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SaaSとしてのkintoneのメリットは?活用の幅を広げる方法や連携サービスも紹介

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kintone(キントーン)は、誰でも簡単に業務アプリを構築できるクラウドサービスです。スマホやタブレットにも対応しているので、時間や場所を選ばずに情報共有が可能になります。

「業務システムとして利用しているSaaSを見直したい」「kintoneをSaaSとして活用するか悩んでいる」という方もいるのではないでしょうか。

本記事では、SaaSとしてのkintoneのメリットや、kintoneでできることや料金コース、kintoneの活用の幅を広げる方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

kintoneとは?

kintoneとは、サイボウズ社が提供するWebデータベース型の業務アプリ構築クラウドサービスです。

プログラミングの知識がなくても、ノーコードで業務のシステム化・効率化を実現できるので、自社に合わせて業務改善を進められます。

たとえば、散在する表計算ソフトの情報や紙の書類、煩雑なメール、バラバラに管理しているシステムなどを統一し、それぞれの情報をシームレスに連携させることができます。

表計算ソフトよりも快適に、専門のシステムより柔軟に、独自のシステムを開発するより低コスト&スピーディーに、思いついた業務改善をすぐに実行できるのが特徴です。

kintoneでできること

kintoneでは、顧客情報や案件情報、売上管理、プロジェクトの進捗状況、ワークフローの申請など、業務やチームに必要なあらゆる情報を一元管理できます。そのため、業務全体を見える化でき、業務の質やスピードが向上します。

また、業務内容によって関連するメンバーや情報を整理し、データに紐づいたコミュニケーションも行えるため、情報が散在しにくくなるでしょう。

さらに、kintoneはWebブラウザで閲覧できるクラウドサービスなので、インターネットにつながるデバイスさえあれば、いつでもどこでもアクセスできるメリットもあります。

kintoneの料金コース

kintoneの料金コースは以下の3つがあります。

ライトコース スタンダードコース ワイドコース
価格 月額1,000円/1ユーザー 月額1,800円/1ユーザー 月額3,000円/1ユーザー
最小契約ユーザー数 10ユーザー 10ユーザー 1,000ユーザー
アプリ数 ~200個 ~1,000個 ~3,000個
スペース数 ~100個 ~500個 ~1,000個
外部サービスとの連携、プラグイン、および拡張機能 ×
大規模利用向け機能 × ×
ディスク容量 5GB×ユーザー数
サポート メール・電話・チャットによるサポート
言語設定 多言語対応(日本語・英語・簡体字・繁体字・スペイン語)
ゲストユーザー価格 月額700円/1ユーザー

年額8,400円/1ユーザー

月額1,440円/1ユーザー

年額17,280円/1ユーザー

参照:料金|kintone

SaaSとしてのkintoneのメリット

kintoneは業務改善プラットフォームで、クラウド環境で月額料金を支払いつつツールを利用するため、SaaS(Software as a Service)の扱いといえます。

SaaSとしてのメリットは、以下のような点が挙げられます。

  • 導入までの期間を大幅に短縮できる
  • 常に最新機能で運用できる
  • 初期費用やランニングコストを抑えられる

SaaSは、契約後アカウントを登録するだけで、すぐに利用し始められます。別途、環境構築が必要なソフトを利用する場合に比べて、導入期間を大幅に短縮できるでしょう。

また、ユーザー側ではなくクラウド事業者側が行うので、常に最新機能で運用できます。ソフトウェアの購入も不要なので、初期費用や運用コストを削減し、コストダウンが図れるのもメリットと言えるでしょう。

kintone活用の幅を広げる方法

kintoneは、連携サービスと組み合わせて利用することで、活用の幅が広がり、より効率的に業務を進められます。

API連携や、JavaScriptやCSSを用いたプラグインでkintoneの機能を拡張でき、悩みややりたいことに合わせて最適な方法を選べます。

具体的には以下の2つの方法があります。

  • 独自開発でカスタマイズする
  • 他のSaaSサービスと連携する

ここでは、それぞれの方法について順に解説します。

独自開発でカスタマイズする

独自開発によってkintoneをカスタマイズすれば、より自社の業務に合わせたシステムを柔軟に構築することが可能です。自社にプログラミング知識やスキルを持つ人材がいる場合は、独自開発でカスタマイズすることで、より業務にフィットするkintone運用ができます。

また、kintoneには、開発者向けコミュニティ「Cybozu developer network」も用意されており、カスタマイズ活用例やAPIドキュメント、学習コンテンツなどが提供されています。
よって、「kintoneに関する開発が初めて」という方でも、スムーズにカスタマイズを進めることができるでしょう。

他のSaaSサービスと連携する

kintoneは、他のSaaSサービスや外部サービスと連携することができます。

他社ツールと連携することで、アプリ間やサービス同士のデータを自動連携したり、ワークフローを自動化したりできるのがメリットです。また、独自開発する場合に比べて、導入に時間がかからないという特徴もあります。

