kintoneとサスケWorksならどちらを選ぶべき?機能や料金を含め徹底比較

kintone(キントーン)」と「サスケWorks」はどちらも社内業務改善のためのアプリをノーコードで作成できるツールです。

二つの違いやどちらを選ぶべきかについてお悩みの方もいるのではないでしょうか。

この記事では、二つのツールの機能や料金を比較して違いを解説します。

kintoneとは

kintoneは、オリジナルの業務アプリを誰でも簡単に開発できるクラウドサービスです。拡張性が高いため、必要に応じてカスタマイズが可能です。100種類以上のサンプルアプリや、プラグインが用意されているため、あらゆる業務をkintoneで管理することができます。

また、コミュニケーション機能が搭載されているため、社内での情報共有やチーム内のやりとりを円滑に行えます。

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サスケWorksとは

サスケWorksは、業務改善のためのオリジナルアプリの作成が可能なサービスです。ノンプラミングのアプリ開発ツールで、入力項目がパーツで用意されているため、簡単な操作でアプリを作成できます。

料金プランは2種類から選択でき、プレミアムコースを利用すれば自社で作成したアプリを公式ストアで販売できます。

また、スマートフォンのアプリが用意されているため、外出先で操作できることも特徴の一つです。

kintoneとサスケWorksに共通する要素

どちらも類似した機能を持つ業務改善ツールです。この二つのツールにはいくつか共通する要素があります。以下ではkintoneとサスケWorksに共通する要素を詳しく解説します。

アプリを作れる

どちらも、ITの専門知識がなくても簡単にアプリを作れる点が共通しています。前述の通り、特別なスキルや知識がなくても、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でアプリの作成が可能です。

自分達でアプリを作成できるため、業務の効率化やシステム化がスムーズに進みます。業務アプリを作成する手間を省きながら、自社オリジナルの要素を反映させられる点も共通点と言えるでしょう。

マルチデバイスに対応

どちらのツールもマルチデバイスに対応しています。さまざまなデバイスから操作が可能で、PCだけではなくタブレットやスマートフォンからも利用できます。

場所を選ばすに利用できるため、リモートワークや外出先での操作にも対応しており、汎用性が高いと言えるでしょう。

無料お試しが可能

kintoneもサスケWorksも、購入前に無料のお試し期間が用意されています。

無料お試し期間はどちらも30日間で、使用感を把握してから購入できます。導入前には、無料お試しで使用感を確かめておくとよいでしょう。

なお、サスケWorksにはスタンダードコースとプレミアムコースという二つの料金プランがありますが、どちらのプランでも無料お試しの利用が可能です。

kintoneとサスケWorksの差別化ポイント

kintoneとサスケWorksの共通点について紹介してきました。ここからは二つの差別化ポイントを解説します。

この二つのサービスにはそれぞれ特徴があります。それぞれの違いを確認して、自社に合ったサービスの導入を検討しましょう。

導入目的の違い

サスケWorksはアプリ作成のみに特化しているツールのため、データ管理や社内コミュニケーションツールなど幅広く利用したいと考えている企業にはkintoneが向いていると言えます。

また、登録できるレコード数は、サスケWorksはプレミアムコースで上限10万件なのに対して、kintoneは上限が設定されていません。そのため、大量のデータを管理したいという目的の場合はkintoneが適しています。

得意分野の違い

それぞれ得意分野が異なります。

サスケWorksは、帳簿機能、Webフォーム作成機能、一括メール配信機能、AI-OCR機能がデフォルトで備わっています。たとえば、kintoneと連動したWebフォームを作成したい場合は、FormBridgeなどの有料のプラグインが別途必要です。Webフォームを作ることが主な目的であれば、サスケWorksが向いていると言えます。

機能面での違い

サスケWorksは自社で作ったアプリを公式ストアで販売できます。ニーズがあるアプリを開発できれば、新たなビジネスの展開につながるでしょう。ただし、アプリの販売はプレミアムコースでのみ可能です。kintoneには自社アプリの販売という仕組みはありません。

また、kintoneは登録できるアプリ数の上限が1000個までなのに対して、サスケWorksは200個までです。前述のとおり、登録レコード数にも違いがあるため、活用できる範囲や扱えるデータ量ではkintoneのほうが優れていると言えます。

価格面での違い

両サービスに、価格面における大きな違いはありません。

kintone

  • ライトコース:月額780円
  • スタンダード:月額1,500円

サスケWorks

  • Standard:月額455円
  • Premium:月額1,364円

上記は1ユーザーあたりの月額料金のため、利用人数に応じて費用は増加します。

また、kintoneでは一部機能を利用する際、有料の拡張機能を必要とする場合があります。月額料金とは別に費用が発生するため、気をつけましょう。

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導入や利用のしやすさでの違い

どちらのサービスも、無料お試し期間が設けられているため、比較的導入はしやすいでしょう。

なお、kintoneには、パートナー企業制度があります。kintoneの開発元であるサイボウズ社が正式に認定したパートナー企業に導入支援や開発の提案を行ってもらえるというものです。導入から運用に至るまでサポートしてもらえるため、IT技術に不安を持つ企業でもスムーズに導入することができます。

kintoneとサスケWorksの違いを知り、経営管理を効率化しよう

kintoneとサスケWorksの特徴や共通点、相違点について解説してきました。これらのサービスを活用することで経営管理の効率化や業務改善が可能です。利用したい目的に応じて自社に適したツールを選択しましょう。

また、トヨクモが提供している6種類の連携サービスを使えば、kintoneをより効率的に活用できるため、ぜひそちらもご確認ください。

 


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