有効化・無効化
if(flg === /* 条件を記載 */){
editButton.style.display = ‘none’;
} else {
editButton.style.display = ‘inline-block’;
}return state;
});
})();
【例2:eラーニングフォーム】
・実現したいこと:必ず動画学習を完了させてからフォームに回答してほしい
・標準機能で実現しようとした場合:動画の視聴→フォームに回答→ビューで回答内容の確認
・+α要件:フォーム内に動画を埋め込み、動画を最後まで再生しないと設問が表示されないようにしたい
サンプルコード↓
fb.events.fields.lesson2.mounted = [function (state) {
let label = fb.getElementByCode(“フィールドコード”);if(state.record[‘講習2’].value == “未視聴”){
state.fields[10].hide = true;
state.fields[11].hide = true;
}var video = document.createElement(‘a’);
video.innerHTML = ‘<div class=“movie-wrap”><”iframeタグ”></div>’;
label.appendChild(video);
var player = new Vimeo.Player(‘learning02’);
player.on(‘ended’, function() {
state.record[‘講習2’][‘value’] = ‘視聴済;
state.fields[10].hide = false;
state.fields[11].hide = false;
});return state;
}];
【例3:資格試験を行い、認定書を発行する仕組み】
先に挙げた例1と例2を組み合わせると、以下のような動きが可能になります。
- フォーム内に埋め込んだ教材の動画を最後まで見てもらう
- 最後まで閲覧すると、試験問題のフィールドが表示される
- 回答の結果、合格だったらMyページビューに遷移するボタンを表示
- MyページビューにPrintCreatorを連携して認定書を発行
あっという間に終わりのお時間に…
今回はトヨクモUCメンバー限定の会となりましたが、いかがでしたでしょうか。
普段よりも少なめの人数で進行させていただいたからこそ、より深いコミュニケーションが取れていたのではないかなと個人的には思っておりました。
また、今回は初めて開発担当のメンバーも参加させていただきましたが、普段直接関わることの少ないユーザーの皆様とお話しできたことでたくさん気付きや発見があり非常にいい経験になったと申しておりました。
トヨクモUCとは
トヨクモUCとは、「仲間を見つけてつながる場所」にすべく運営をしているユーザーコミュニティーです。
現在登録者数は395名と拡大中!
ぜひ、これを機に皆様のご参加をお待ちしております。
トヨクモUC発足への思いは以下のブログにございます。
トヨクモがSlack上のユーザーコミュニティ「トヨクモUC」の立ち上げに至った理由 こんにちは。トヨクモのCSチーム所属の浅田です。 今回は新たにオープンした、トヨクモユーザーのためのコミュニティである、「トヨクモUC(ユーシーと読[…]