「おい!kintone上の数値とプリントクリエイターで出力した請求書の金額が合わんぞ!」「1円だけずれるんだよ!」そんなお叱りを受けたことも、今や昔のようです。いえ、本当はつい最近まで受けてました、ごめんなさい。謝ります、トッティです。
タイトルの通りなんですけどね、今回プリントクリエイターのバージョンアップで数値の端数処理において「切り捨て」を追加しました。今までの処理は何だったかというと、「四捨五入」だけだったんですよね。もう一度言いますね、ごめんなさい。特に消費税の計算などですと、「切り捨て」で計算しているユーザーの方が多いようです。
国税庁によると、四捨五入、切り捨て、切り上げ、いずれも問題無いようですが、確かに切り捨てが多い気がしますね。
・・・なお、税込価格の設定を行う場合において、 1円未満の端数が生じるときは、当該端数を四捨五入、切捨て又は切上げのいずれの方法により処理しても差し支えなく、・・・
※(総額表示の具体的な表示方法)内にて
「切り捨て」を設定してみよう!
さあ過去のことを言うのはもうやめましょう!今実装している機能を確認します。
今後は「切り捨て」がデフォルト設定、「四捨五入」も選択肢として残ります。よろしくお願いします。
kintoneの端数処理も確認しよう!
では、念のためkintone側の端数処理設定も確認してみましょう。まずは、該当のkintoneアプリ内「このアプリの設定」に進みます。
「詳細設定」の中、「高度な設定」進みましょう。
kintoneでは「最近接遇数への丸め」「切り上げ」「切り捨て」から選択できます。ここで「切り捨て」を選択すると、プリントクリエイターと全く同じ表記ができます。この画像では「丸めかた」の隣の設定である「少数部の桁数」もゼロにしています。これで整数のみの運用ができますね。
kintone内で迷ってしまうこの「小数部の桁数」とフィールド設定時の「小数点以下の表示桁数」については以前解説しておりますので、迷われた際は下記も御覧ください。
あ、あと今回説明しましたプリントクリエイター、こちらもトライアルを随時受け付けています!是非お試しくださいm(_ _)m
【さらに進化しました】2016年12月、プリントクリエイターが大幅バージョンアップしました!
かねてからご要望いただいておりました、数値が0の場合に出力しない等の機能に対応しております!
詳しくはこちらの記事を是非ご覧くださいませ。
それではまた。