kintoneでメール送信するには?3つの方法と選び方

kintoneに登録された顧客情報や連絡先を元にメールが送信できたら、業務はどう変わるでしょうか?

メルマガの一斉送信、予約や契約に応じた自動返信、社内へのリマインドメールなどなど…業務効率化に大きく役立つことでしょう。

本記事では、kintoneと連携してメール送信を行うことができる製品を3つご紹介します!

標準機能ではkintoneからメール送信はできない

大前提として、kintoneの標準機能にメール送信機能はありません!

kintoneでメールアドレスを管理したり、kintone上でユーザー同士がやり取りしたりすることはできますが、kintoneユーザーでない取引先や顧客に対してメールを送信することはできないのです。

kintoneの情報を元にメールを送信するためには外部のメール送信システムを用いる必要があるのです。

kintoneでメール送信を可能にする製品3選!

本記事では、以下の3製品をご紹介します。

  • kMailer(ケーメーラー)
  • メールワイズ(Mailwise)
  • メール一斉送信プラグイン

kMailer

「kMailer」は、トヨクモが提供するメール送信システムです。

強み

・kintoneに特化したメール送信システム

「kMailer」はkintoneとの連携に特化したメール送信システムであり、kintoneのレコード追加・編集・ステータスの更新に連動してメールを自動送信をすることができます。

 

 

・ワンタイムパスコード設定

メールに添付されたファイルをダウンロードする際にワンタイムパスワードを付与したり、ファイルダウンロードの回数を制限したりすることができます。ファイルデータのリスク管理に役立つ機能です。

 

 

・他製品との連携

トヨクモの提供する他のkintone連携サービスと併用することで、より効果的な業務改善が可能です。

活用例が書かれた記事はこちら↓

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メールワイズ

「メールワイズ」は、サイボウズ株式会社が提供するメール共有システムです。

強み

・メールの送受信に対応

「メールワイズ」の大きな特徴は、メールの送受信や管理が可能な点です。他のメール送信サービスとは異なり、受信したメールに返信を行うなど、メールボックスに近い運用が可能です。

・メールをチームで管理できる

上述の送受信に加えて、複数のユーザーが複数のメールをメールワイズ上でまとめて管理することができます。また、受信したメールごとに担当者やステータスを設定することができるので、メールの返信漏れや二重返信を防ぐことができます。

 

出典:​​​​https://mailwise.cybozu.co.jp/

・kintoneと相互に連携が可能

kintoneのアプリの情報を引用してメールを送信することも可能です。また、メールワイズでやり取りしたデータをkintoneに表示させることも可能であり、スムーズな業務が実現できます。

 

出典:​​https://mailwise.cybozu.co.jp/

メール一斉送信プラグイン

「メール一斉送信プラグイン」は、M-SOLUTIONS株式会社が提供するkintoneの拡張ツールです。

強み

・送信操作がkintone上で完結

kintoneで管理している宛先に対して一覧画面から一斉送信、詳細画面から個別送信が可能になります。

・シンプルな操作性

上述の一覧画面からの一斉送信はボタン一つで簡潔しており、非常にシンプルな操作で実現することができます。

 

出典:​​https://smartat.jp/kintone-solution/mail_send/

・送信処理手段としてSendGridを利用

SendGridはクラウド型のメール配信サービスです。「メール一斉送信プラグイン」を利用する場合、別途契約する必要がありますが、安定した送信処理が実現できます。

kintoneでメール送信を可能にする各製品比較表

 

※メール一斉送信プラグインは別途SendGridの契約が必要

kMailer メールワイズ メール一斉送信
プラグイン
価格 スタンダード
月額15,000円
(年額 171,000円)
プレミアム
月額24,000円
(年額273,600円)
月額500円
/ユーザー
年額100,000円(税抜)
/1ドメイン
予約送信の可否
一斉送信の可否
トライアルの有無
ファイルの添付可否
htmlメールの送信可否
添付ファイルの
パスワード設定可否
開封ログの取得可否
kintoneへの操作を
条件にした自動送信
送信後レコード編集

(2023年12月にトヨクモが各社ホームページを基に作成)

 

kMailerの導入でkintoneをより便利に

kintoneの機能を拡張するメールシステムやプラグインについてご紹介いたしましたが、それぞれの特徴やメリットを把握していただけましたでしょうか。

kintoneの標準機能でできることは限られているものの、各種プラグインを活用することで、それぞれの業務や使用環境にマッチした状態へとカスタムすることができます。営業やマーケティングだけでなく、総務や経理など、部署を問わず業務をスムーズにしてくれることでしょう。

既にkintone上でさまざまなデータを管理している場合は、kMailerの導入でさらなる業務の効率化が期待できます。メール対応に割く時間や手間を減らしたい、kintoneのデータを紐づけてメールのやり取りをより便利にしたいとお考えの方は、ぜひトヨクモが提供するメールシステム「kMailer」をご検討ください。


⭐️トヨクモ kintone連携サービスのおすすめポイント⭐️
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