こんにちは、ブログには初登場の田中です!
早速ですが皆さん、「Yoom」ってご存じですか?
今kintone界隈で絶賛話題沸騰中なので、もしかしたら耳にしたことがある方もいるかもしれません。
Yoomはkintoneを含めたさまざまなクラウドサービスに連携し、ノーコードで情報の集約をしたり、業務の自動化をしたりできるシステムです。
この記事では、そんな大注目のサービス「Yoom」を実際に使ってみた感想をレポートします!
- kintone以外にもクラウドサービス使ってる
- kintone導入したけど結局手でポチポチしてる…
- Yoom?なにそれおいしいの?
そんな方はぜひご一読ください。
Yoomとは?
「ヨーム」と書いて「ユーム」と読みます!…という2番煎じの説明を入れたところで、早速詳細をみていきましょう!
Yoomは、さまざまなクラウドサービスと連携し、ワークフローの自動化を実現するデータベース型のiPaaSです。
kintoneだけではなく、SmartHRやSlackといったあらゆるクラウドサービスに対応しているので、複数のクラウドサービスを跨いだワークフローを自動化することができます。
なので、例えばフォームに入力された情報を元に人事・労務システムへ登録、GoogleWorkSpaceのアカウントを発行・共有したり、スプレッドシートから顧客情報を取得して請求書を発行、管理者の承認の上で送付する、といった運用が可能です。
ちなみに連携できるサービス、ちらっとみただけでも50以上はあります…なお、今は連携していないツールも、要望があれば追加検討してくれるとのこと。凄い。
kintone×Yoomでできること
もちろん他のクラウドサービスと連携しなくても、とても便利に使うことができます。
Yoomで作成したフォームから入力されたデータをkintoneに保存したり、kintoneにレコードが追加されたらLINEやSlackに通知を送ったり。
さらに、Yoomを使うと複数アプリのデータを跨いだ処理ができるようになるので、在庫管理だってできちゃいます。
ということで実際に設定してみました!
では早速実際に操作してみましょう!
ここでは「メールの問い合わせをkintoneに保存する」というフローを設定してみます。
Yoomでは「フローボット」というテンプレートを事前に作成して、ワークフローを自動で実行します。
今回設定したのはこのようなフローボットです。オペレーションが2つだけの非常にシンプルなフローですね。
詳細はこんな感じです。Yoom側で設定したアドレスにメールが送られると、その内容がkintoneに保存されます。
今回は問い合わせ内容を保存したいので、「件名に問い合わせが含まれている場合」という条件を設定しています。
以上で設定は完了です。メールで送った内容がちゃんとkintoneに保存されていますね!
料金
Yoomにはずっと無料で使えるフリープランと、月額27,000円〜のスタンダードプランがあります。
タスク数やフローボットの数によってプランが分かれていて、フリープランでは10個までのフローボット、タスク実行数100回の制限があり、スタンダードコースでは無制限のフローボットに、タスク実行数が25,000回〜に増えます。
ちなみに今回の設定だと、1回問い合わせが入るごとにタスク実行数が2消費されるので、複雑なフローを設定したかったり、たくさんの業務フローを自動化したい場合はスタンダードコースを選ぶのが良さそうです。
まとめ
以上で今回は終了となります!いかがでしたでしょうか?
今回はYoomについての紹介記事となりましたが、トヨクモでもkintoneに連携する製品を6製品提供しています。
もっと複雑なフォームを設定したい!だったり、たくさんの人にメルマガ送りたい!だったり、ガッツリkintoneを使うよ〜という方は、ぜひトヨクモのkintone連携サービスもご検討いただけると嬉しいです!