こんにちは!今年のバレンタインは「ルビーチョコレート」が最新流行のようですね。まだ食べていないのでぜひ食べてみたいです、ルビーチョコレート。
さて!こちらもkintone連携最新情報をお届けしたいと思いますよ!!
本日のテーマ:回答する人の言語ごとにラベル(説明書き)を分けて表示したい
フォームブリッジでよくあるお問合せの一つに、「『回答』のボタンを『申し込む』に変えられますか?」なんていうものがあります。
こちらは、ご存知の方も多いかと思いますが、「スタンダードコース」の「多言語化」機能で設定可能です。多言語化について詳しくはこちら
この機能では、英語や中国語のブラウザで閲覧したときに、ボタンの文言やフィールド名、フィールドの選択肢の表示を変更して、回答しやすくすることができます。
そこでご要望いただいていたのがこちら。
「フォーム内のラベルも多言語化設定できませんか?」
……こちらですね、できなかったんですよ。回避方法として、HTMLでの多言語化をご案内しておりました。ソースを確認して、ソースごとコピーして多言語化の設定を行っていただくことで可能ではございましたが、設定も面倒ですよね。お手数おかけしておりました。
こちらに関しまして、今回JavaScriptカスタマイズによって、簡単に設定できるようになったのでご案内します!!JavaScriptを使用するので、プレミアムコースでのみご利用いただけます。
なお、こちらのJavaScriptに関してはサポートの対象外となり、動作の保証は行っておりません。ご了承いただき、お試しくださいませ。
言語ごとに表示が可能!
以下のように、ブラウザの言語設定によって適した表示を行うことが可能となります。
早速設定方法を見ていきましょう。
設定方法
①フィールドを作成して、フィールドコードを変更する
日本語は【label_ja】英語は【label_en】中国語は【label_cn】のように、フィールドコードの末尾に言語を判別するコードを付与します。
なお、ラベルでご案内をしておりますが、ラベル以外の文字列1行等のフィールドでも設定可能ですよ。またこの語尾がついていないフィールドは、全ての言語環境で表示されます。
※テーブルの中のフィールドのフィールドコードを「aaaaa_ja」のように設定してもそのフィールドだけを制御することはできません。
テーブル全体のフィールドコードを「aaaaa_ja」のように設定すれば、該当のテーブルごと制御することは可能です。
②JavaScriptカスタマイズを設定
フォームブリッジで作成したフォームの「編集開始」→プレミアムコースの行の「カスタマイズ」から、「JavaScriptを利用する」にチェックを入れ、+ボタンからURLを入力して保存、編集完了をします。
JavaScriptのURLは「https://form.kintoneapp.com/static/js/langvalidate.js」を指定してください。
どうですか?設定方法もシンプルなので、ぜひ試してみてください。
また、こちらは「多言語化の設定」との併用もできますよ。
上記、試しに作成したフォームでは、フォームのタイトルと「お名前」のフィールドは「多言語化」の機能で設定を行っています。
多言語化の設定をすると言語が異なっても同じフィールドに入力できるので、同じフィールドで集計したいような場合は多言語化で設定し、言語ごとにデータを集めたいような場合はこのJavaScriptを使用する、と使い分けるのもいいかもしれないですね。
最後に
繰り返しになりますが、こちらのJavaScriptはサポートの対象外となります。こちらの記述等に関するお問合せをいただいても対応いたしかねますのでご注意ください。
まだフォームブリッジを触ったことがない!という方がもしいらっしゃいましたら、こちらからどうぞ!!
それではまた。