皆さんこんにちは！いつもkintone連携サービスをご利用、ご提案いただきありがとうございます。今回の記事は、トヨクモ製品をご利用中の方、ご検討中の方、ご提案いただく代理店(パートナー)の方、全方向へ向けたバージョンアップ記事となります。是非、ご覧ください。
さて、皆さんは弊社のkintone連携サービスにログインする際、どのような認証方法を選択していますか？弊社のkintone連携サービスは、ログインする際の認証方法を下記の2つから、選択できます。
- ログイン用リンクをメールアドレス宛に送信してログイン(以下、メール認証)
- メールアドレスとパスワードを入力してログイン(以下、パスワード認証)
前者を推奨しているわけですが、このあたりの理由は別記事で記載していますので、こちらも合わせてご覧ください。
シンプルに言うとセキュリティ向上のため、前者を推奨しているわけですが、そうなると、一切問題は無いのでしょうか。確認していきましょう。
設定支援をする代理店の方に、アカウントの共有がしづらかった
代理店の方に設定支援をしてもらう、そんな時に、従来の2つの認証方法ではそれぞれに課題がありました。
登録したメールアドレス宛にログイン用URLが届くため、その度にURLを共有する手間が発生する
・自社で管理しているパスワードを外部の方に共有することはセキュリティ上避けたい
・複数のお客様の設定支援を行うパートナーは、メールアドレスとパスワードの管理が大変になる
このとき、お客様からは下記のようなお声をいただくことも多くありました。
トヨクモシリーズのログインアカウントは長年の課題ですね。当然解決に向けて動いてらっしゃるとは思いますが。。。中の人見てますかー？
自動返信のメールアドレスを分けたいと思ったことなかったですなるほど。
短縮サービスはサービス自体が無くなるリスクを許容できるなら便利です。
— ｲｼｲｹﾝﾀﾛｳ (@kentaro1sh11) January 9, 2022
属人化避けたいのですが
ログインが推奨のメール認証にすると、メールが共有で、なんか安全なのか、安全でないのか…。
メールアドレスとパスワードにしたとして、
そもそも誰が何を修正したのか、あとそのパスワード共有になんだかなぁと感じてしまいます。
中の方費用かかってもアカウント分けたい— ニゴロー@ 岡山kintone大好き (@n1g0r0) January 9, 2022
※tweetの引用には許諾をいただいています
パートナーに支援をしてもらいたい場合など、外部の方がサービス管理画面に入る場面で、上記のような手間が発生していました。サービスにログインするために、外部の方にメールアドレス/パスワードを共有するのは、セキュリティ面でも心配だったという方もいると思います。
サブ管理者の設定が可能に、外部の方へ設定依頼などがしやすく
今回、kintone連携サービスでは「サブ管理者」が設定可能になります。
まずは、フォームブリッジとデータコレクトから、実装します。サブ管理者の設定を行うことで、上記で記載したような課題が解消され、代理店の方や外部の設定支援をしてくださる方に管理の権限を付与できるようになります。
お客様は、外部の方にメールアドレスやパスワードの共有が不要になり、代理店の方は、サブ管理者の権限を付与されれば、お客様の環境での操作が可能になります。
また、メイン管理者とサブ管理者を入れ替える機能も追加する予定です。
環境構築中は「代理店をメイン管理者に、お客様をサブ管理者」にして、契約時には「お客様をメイン管理者、代理店をサブ管理者」にするといったように、任意のタイミングで設定ができるようになります。
リリースは10月24日予定
リリースは10月24日を予定しています。また詳細が分かり次第続報を書いていくので、ぜひ楽しみにお待ちください！
2022年10月24日にリリースをしました！
リリース後の機能や詳細については、以下記事で解説しているのでぜひご参照ください。
トッティです。 さて、先日案内したフォームブリッジと、データコレクトのバージョンアップを、10月24日に実施致しました。 今回のバージョンアップの概要を改めてお伝え致します。 バージョンアップ概要 バージ[…]
