この記事はユーザー会での遠山さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
テーマ「寄せ書きアプリリバイバル トヨクモ製品使って良かったこと3選」でご登壇いただきました!
ユーザー会でのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をレポート!
みなさんこんにちは!SNS上ではトーヤマンという名前で活動しております、遠山と申します。名古屋のIT企業でシステムエンジニアをやっております。趣味は会社のマスコットを広めることと、kintone の制限値を掌握することです。「どれだけ入力すればkintoneは止まるのか」みたいなことを日々検証しています。
またkintoneのコミュニティであるkintone Caféの運営のお手伝いもしています。
本日は「寄せ書きアプリ リバイバル トヨクモ製品使って良かったこと3選」というテーマでお話しさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。(遠山氏)
トヨクモ製品活用のきっかけ
トヨクモ製品の活用法についてお話しする前に、今から半年以上前、2023年12月のお話をさせてください。
今年(2024年)2月、サイボウズさんの名古屋オフィスが移転しました。
その前の2023年12月、旧オフィスにkintoneユーザーが集まった際、今までの感謝を込めまして、kintoneユーザーの方々や、サイボウズのパートナー企業さんから寄せ書きを集めることにしました。
しかしユーザーさんの会社はさまざまですし、そもそも東海圏にいらっしゃらないかもしれません。普段会えない方々からどうやって寄せ書きを集めようか悩みました。
オンラインで寄せ書きを集められるサービスはいくつかあります。しかしせっかくの機会なのでkintoneとFormBridge・kViewerを使ってみることにしました。(遠山氏)
FormBridge、kViewerでシステム構築
システム構成はとてもシンプルです。FormBridgeで寄せ書きコメントを入力してもらい、kintoneに保存してkViewerで見られるようにする、というものです。
kintoneアプリには投稿いただく方のお名前とメッセージの2フィールドだけを配置し、APIトークンを設定します。
FormBridgeでフォームを作成、URLとAPIトークンを設定します。
kViewerもカードビューを選択して、アプリURLとAPIトークンを設定します。
これで完成です。30分もかからずにシステムを構築できました。
あっという間にできましたが、これだけではなんだか面白くないので、一つひねりを入れることにします。
先ほどの3サービスに加え、話題の生成AIと、ノーコードで各種サービス間を連携できるツールを活用し、システムを拡張します。せっかくのサプライズなので、皆さんからいただいた寄せ書きを名古屋弁に変えてみようとしたわけです。ただ、当時の生成AIに名古屋弁への変換は難しかったのか、名古屋弁というよりは関西弁になってしまいました。
思った通りにはいきませんでしたが、書いていただいた人も受け取ってくれた人も、結構楽しんでいただけたのではと考えています。
最終的に20 件を超える寄せ書きをいただき、kViewerで公開することができました。
今回トヨクモ製品を使って良かったことは、この3点です。
1点目は登録情報を共有できることです。弊社もFormBridge以外にもいろんなフォームツール、アンケートツールを使っています。でも、今回のような収集した情報の素早い共有は、やはりFormBridgeとkViewerの組み合わせだからこそできたことだと思います。
2点目は登録情報をシームレスに活用できたことです。kViewerとkintoneが簡単に連携できて、さらに kintoneがAIとも簡単に連携できるからこそ、シームレスに活用できるのでできるかなと。
寄せ書きを専用のオンラインサービスで集めるのは確かに簡単かもしれません。ただ集めた寄せ書きに AI を活用しようと思ったら、1回寄せ書きをオンラインサービスからCSVファイルに出力して、それをAIに再度読み込ませてみるとか、ひと手間かかるんですよね。
今回はFormBridgeとkViewerを活用したので、ダイレクトにAIと連携できたのはとても良かったです。
3番目はあっという間にできたことです。今回のシステム構築にあたって、最初から最後までプログラムコードは一切書いていません。
5つのサービスを連携させているのに、全てノーコードでできるというのはなかなかすごいことだと思います。(遠山氏)
寄せ書きも集まって、皆さんに楽しんでもらえて、めでたしめでたし…
しかし、やっぱり今回のLTにあたってサプライズ感が欲しい!
ということで、名古屋弁への変換に再チャレンジしてみました。
名古屋弁への変換に再チャレンジ
こちらが名古屋弁に変換する時の画面になります。
左上がFormBridge、右側がkViewer、左下の丸が3つある画面が、連携サービスのMakeです。
FormBridgeに寄せ書きのメッセージを回答すると…
生成AIを経由して…
10秒足らずでkViewerに反映されます。半年前から生成AIが進化したのか、今回はちゃんと名古屋弁になっていますね。
これを誰かに自慢したかったところ、ちょうどトヨクモの相澤さんに今回のLT(ライトニングトーク)の話をいただきました。皆さんにお見せできてよかったです!(遠山氏)
ご登壇ありがとうございました!
遠山さん、今回はご登壇いただきありがとうございました!
トヨクモ製品を寄せ書きで使っていただけてとても嬉しいです!
今まで「セミナーの質問をFormBridgeで受け付けて、その質問を kViewerでリアルタイムで表示する」という活用をされてる方もいらっしゃったのですが、寄せ書きという形でも使えるのは新しい発見でした!
今回ご紹介いただいたFormBridge、kViewerは以下のお試し申し込みフォームより無料で何度でもお試し可能です。
ぜひお気軽にお試しください。