寒いですね〜:;(∩´﹏`∩);:トッティです。今日都内では雪が降ってますよ、皆さん足元にご注意くださいね。
さて、今回もバージョンアップネタなんです、すいません、続いて。いや、今回のバージョンアップ、盛りだくさんだったもんで。
「組織間のアクセス権」なる新機能が登場!
cybozu.comの共通管理のユーザー管理内に「組織間のアクセス権」設定があります。早速チェックを入れて設定してみます。この機能は「所属する最上位組織が異なるユーザーのプロフィールと組織の閲覧を制限する機能。」で、想定としては複数の企業とのやり取りなのでしょう。A社の下にB社、C社、D社がぶら下がるけど、B社とC社間ではやり取りをして欲しくない、的な。
今回、ホールディングス企業を想定して下記の様な組織を作成してみました。
でも、これではダメでした。トッティ不動産と、トッティ開発のユーザーがお互いに閲覧できるんですね。何故だろう。。。
・・・あ!
機能の説明をよく読むと、「最上位組織が異なるユーザー間のユーザー情報が閲覧できなくなります。」と書いていますね。つまり、最上位組織が同じだと、その後分岐してもお互いにコミュニケーションできるわけですね。なるほど、それもそうですね。
と、言うわけでもう一回組織を作り直します。
傘下企業を最上位組織に設定しました。先ほど、隣の会社の情報が見えていた伊藤さんも、、
やった!できました。これで、ピープル機能だけでなく、ユーザー選択やコメント欄でも他の組織のユーザーを見せること無く運用できます。
「組織間のアクセス権」が効く場面
上記にも書きましたが、この設定が有効になる場面には、例えば「ユーザー選択」のフィールドがあります。
あとは、コメント欄ですかね。
ここでも、見せる必要の無いユーザーの名前を表示させることはありません。いいですね!
と思っていたのですが、一つだけ落とし穴が。。。
ホールディングスのユーザーは全組織に所属する必要がある
そうなんです。ホールディングスを削除して、無所属になったユーザーは無所属同士でしか、コミュニケーションできなくなってしまったのです。参りましたね。ホールディングスのユーザーは傘下組織の全てに所属しなければいけない、ということですね。
まあ、少しばかり面倒ですが、ユーザーを組織に紐付けるのも、CSVでできるので、一括で行いましょう。
今まで、「子会社ともkintone使いたいけど、子会社間でのやり取りはさせたくないからな〜」等と考えて二の足を踏んでいたあなた!是非、この機会に「組織間のアクセス権」設定、試してみてくださいね。
それではまた。