ご登壇ありがとうございました!
橋本さん、今回はご登壇いただきありがとうございました!
この記事はトヨクモkintone収穫祭のアフターイベントでの橋本さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「kViewerとFormBridgeを使ったデータベースの共有&実務におけるトヨクモ製品のユースケース」をテーマにご登壇いただきました!
皆さん、こんにちは!橋本と申します。
kintone歴は9年目になりまして、トヨクモ製品は現在お試し中です。2022年に、kintone CERTIFIED(kintone認定資格)の「アプリデザインスペシャリスト」に合格しています。
趣味は旅行中のイベント参加、登壇、スイーツの食べ歩きです。Xをしておりますので、フォローいただけると嬉しいです。
今回は、トヨクモ製品を使ったライブ実践をしつつ、実務におけるユースケースについてお話しさせていただきます。
唐突ですが、皆さん今クリスマスケーキの時期ですよね。私はスイーツの食べ歩きが趣味なのですが、そんな私のスイーツ情報を知りたくないですか?
ということで、今回は私のスイーツ記録のデータベースをkViewerで公開したいと思います。今回はkViewerのカードビューを使って共有ページを作成しました。
PCで確認した場合は、分かりやすく画像付きかつ横並びでスイーツの一覧が表示されます。また、スマートフォンで確認した場合は1枚ずつ縦でスライドして見ていく形式になります。
(イベント当日は、kViewerで作成したビューのURLをQRコードで表示し、参加者の皆さまがお手元のスマートフォンから確認いただけるように工夫していただきました)
このように、kViewerを使えばkintoneアプリの内容をそのまま発表に使えることが分かりました。
先ほど、kViewerで私のスイーツ情報を公開しました。今度は、皆さんのおすすめのスイーツ情報をFormBridgで作成したフォームから入力していただきたいです。
(当日の会場では、フォームのURLをQRコードに変換し、会場の皆さんのお手元のスマートフォンから、以下のフォームに回答をいただきました)
店名や場所、コメントなどのフィールドに加えて、写真の添付ファイルフィールドを付けています。一時保存のボタンを押して回答の途中で保存しておくことも可能です。
フォームの作成にあたり、kintoneとFormBridgeでは以下のような設定を行っています。
ポイントは、kintoneアプリ側では「実際に行ってる?」というフィールドを設けている一方、フォームでは非表示に設定している点です。
具体的には、チェックボックスフィールドとして配置し、初期値を「行ってない」にしています。
こちらのフィールドは、私がお店に行ったか行っていないかを判断するフィールドとなっており、これに基づいて情報を公開するか否かという設定が可能です。
入力いただいた情報は、以下のQRコード(kViewer)でご確認いただけます。
(すでにビューは閉じておりますことご了承ください)
皆さんからFormBridgeを通して提供いただいたものを、kViewerでシームレスに公開するというセッションを今回は行わせていただきました。
kViewerとFormBridgeをはじめ、今後トヨクモ製品を実務で提案していきたいと考えまして、どんなケースが想定できるのかお試しをしながらまとめてみました。
今回は、kBackup、kViewer、FormBridgeの3製品で想定したユースケースをご紹介させていただきます。
まずは、kBackupです。こちらは、データのバックアップと復元に使えます。
例えば、「権限を与えた人が間違ってレコードを削除してしまった問題」がお試し中に発生しまして、なんとか復活させたいという場合に問題なく戻すことができました。
誤って削除した場合でなくとも、お客様からデータの削除要請があったあとに、「訳あって復元したい」と言われた場合でも戻すことができるので、解決策として使うことも可能です。
■【kintoneのアプリをバックアップしよう】アプリ復旧機能とkBackupを徹底比較!!!
また、アプリ改修の検証用として使用するのもいいと思います。やはり、生成AIよりも実態のデータで検証する方が良いのではと考えています。
ただし、検証することを前提として元アプリを作っておかないとうまくいかなかったので、皆さんもご注意ください。
kViewerについては、アルバイトや派遣スタッフへ、kintone内の情報を閲覧のみという形で開示できるのがいいなと感じました。
関わる人が多い場合は、その分のkintoneアカウントを全員に付与せずに運用できますし、短期間しか利用しないユーザーだとkintoneアカウント作成や廃止の作業を省略できます。
また、ダイレクトに公開してもいいデータベースをkintoneアプリで構築するのも効果的だと思います。
kintoneアプリと連動してそのまま公開できますし、編集と開示の一元管理ができるのが魅力です。
例えば、「社内のデータベースはまだ更新されていないのに、HPでは情報が更新されている」といった事態も回避できるのではないでしょうか。
FormBridgeについては、取引先に自ら入力してもらえるというのが実務でのポイントになると思います。
例えば取引先に紙を渡して印鑑をもらわないといけないというケースがあると思います。なぜ印鑑が必要かと言うと、確実に相手が書いたものであることを証明する必要があるからです。
その点、FormBridgeを使って入力してもらえば、相手先からである証明ができます。しかも、入力まで終わっている状態でデータとして届くので、効率的だと感じました。
他には、現状の業務の中でセミナーの感想やアンケートを紙で回収しているケースがあるので、そこをFormBridgeにすることで紙も業務もカットできる部分が出てくると思います。
以上のようなケースを想定した上で、私も今後頑張ってトヨクモ製品を提案していきたいです。本日はありがとうございました。
橋本さん、今回はご登壇いただきありがとうございました!
スイーツデータベースを実際に運用するという、視聴者巻き込み型の楽しいLTでした!
また、実際のユースケースについてもお話しいただいたところもあり、みなさまも応用できそうな業務が見つかったのではないでしょうか。
この記事の内容(目次)