【1月ユーザー会】株式会社マルテー大塚様による登壇レポート記事

目次
ユーザー会でのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をレポート!
この記事はユーザー会での株式会社マルテー大塚 石井さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「2つの管理者アカウントを複数人で活用する方法」でご登壇いただきました!
会社紹介/自己紹介
株式会社マルテー大塚は、塗装用のハケやローラーの製造・販売を行う1914年(大正3年)創業の会社です。
トヨクモ製品は、FormBridge、kViewer、kMailer、PrintCreator、kBackupの5製品を導入中です。
私はマルテー大塚の情シスをしながら、kintone Enterprise Circle(通称EPC)の4代目会長やkintone Café Tokyoの運営、kintone エバンジェリストなどをしています。また、kintone認定資格を全冠しています。
Xやnoteの運営もしているので、気になる方はフォローしてください。
今回は、当社におけるトヨクモ製品の2つの管理者アカウント(メイン・サブ)の活用方法についてご紹介します。
管理者アカウントの運用で抱えていた問題
マルテー大塚では、「kintoneトレーニングギルド(通称キントレ)」というkintoneの教育チームを展開しております。
情シスだけではボトルネックになり開発が間に合わないため、現場のメンバーがkintoneやトヨクモ製品を使えるように、キントレでアプリ開発者の育成を行っているのです。
現在、約50人ほどのメンバーがいて、実際にトヨクモ製品を使ってもらいながら教育しているのですが、ここで課題となるのがトヨクモ製品の管理者アカウントの数です。
トヨクモ製品には、管理者とサブ管理者の2つの管理者アカウントがあります。
しかし、管理者アカウントは2つまでと決まっているので、キントレメンバー約50人全員に個別の管理者アカウントを付与してログインさせることはできません。
Toyokumo kintoneApp認証で管理者アカウントを共有
キントレメンバーで管理者アカウントを使う方法に悩んだ結果、当社では運用ルールを決めて、2つの管理者アカウントを使い回す方法を確立しました。
100点の運用とは言えませんが、工夫したポイントをご紹介できればと思います。
結論としては、システム部所属のキントレメンバーとシステム部以外のキントレメンバーの連絡先リストをそれぞれ作成し、Toyokumo kintoneApp認証に登録して運用しています。
ログインする際は、該当のメールアドレスをToyokumo kintoneApp認証のログイン画面に打ち込んで入るという流れです。
リスク対策としての運用ルール
現在の運用だと、ログイン時にメンバー全員にログインメールが届いてしまうため、「自分が要求していないログインメールはクリックしない」という運用ルールを設けています。
また、いくつかリスク対策としての運用ルールを設定した上で管理者アカウントを共有しています。
まずは、フォームやビューなどのコンテンツは基本削除しないことです。基本的には置きっぱなしにしています。
この運用ルールが成り立っているのは、トヨクモ製品のフォームやビューに上限数がないおかげです。
他には、使っていないコンテンツを【使用中止】と名付けたり、コンテンツのバックアップを取得したりといったルールの上で、管理者アカウントを複数人で活用しています。
まとめ
管理者とサブ管理者の2つの管理者アカウントを、複数のメンバーで活用するための工夫をご紹介しました。
実は、キントレメンバーは続々と増えていまして、1期生から始まり現在は12期生を募集しています。
まだまだメンバーは増えていくので困っていたのですが、トヨクモkintoneフェスのセッションで管理者権限を増やして欲しいと代表の山本さんにお話ししてきたところ、「増やします」と回答があったので期待してお待ちしています。
※石井さんにも出演していただきました、トヨクモkintone収穫祭2024のアーカイブ動画はこちらからご覧いただけます
以上です。ありがとうございました。
ご登壇ありがとうございました!
石井さん、今回はご登壇いただきましてありがとうございました!
社内でのkintone活用メンバーをどんどん増やしていく仕組み、とても勉強になります。
最後にご紹介いただいた管理者権限の増枠については、続報をお待ちください!
トヨクモ製品は何度でも使える30日間の無料お試しを実施しております。
気になる方は、ぜひ以下のフォームよりお申し込みください。
https://www.kintoneapp.com/trial