サブ管理者機能、できることと嬉しいことをおさらい

トッティです。

さて、先日案内したフォームブリッジと、データコレクトのバージョンアップを、10月24日に実施致しました。

今回のバージョンアップの概要を改めてお伝え致します。

 

バージョンアップ概要

バージョンアップの内容を簡単に書くと下記になります。

・サブ管理者を設定できるようになった
・ログイン方法がToyokumo kintoneApp認証に統一された
・ログイン前画面、ログイン後画面が統一された

一つずつ見ていきましょう。

サブ管理者を設定できるようになった

こちらですが、まさに先日の記事でご案内したように、契約した方に加えて、一人サブ管理者を設定することが可能となりました。想定しているのは、パートナーの方や、設定代行支援をしている方々をサブ管理者に設定することで、ログイン・設定の権限を付与したい、といったユースケースです。

これまでのやりづらかった点なども改めて紹介しておりますので、よろしければ前回の記事をご参照ください。
なお、設定ガイドは出来上がっており、そちらから機能の詳細を確認することも可能となっております。

サブ管理者を設定する

サブ管理者の設定方法

 

また、サブ管理者への招待を通知された側の設定方法もありますので、パートナーの方などはこちらをご覧ください。

サブ管理者の招待を受け取った場合

複数のエンドユーザーからサブ管理者に設定されることも想定してます

また、サブ管理者を設定した側は、サブ管理者を(メインの)管理者に変更することができます。その際は自身がサブ管理者に自動的に変更されますのでご注意ください。

相手を管理者に、同時に自分をサブに

ログイン方法がToyokumo kintoneApp認証に統一された

これまでも暫定的に残していたID/パスワードのログインを全てToyokumo kintoneApp認証に統一しました。パスワードレス認証のメリット、パスワードを運用するリスク、などは過去の記事にも書いているので、よろしければご覧ください。ものすごくシンプルに言うと、セキュリティ向上のため、またパスワードを覚える必要のないという意味では利便性のためでもあります。これまでの習慣とは変わるので、最初は違和感を持つ方も多いかも知れませんが、これからのデフォルトになるであろう仕組みです、是非お早めに慣れていただければと思います。余談ですが、BtoCサービスでもパスワードレス認証のサービスがボチボチ増えてきましたね、セキュリティに対しての意識が見て取れ、非常に好感が持てますね。

 

ログイン前画面、ログイン後画面が統一された

今後、トヨクモ製品はログイン後この画面に遷移します

 

トヨクモのkintone連携サービスは、ログイン画面、ログイン後画面を統一していきます。まずはフォームブリッジ、データコレクトの2製品からですが、今後6製品統一します。これで、あっちにも、こっちにもログイン、という手間が解消され、一度のログインで複数製品をシームレスにストレスなく行き来できます。

 

と、機能を簡単に紹介させていただきました。さて、これは何が嬉しいのか、改めて考えてみます。

嬉しいこと

エンドユーザーにとって嬉しい

エンドユーザーにとって、設定代行等を依頼する先(社内の詳しい方であったり、パートナー企業の方であったり)に依頼する際、これまではパスワードを共有する、もしくはログインURLを転送するしかありませんでした。サブ管理者機能によって、これを解消できるので、外部の方に依頼する際には、非常に簡便になります。特に、パートナー企業内でどのように扱われるかなど、パスワードを共有することに抵抗や違和感を持っていた方も多いと思います。これを今回のようなあるべき姿に変更することで、権限の停止をいつでもできます。パートナー企業内の担当者は退職済なのに、数年前に共有したパスワードを変えていないまま、誰か他の人にログインされたかも、などと言った場合もリスクを限定的にできます。

パートナー企業にとって嬉しい

パートナー企業も、セキュリティに敏感な企業であればあるほど、お客様もパスワードを取り扱いたがらないものです。そのパスワードを管理する責任や、閲覧できる範囲、設定支援の契約が切れた際の扱いなど、実は決めることや守らなければいけないルールが増加するからです。今回のサブ管理者機能によって、パスワードの管理などをせず、また設定支援の契約が切れた際の取り扱いもエンドユーザー側で全てコントロールできるので、ケアする事項が減りました。

また、別の機能とはなりますが、サブ管理者を管理者にできる(同時に、管理者がサブ管理者になる)機能によって、「パートナー企業に属する方が最初にお試し環境で構築をしてあげて、お客様に納品、アカウントの管理者権限も渡す」のようなことが容易にできるようになりました。

※管理者のメールアドレスについては、他の環境と重複しないメールアドレスを登録する必要があります。
サブ管理者のメールアドレスについては、複数の環境で同じメールアドレスを登録することが可能です。複数環境で同じメールアドレスを設定したい場合は、サブ管理者としての登録をお願いします。

最後に

以上、色々と話しをさせてもらいましたが、今後、全製品で統一感を持って統合を進めて行きますので、楽しみにお待ちくださいませ!トヨクモは基本的に、顧客からの声を製品に反映させていきたい、と考えておりますが、パートナー企業様の扱いやすさも、もちろん無視しておりません。

今後もバランスの中での判断にはなりますが、色々な立場の方が、使いやすい、設定しやすい、分かりやすい、簡単だ、そう言えるような製品を目指してまいります。

それではまた。


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