こんにちは、門田です。
ついに11月になりました!
これといったイベントがあるわけではないのですが・・・。(笑)
今年も後2か月と思うとあっという間ですね。
今日はタイトルどおり、JavaScript/CSSの読み込みに挑戦してみます。
読み込み方を中心に説明するので、JavaScriptは用意されている前提になりますがご了承ください。
①JavaScriptの読み込み
JavaScriptを読み込んで、アプリをカスタマイズしていきます。
まずカスタマイズしたいアプリを用意します。
今回はアプリストアの問い合わせ一覧アプリをそのまま利用し、一件だけレコードを入力してみました。
カスタマイズの内容としては、対応状況が「完了」以外で、期限が過ぎているものを赤字で、期限が5日以内のものを青字で表示するようにしていきます。
このあたりはcybozu.com developer networkのHPを参考にしているので、こちらも参考にしてみてください。
用意した(cybozu.com developer networkのHPからコピーした)Java Scriptがこんな感じです。
これが用意できたら、実際に読み込んでいきましょう。
アプリの詳細設定で「JavaScript/CSSでカスタマイズ」をクリック。
「アップロードして追加」をクリックし、先ほど用意したJavaScriptを選択します。
まずは適用範囲をアプリ管理者だけにしておいて、上手くカスタマイズできているか確認するのがよいかと思います。
これで設定完了して、実際にレコードを見てみると、
期限が赤字、青字になっています。
JavaScriptさえ用意できたら、読み込み自体はそんなに難しくないですよね。
②JavaScriptの読み込みをするために必要な権限とは。
ここまで説明してきたJavaScriptの読み込みですが、実は誰もができるわけではないのです。
私が最初に設定したとき、こんな画面になりました。
保存ボタンも適用範囲も網掛けになっていて選択できません。
あれ?と思いkintoneヘルプを探してみると、
見つけました。
kintoneのシステム管理者しか読み込みができないんですね。
アプリの管理権限があってもダメみたいです。
システム管理の権限をつけるには、kintoneのホーム画面からkintoneのシステム管理に進み、権限→アクセス権の設定をクリックします。
このような画面に進むので、「システムの管理」項目にチェックを入れるとシステム管理の権限が与えられ、JavaScript/CSSの読み込みができるようになります。
ただしこの設定が可能なのも、システム管理者のみとなっています。
つまりJavaScriptの読み込みが必要な場合には、すでにシステム管理者となっている人に、自分もシステム管理者にしてもらう必要があるようです。
またcybozu.comの共通管理者は、システム管理者の権限を包含しているので、特に設定することなくJavaScript/CSSの読み込みは可能です。
自分が作ったアプリでも自由にカスタマイズできるわけではないのですね。
今日皆さんに一番知ってほしかったのはこの部分です。(笑)
自由に設定できない不便さはあるかと思いますが、ぜひぜひJavaScriptやCSSの読み込みにも挑戦してみてください!
私もさらにkintone活用の幅を広げるために、JavaScriptそのものについてもう少し勉強してみたいなと思いました。