【4月ユーザー会】重機商工株式会社様による登壇レポート記事

目次
ユーザー会でのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をレポート!
この記事はユーザー会での重機商工株式会社 岡田さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「紙とデジタルの共存が鍵!導入初期のヒント」をテーマにご登壇いただきました!
はじめに
重機商工株式会社は、1960年設立、2025年で66年目となる名古屋市の会社です。主に建設機械と太陽光発電などの事業を展開しています。
私は、太陽光発電の部署で工事、営業、事務処理などをしながら、kintoneも使っておりまして、kintone歴は4年目です。
直近では、kintone hive 2025名古屋に登壇させていただきました。
本日は、「紙とデジタルの共存が鍵」と題して、PrintCreatorをメインに、kintone導入初期のヒントとなるお話をいたします。
kintone導入初期に抱えがちな問題
皆さん、ご存知だと思いますが、PrintCreatorでは紙が印刷できます。これ、実はすごいことなんです。
業務改善をしていくとき、紙でやっていた作業をkintone化すると、ペーパーレス化できます。紙を保存しなくてよくて、検索も簡単・便利になったと感じられるはずです。
実施の業務フローの例を見ていきましょう。
元々は申請用紙を手書きで、上長確認が入って、OKが出たら物品を購入して納品、最後に申請用紙をファイルに閉じるという流れだとします。
これ、kintone化できますよね。しかし、ここで1つ問題が出てきます。
たとえば、キーマンとなる人が「物品の購入履歴を見たい」となったとき、紙でファイルに保管していれば、自らファイルを手に取って勝手に見てもらえますよね。
しかし、kintone化していると、「kintone?そんなの見れないよ」となり得ます。
こちら側はkintone化したくても、キーマンからは「今のままで別に不便じゃないし、問題ないんじゃないの」と言われるんです。
こうしたケースでよくある事例としては、「何とかそのキーマンを説得して、kintone化して変えていきました!」という話だと思います。
でも、その説得って結構難しくないですか?
担当者からすると、会社のキーマンが自分の父親ぐらいの年代で、なかなか言い出しにくいというケースは珍しくないはずです。
PrintCreatorなら紙を残せる
「キーマンには言い出せないし、きっと簡単には納得してもらえない。だからkintoneは諦める。」となっている方、ちょっと待ってください。
たとえば、PrintCreatorを使って紙を印刷できるとなったら、話が変わってきませんか?
先ほどのケースであれば、入力はkintoneにしつつ、紙を印刷してファイルに閉じておくんです。
そうすると、入力はkintoneになって、検索も便利。キーマンとなる上長はこれまで通り、ファイルを見て確認できて、みんながハッピーとなりますよね。
だから、PrintCreatorで「紙を印刷できる」のは、実はすごい機能なんです。
kintone化した業務フローの実例
それでは、最後に実際の当社の事例をご紹介します。上がこれまでのフロー、下がkintone化したあとのフローです。
これまでは、仕入伝票は手書きで、それを見て上長が確認し、OKが出たら商品を発注していました。
そこで、仕入れ伝票をkintone・PrintCreatorに切り替えて、紙として印刷したものを上長に確認してもらうようにしました。こうすることで、全体の業務フローはほぼ同じままで進めることができます。
これだけを見るとあまり変化がないように思われるかもしれませんが、実際はkintone化したことでさまざまな効果がありました。
やはり、kintoneでデータを一元管理できるので集計作業が楽になりましたし、あとから欲しい情報を探したいときもすぐに検索できます。
そして、紙のまま確認できるので、今まで通りの業務フローで進めることができたというのが導入初期のお話です。
やはり、「紙が最高」という人もいるので、今まで通りのやり方でも進められるように紙を残しながらもkintone化を進められたら、みんながハッピーになれるのかなと思います。
以上です。本日はありがとうございました。
ご登壇ありがとうございました!
岡田さん、今回はご登壇いただきましてありがとうございました!
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