こんにちは、門田です。9月に入ってすっかり涼しくなりましたね。
それほど夏らしいこともせずに終わってしまった感があります(笑)
本日もkintoneを使って新しい機能に挑戦していきます。
今回の指令
以前作った記事ファイルアップアプリ内で、記事を選んでリマインダー機能をつける
これだけではよくわかりませんよね。(笑)
もう少し具体的に説明していきます。
8月22日の記事に書いたように、先日私はkintoneで記事ファイルアップアプリを作成し、プロセス管理の設定を行いました。
このアプリ内で、ある特定の記事がアップされたときにだけ、1週間後、2週間後にリマインド通知が来るように設定していくことが今回の指令です。ナゼかって言うと、その一週間、二週間でのアクセス数などを確認し、記録するためです。

以前作成したアプリをいじっていくので、この記事にもざっと目を通して頂けるとわかりやすいかと思います。
では、とりあえず通知機能について説明します。
おおまかにまとめると
・アプリのデータが操作されたとき。
・アプリのデータが特定の条件を満たしたとき。
・アプリの日時(日付、作成日時、更新日時)フィールドに入力された日時に関連付けたタイミング。
この3つの場合にアプリの利用者へ通知を送ることができる機能です。
さらにその中で通知相手や条件、日時を細かく指定することも可能です。
kintone内ヘルプも参考にしてみてください。
本記事では「アプリの日時フィールドに入力された日時に関連付けたタイミング」にリマインダー通知が届くよう設定する方法を説明していきます。
まずは先日設定したプロセス管理に項目を追加
では、記事ファイルアップアプリの編集画面に進み、その他の設定からプロセス管理を開きます。
今回リマインド通知を行う特定の記事のことはpush記事と呼ぶことにしますね。
そしてステータスの設定で、「push記事公開済み(リマインド有)」というステータスを追加します。

画面右下のアクションも追加します。
(「push記事公開」というアクションを選ぶと「push記事公開済み(リマインド有)」のステータスになるということですね。)
保存をクリックし、これでプロセス管理の設定は終了。
リマインドの通知を設定
次にその他の設定から通知をクリック。
こんな画面になるはずです。

今回はリマインダーの設定をしたいので、「リマインダーの条件通知」というところをいじっていきます。
まずはリマインドの条件の下にある「追加する」をクリック。
リマインダー通知を送る日を7日後に設定します。
通知の条件でステータスを選択し、push記事公開済みをチェックします。
通知内容には、通知の際に送りたい文面を入力します。
画面右側では通知を行う相手を選択できます。送り先は個人、組織どちらも設定可能です。

これでおおよその設定は完了なのですが、設定状況を一度整理しておきましょう。
アプリ内でpush記事公開済みというステータスが実行された場合、その7日後の午前10時に「push記事公開1週間後です。」という通知が右側に設定した連絡先(図の場合、田里)に送信されるという設定です。
さらにリマインドの条件は複数設定可能なので、2週間後にも通知が届くよう設定してみましょう。
「追加する」をクリックし、先ほどと同じ作業を行います。

これで完了です。
リマインダー通知の条件はステータス以外にも様々な設定ができます。
例えば、通知の条件で作成者を選択し、さらにAさんをチェックしたとします。
この場合では、Aさんがレコードを作成した場合のみ、リマインダー通知が届くことになるのです。
様々なタイミングで活用できるリマインダー
他にもレコード番号、更新者、日付なども条件に設定できます。例えば、「仮予約状態にあるお客様の返答期限日」や「50万円以上の案件が登録された時」または「担当者が自分だった場合のみ」、またまた「お客様名に◯◯という文字列が含まれる場合(グループ会社がたくさんある場合にも便利ですね)」などなど・・・いろいろ試してみてくださいね。
さて、リマインダーの設定はどうでしたか?
私個人としては、久しぶりに途中で悩んだりやり直したりすることなく進めたので、わりと扱いやすい機能なのかな・・・?という印象です。
後は全く関係ないのですが、記事を書いていくうちにskitch(PC画面をスクリーンショットできるソフト)の使い方も慣れてきたような気がします。
記事を読みながら、内容だけでなく画像にも着目してくれたら嬉しいです。(笑)