PrintCreator(プリントクリエイター)は、kintoneのデータを引用して帳票を作成できるkintone連携サービスです。
今回はkintoneの情報を簡単に帳票出力できる「プリントクリエイター」についてご紹介していきます!
「プリントクリエイターってどんなサービス?」「標準の印刷機能との違いは?」といった基本的なところからご説明していくので、気になっている方はぜひ最後まで読んでくださいね!
それでは早速、本題に入りましょう〜
プリントクリエイターでできること
プリントクリエイターを利用することで、kintone上に表示される出力ボタンを押すだけで、自社フォーマットの帳票を出力できます。
kintoneの情報をそのまま引用して帳票化できるため、転記ミスがなくなります。
kintoneの印刷機能とその課題
ご存知の方も多いかと思いますが、kintoneの標準機能でもレコード情報を印刷することは可能です。レコード詳細画面を開いて右側の3点(•••)の中にある「レコードを印刷」を押せば印刷できます。
「印刷する」のボタンを押して印刷のプレビュー画面を見ると…
そのままの見た目で出力されます。
今回はアプリの作り自体かなり簡易的ですが、標準の印刷機能でどうにか綺麗に出力できないか奮闘した動画を公開しているので、気になる方はこちらをご覧ください。
動画をご覧いただいたら分かるのですが、ラベルや添付ファイル、配置などを気にすれば標準機能でもそれなりに整った見た目で出力できるので、頑張れば見積書として印刷するのにも使えそうです。
ただし!!逆に言うと、標準の印刷機能ではそれなりにアプリ設定に手間をかけてレイアウトを整えないと、見積書や納品書として出力するのには向いていないということになります。
さらに、レコード詳細を開いて1レコードずつ印刷する必要があるので、数十、数百件と出力する場合にはかなりの時間を要してしまいます。「手間と時間をかける必要がある」というのが標準の印刷機能を使った際の明確な課題ですね。
プリントクリエイターの使い方
「時間をあまりかけずに、簡単にキレイにスマートにkintoneの情報を帳票出力できないかな〜」とお悩みのそこのあなた!ぜひともトヨクモのプリントクリエイターにお任せください。
まず、プリントクリエイターがどんなサービスか端的に表すと、
「kintone上の情報を使ってkintoneから“直接”帳票を出力できるサービス」になります!
プリントクリエイターで設定した帳票レイアウト上に、kintoneに登録されている情報をそのまま乗せて出力できるのですが、ノンプログラミングで簡単に設定できて、設定後はkintoneのレコード画面に出てくるボタンから直接出力できるのが大きな魅力です。
また、レコード一覧画面から一括で帳票出力することもできるので、一枚一枚時間と手間をかけて印刷する必要もありません!
さらにさらに、レコード一覧を見た目そのまま一覧帳票として出力したり、レコードを宛名ラベルの形式で出力したりすることも可能です。
いかがでしょうか。シンプルながらも活用の幅は広そうですよね。
「kintoneのデータを毎回エクセルに移している」
「データ管理はkintoneでしているけど帳票出力は他のサービス上でやっている」
なんて状況の方には、kintoneからの転記ミスもなくなりますし、kintone自体をもっと便利にして1サービス内で作業を完結できるようになるのでまさにうってつけです。
カンタン操作で手軽にレイアウト
あっ!今、「機能としては便利そうだけど、本当に簡単に設定できるの?」なんて皆さんの心の声が聞こえて来ました。
結論から言えば、本当に簡単に、さらに感覚的に設定できます!簡単って主観的な言葉なので、もちろん人それぞれ感じ方は違うと思うのですが、これからお見せする設定方法を見れば、恐らく多くの方に簡単そうだと感じてもらえると自負しております!
ということで、基本的な帳票の設定方法をざっくりお見せしていきますね。出力元になるアプリの構成は下記のようになっています。
①まずは、帳票を出力したいデータが入っているkintoneアプリをプリントクリエイターに登録します。アプリのURLを入れてAPIトークンを貼り付けるだけなのでここは割愛。
②次に、帳票の名前やサイズ、背景となるPDFなどを設定していきましょう。ちなみに、サイズはA4やハガキ、長3封筒などから選択したり、自由なサイズに設定したりすることが可能です。
③ここまで決めたら、いよいよ帳票レイアウトの設定に入ります。設定の画面は下記のような感じです。
背景のPDFに合わせて、値の入るボックスをドラックアンドドロップの操作でどんどん配置していきます。画面左の「表示内容」というところで表示させるkintoneのフィールドを選択していき、必要に応じて「¥」マークや「様」などを直接入力していきましょう。
はい、設定していったらこのようになりました。
レイアウトができたら「変更を保存」を押してプレビューでどうなるか確認しましょう。
キレイに出力されましたね!
④帳票の設定ができたら、プリントクリエイターでJavaScriptをダウンロードできるようになるので、ダウンロードしてkintoneのアプリ設定から読み込ませましょう。
そうすると出力ボタンが表示されるようになるので、kintoneから直接帳票を出力できるようになりますよ!便利ですね〜
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さて、キャプチャ画像モリモリでお届けして参りましたが、皆さんいかがでしたでしょうか?少しでも「自分の業務に役立ちそうだな」と感じていただけたら、執筆した自分としても嬉しい限りです。
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それでは、今回は以上です。ご精読ありがとうございました!