【データコレクトバージョンアップ情報】ユーザー選択フィールドが使えるようになりました!

皆様こんにちは、暑くて日課のリングフィットもさぼりがちです、嶋田です。さて、今回はデータコレクトの嬉しいバージョンアップをご案内します。既にこちらのヘルプページなんかには載せているのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、データコレクトの計算式として「ユーザー選択」フィールドが利用できるようになりました!

データコレクトって何?という方はこちらから。30日間のトライアルもできますので、ぜひお試しください。

ユーザー選択フィールドを計算式に利用可能!

「担当者ごとの売上を出したい」「社員一人ごとの就業時間を算出したい」などというように、個人に紐づくデータの算出を行いたい、というケースは沢山ありますよね。ただし、今まではデータコレクトでユーザー選択フィールドは使えなかったので、文字列1行フィールドに社員名を入れて一致させたり、作成者フィールドを利用して、作成したユーザーと一致させたり、といった運用上の工夫が必要でした。

8/4のバージョンアップによってユーザー選択フィールドを計算式に利用できるようになったので、試してみたいと思います。

kintoneの設定

今回は社員ごとの、今月の売上高を集計してみたいと思います。入力元と集計先のアプリは以下のようなものをイメージしました。

「担当者」がユーザー選択フィールドです。また、「何月か」をキーにできるように「年月」フィールドを両方のアプリに設けました。

データコレクトの設定

データコレクトの設定画面をご案内します。

式は以下のようになります。
SUMIFS(社員売上高登録!売上高,社員売上高登録!担当者,担当者,社員売上高登録!年月,年月)

「社員売上高登録」アプリの中で、レコードの担当者名が一致、かつ年月も一致しているレコードを抽出し、売上高を合計します。

それではデータコレクトで集計をしてみます!

では、合計値を確認してみます。登録されているレコードは以下の通りです。

担当者「嶋田安希」で登録されている8月の売上高は3つあり、200,000+700,000+650,000=1,550,000 なので、値も合っていますね!

データコレクトでユーザー選択を使う場合の注意点

①ユーザー選択フィールドを使う場合、ユーザー選択フィールドに選択する値は1つのみにする必要があります。参照するユーザーフィールドにおいて2つ以上の値が登録されていると、取得すべきデータが判別できず、エラーが発生します。

②式に、ユーザー選択で値を直接指定するときは「表示名」を表記します。

例:「社員売上高登録」アプリの中で、レコードの担当者名が「嶋田安希」かつ年月も一致しているレコードの売上高合計を出す

SUMIFS(社員売上高登録!売上高,社員売上高登録!担当者,”嶋田安希”,社員売上高登録!年月,年月)

30日間、無料でトライアル可能です!

ユーザー選択フィールドが使えると、売上高などの管理だけではなく、給与計算や、勤怠管理、有給の管理など、使える幅が広がりますよね!弊社の三浦がデータコレクトを使って勤怠管理を試しているブログがこちらです。ユーザー選択が使えるようになってさらに便利になったので、ぜひご参照ください。

アプリが煩雑になって困っている方、入力項目が多くて社員が入力してくれない!とお困りの方。データコレクトは、その手間や人的コストを減らすのにきっと役立ちます!是非30日間の無料お試しで試してみてください!!


▼複数製品も同時に無料お試し!▼