kBackupとは?できること・使い方

kBackupとは、kintoneのデータ消失に備えてデータを保存するkintone連携サービスです。

本記事では「kintone標準のバックアップ機能との違いは?」「どんな情報をバックアップできるの?」といった基本的な内容から、実際の設定方法まで網羅的にご紹介していくのでぜひ参考にしてください。

kintone標準バックアップ機能の課題

まずは、kintoneが標準機能として備えているバックアップ機能について見ていきましょう!

標準機能でバックアップできる要素は、アプリとスペースのデータです。バックアップは、アプリやスペースが削除されたタイミングで、削除時の状態をキープして自動的に取得されます。

保存期間(復旧できる期間)はきっかり14日間となっており、例えば5月1日12時にアプリを削除した場合は、5月15日の12時までが復旧可能な時間になります。

kintone標準機能でのアプリ・スペースの復旧方法については、kintoneのヘルプページで公開されているので、復旧方法を知りたくてこの記事に辿り着いたという方はこちらから飛んでください。

標準機能での課題

先ほども記載した通り、kintone標準のバックアップ機能は、アプリとスペースのデータを削除されたタイミングで取得する仕様となっています。

つまり、復旧できるレコードの情報は削除タイミングで残っていたもののみになります。

もちろん、レコード情報がなくなるということは添付ファイルのデータも合わせてなくなることになるので、請求書や契約書などをkintoneで管理している場合、かなり致命的です。

レコード情報はCSVで書き出しておくことで保存できますが、都合良く毎回毎回保存しているとは限りませんし、添付ファイルも外部に保存する体制が整っていないと諸共消えてしまいます。

簡単にkintone標準のバックアップ機能の課題をまとめると下記の通りです。

・アプリやスペースは消したタイミングの情報のみが復元できる
・レコード情報は手動でCSVを書き出していないと復旧できない
・添付ファイルを消してしまうと戻すことはできない

kBackupでできること

消えたら本当に困る大事な情報をkintoneで管理している皆さん!

それなら、より確実に、より多くの情報をバックアップできるトヨクモのkintone連携サービスkBackup」がオススメです。

「kintone標準のバックアップ機能があるのに、あえてkBackupを使う必要あるの?」

そのお気持ち、分かります。ざっとできることを解説していくので、ぜひ判断材料としてご参照ください。


①30日間データを保持する定期バックアップ

kBackupでは、最大100個までのアプリ(オプションで追加可)を毎日自動でバックアップできる定期バックアップという機能があります。

定期バックアップで保存されたデータは30日間保持され、その期間内のデータであれば自由に指定して復旧することができるので、例えば「今日から1週間前の状態に戻す」というように特定のタイミングを指定して復旧させることが可能です。


②レコード/フィールドの誤削除に対応

kBackupでは1日1回の定期バックアップに加えて、「レコードの追加/レコードの編集/レコードの削除」のタイミングでリアルタイムにバックアップを取れるリアルタイムバックアップという機能があります。

予めリアルタイムバックアップの設定さえしていれば、誤ってレコードを削除してしまったという場合でも、消す直前のデータの状態まで復旧することが可能です。


③添付ファイルも復旧可能

リアルタイムバックアップによって、レコード削除をしてしまった直前のデータまで戻すことができるので、添付ファイルの入ったデータをうっかり消してしまってもそのまま復旧することができます。

大事な請求書や契約書を万が一にも失わないようkBackupでバックアップを取っておきましょう!

kintoneのデータをバックアップするなら「kBackup」

レコードやフィールドの削除に備えてデータ保存

kBackupの使い方・設定方法

バックアップを取るための設定が複雑だと正直あまり使う気になれないですよね。安心してください、kBackupは設定もカンタンです!

今回は、「レコードの削除」を行ったタイミングでバックアップを取れるリアルタイムバックアップの設定手順をキャプチャ付きでご説明していきます。

①まずは、バックアップを取りたいアプリをkBackupに登録します。URLを入れて、定期バックアップが行われる時間を選んでおくだけです。

URLを入れるだけ

②kintoneアプリを登録するとJavaScriptをダウンロードできるようになるので、ダウンロードして「アプリの設定」から読み込みましょう。なんと、これだけで設定完了です!

JavaScriptを読み込めば設定完了

③後は、レコードを削除すると…

削除してみると…

kBackupのリアルタイムバックアップという項目内に、バックアップが自動で取られているので、「リストアする」のボタンを押せば添付ファイルを含むレコード情報をそのまま復旧することができます!消えないで良かった〜〜!

バックアップが取られてる!リストアから復旧できます!

30日間の無料お試し実施中!

さて、kintone標準のバックアップ機能からkBackupならではのバックアップ機能まで網羅的に解説しましたが、いかがでしたでしょうか?

「大事なデータを万が一に備えて」という保険的な役割を持つ製品にはなりますが、ビジネスにおける情報保持の重要性をご理解している方には、魅力を感じていただけたのではないかと思います。

今回ご紹介したkBackupでは、30日間の無料お試しを実施しておりますので、少しでも気になった方はぜひこちらよりお申し込みください!

それではご精読ありがとうございました!


⭐️トヨクモ kintone連携サービスのおすすめポイント⭐️
・kintone標準機能ではできない業務改善を実現
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