種類も、電子契約サービスやファイル管理サービスなど豊富に用意されているため、自社の課題を解決できるサービスを見つけやすくなっています。

kintoneをより便利に使うならToyokumo kintoneApp

kintoneをより便利に使うためにおすすめしたいのが、トヨクモ株式会社が提供するkintone連携サービス「Toyokumo kintoneApp」です。

kintoneの基本機能では実現が難しいことも、トヨクモの連携サービスであればさらに便利に活用することができます。

Toyokumo kintoneAppでは、以下6つのサービスが提供されています。

FormBridge kintoneへデータが自動で保存されていくWebフォームを作成できるサービス
PrintCreator kintoneアプリのデータをPDFで出力できるサービス
kViewer kintoneライセンスがない人に、kintoneアプリのデータを共有できるサービス
kMailer kintoneアプリのデータを引用してメール送信できるサービス
DataCollect 複数のkintoneアプリに登録されたデータを集計できるサービス
kBackup kintoneアプリに登録されたデータを安全にバックアップするサービス

ここからは、Toyokumo kintoneAppの各サービスについて紹介します。

FormBridge

FormBridge(フォームブリッジ)は、kintoneアカウントがない人でもkintoneに直接データを保存できるWebフォーム作成サービスです。

kintoneの基本機能における「ライセンスを持たないユーザーは情報を登録できない」という問題を解消できます。

また、FormBridgeで作成したフォームは、kintoneに直接データが保存されるため、転記の必要がなく、業務効率化や入力ミス・漏れの削減ができるのがメリットです。

kViewer

kViewer(ケイビューワー)は、kintone内の情報を手間なく外部に公開できる連携サービスです。kintoneアカウントを持たないユーザーにも簡単にkintone内の情報を公開できます。

kintoneの情報を共有する際にわざわざデータを移し替える手間もなく、グラフなどの数値情報もそのまま外部に公開することが可能です。

公開範囲を設定することもできるので、社外秘の情報が漏洩するリスクを抑えつつ、社外の人に資料やデータを気軽に共有できるようになります。

kMailer

 

kMailer(ケイメーラー)は、kintone上で管理しているメールアドレス宛に、kintone内のデータを自動引用したメールを自動・手動・予約で送れるサービスです。

kintoneで管理している顧客に向けて一斉送信や、kintoneからのテキスト引用などを行ったり、誰にいつどんなメールを送信したかなどのログを確認することもできます。

普段社内で使っているメールアドレスからメールを送信するため、新たにメールサーバーやメールアドレスを用意する必要はありません。

誰に、いつ、どんなメールを送信したか、受信者がいつ資料をダウンロードしたかなどの情報をログとして確認することもできます。

PrintCreator

PrintCreator(プリントクリエイター)は、kintoneに登録されている社名や金額などの情報を活用して、マウスのみで簡単に帳票が作成できるサービスです。

現在使用している見積書や請求書などをPDFファイルでPrintCreatorにアップロードすれば、マウス操作のみで簡単に書類を作成できます。

kintoneアプリの複数レコードを一括で出力できるので、複数社の請求書や月報を簡単に印刷できるのもメリットです。

DataCollect

DataCollect(データコレクト)は、関数を利用した計算や複数アプリ間の収集・計算・加工を可能にし、kintoneが苦手とする予実管理や在庫引き当てを実現できるサービスです。

Excelと同じ感覚で複数のアプリから情報の集計や計算が可能で、スケジュール設定による自動実行やリアルタイム更新などにも対応しています。

事前に設定しておけば、手動で操作することなく情報を自動で収集・計算できるので、情報の集計漏れや更新忘れを防げます。

kBackup

kBackup(ケイバックアップ)は、kintoneアプリに登録したデータが消えてしまった際に備えて、kintone内のデータを別環境にバックアップできるサービスです。

kintoneの基本機能では、kintone上のすべてのデータを一括でバックアップすることはできません。kBackupを利用することで、誤って必要なアプリを削除してしまったり、スペースが復旧できなくなったという事態を防げます。

また、大切な顧客情報や添付ファイルのバックアップにも対応しています。

まとめ:Toyokumo kintoneAppでkintoneをより便利に活用しよう

「kintoneをより便利に使いたい」「kintoneを活用する幅を増やしたい」とお考えの方は、kintone連携サービス「Toyokumo kintoneApp」の利用がおすすめです。

トヨクモのkintone連携サービスは1万契約を突破し、サイボウズのオフィシャルパートナー評価制度においても全製品で受賞と、実績と使いやすさに定評があります。

トヨクモ連携サービスを導入することで、紙の書類を介さず、直接データの書き込みや管理が行えるため、職員の負担軽減や業務効率改善が図れるでしょう。

FormBridge kintoneへデータが自動で保存されていくWebフォームを作成できるサービス
PrintCreator kintoneアプリのデータをPDFで出力できるサービス
kViewer kintoneライセンスがない人に、kintoneアプリのデータを共有できるサービス
kMailer kintoneアプリのデータを引用してメール送信できるサービス
DataCollect 複数のkintoneアプリに登録されたデータを集計できるサービス
kBackup kintoneアプリに登録されたデータを安全にバックアップするサービス

悩みややりたいことに合わせて最適な機能を追加できるので、kintoneと一緒に使いたい便利なサービスをお探しの場合は、30日間無料お試しからぜひ実際の使用感を体感した上でご検討ください。

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トヨクモ編集部


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