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【製造業】注文書も納品札も塗装指示書もワンクリックで!90以上のkintoneアプリとPrintCreatorの活用術

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ユーザー会でのLT登壇の様子をレポート!

この記事は2026年5月に開催した松山でのユーザー会での西機電装株式会社 白井義人さんのLT登壇の様子をお届けするレポート記事です。

今回は「製造業におけるPrintCreatorの活用方法」でご登壇いただきました!

西機電装と製造業DXの全体像

西機電装は、造船所で使われるゴライアスクレーンや、港で船から荷物を降ろす際に使われる大型クレーンなど、クレーンの制御装置を設計・製造している会社です。制御装置といっても非常に大きく、一部屋ほどのサイズになるものもあります。

親会社である西岡鉄工所は1933年に「西岡組」として誕生しました。戦争を乗り越え、高度成長期を経て、西機電装は1983年に創業しています。2023年にはサイボウズのコンサルティングパートナー契約を結び、主に製造業向けのkintoneシステム開発も手がけています。

PrintCreatorについて

弊社では、PrintCreatorを活用しています。

PrintCreatorはkintoneのデータから帳票や書類を自動生成できる製品です。

注文書、納品札、指示書など、さまざまな書類をボタン一つで作成できるほか、QRコード出力電子署名にも対応しています。

業務の概要──受注から出荷までの流れ

弊社の具体的なPrintCreatorの活用場面をお話しする前に、業務の概要をご説明します。

弊社では、お客様の仕様に基づいて受注すると、まず設計室で電気設計と機械設計を行います。

設計が終わると、親会社の西岡鉄工場で筐体(箱の部分)を製作し、塗装工場で塗装します。

そこから電気装備品を組み込んでいくという流れです。

短いもので数日、大きな機械になると設計から出荷まで2年ほどかかることもあります。

現在、業務に関わるすべての管理をkintoneで一括して行っており、90種類以上のアプリを運用しています。

受注から出荷までを一元管理する「製番管理台帳」を中心に、仕入れ品の注文管理、納品管理、社員の作業日報が連携しており、これらがリアルタイムでデジタル化されることで原価管理を可能にしています。

PrintCreatorの活用事例5選

事例1. 注文書の自動作成──8万点の部品を数秒で仕分け

設計者が図面を引くと、その図面から製品を作成するのに必要な部品を羅列した部品リストができあがります。

この部品リストをkintoneに入力すると、8万点のマスターデータと照合され、発注先ごとに自動で仕分けが行われます。

仕入先ごとのレコードが自動生成され、PrintCreatorを使いワンクリックで注文書が印刷されます。

以前は、資材部門の担当者が膨大な部品リストを何時間もかけて手作業で仕分け・発注しており、それでもミスが発生していました。現在はこの作業が数秒で完了します。

ここまで実現するために、取り扱う約8万点の部品をすべてデジタル化し、kintoneにマスターデータとして登録する必要がありました。

図面からマスターデータを照合して、部品の単価や仕入先を自動で特定できる仕組みが整ったことで、こうした自動処理が可能になっています。

事例2. 納品札の出力──入荷検品と製造判断をスムーズに

発注した仕入れ品が入荷すると、資材部門の社員が検品を行います。先ほどの発注処理を行った時点で、納品管理アプリにレコードが自動生成されており、部品が届くと「届いた」「正しいものが来ている」とチェックしていきます。

部材が納品された際には、PrintCreatorで納品札を作成します。

納品札には設計者名と製番が記載されており、生産部門の社員はこれを見て「この製品の部品だな」と判断し、製造を開始するのです。

また、生産部門の社員はkintone上の納品状況を確認しながら、「この部品が届いたから製造を開始できる」「まだ届いていないから、届いていない中で製造を進めなければならない」といった判断ができるようになっています。

事例3. 欠品表の出力──スケジュール遅延への対応

どうしてもスケジュール通りに部品が届かないことがあります。

コロナ禍では3〜4年入荷しないということもありましたし、最近では中東情勢の影響で再び入荷が滞るケースも出ています。

物が届かない場合には、PrintCreatorで欠品表を作成し、製造品そのものに貼り付けます。現場の担当者は「この部品がまだないんだな」と確認でき、該当箇所をスキップして製造を進めるという判断をするという流れです。

事例4. 塗装指示書とQRコードで現場作業をデジタル化

そして、塗装工場での活用事例です。

事務所の資材部門がkintone上で「この製品はこの色で塗装する」と指示を入力し、現場の事務所でPrintCreatorの出力ボタンを押して塗装指示書を作成します。

ここでポイントとなるのが、PrintCreatorのQRコード出力機能です。

塗装指示書にQRコードを印刷し、現場でそのQRコードを読み取ることで、「今からこの作業を開始します」「完了しました」という情報をkintoneに入力できるようにしています。

現場には作業開始・作業完了のQRコードのほか、下地処理や養生といった作業内容を選択するQRコードも一覧で用意しており、手入力なしでkintoneに作業記録を残せる仕組みを構築しました。

なお、こうした現場でのQRコード活用を支えているのが、西機電装が自社で開発・販売しているkintone連携ハンディターミナルツール「ハンディマスター」です。

kintone上の簡単な設定だけでハンディターミナルやスマートフォンとkintoneを連携でき、バーコードやQRコードの読み取り、音声入力などを通じて現場から直接kintoneにデータを入力できるロ―コードツールです。

事例5. 出荷表の出力

製品が完成すると、最後にPrintCreatorで出荷表を作成します。製品の重量などの情報を記載した出荷表を貼り付けて出荷します。

リアルタイム原価管理の実現

最後に、kintoneで実現しているリアルタイム原価管理についてご紹介します。製番管理(売上)、注文書(仕入れ品)、社員の作業日報(工数)がリアルタイムでデジタル化されたことで、毎晩自動計算を行い、翌朝には損益計算書の形で原価が確認できるようになっています。

しかもすべてデジタル化されているため、「この取引が異常に安い」「異常に高い」といった場合に詳細を開いて確認でき、管理職が異常をキャッチして対応する仕組みが整っています。

ご登壇ありがとうございました!

明日から真似できそう!と思えたご活用Tipsは見つかりましたか?

注文書、納品札、欠品表、塗装指示書、出荷表と、製造工程のあらゆる場面でPrintCreatorを活用している西機電装の事例は、製造業でのkintone活用を考えている方にとって、具体的な参考になるのではないでしょうか。

とくに、PrintCreatorのQRコード出力を活用して現場の作業記録をkintoneに残す工夫は、kintone浸透に悩んでいる方にとって大きなヒントになりそうです!

今回お話しの中でご紹介いただいたPrintCreatorは30日間のお試しを何度でもご利用いただけます。

PrintCreatorがどんな製品かについては、以下の動画をご覧ください。

その他、トヨクモ製品でどんな業務改善ができるかについては以下ページよりご確認ください。

kintone活用例のテンプレートで今すぐ業務改善!

また、過去のユーザー会の登壇レポートまとめはこちらからご覧いただけます。

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執筆者まるチャン


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