【kintone✕顧客情報管理】ゲーム業界ベンチャー企業に学ぶ!FormBridgeの魅力と導入の決め手

「私とトヨクモとの出会い」のシリーズは、トヨクモ製品を活用している企業の「製品を知ったきっかけ」や「導入の決め手」、「社内に普及させるための取り組み」を紹介する企画です。

今回は、株式会社ニダンジャンプでkintone(キントーン)✕有料フォーム作成ツールを比較・検討し、FormBridge導入を決定した染谷翔さんにお話を伺いました。

2023年8月に設立した株式会社ニダンジャンプは、ゲーム開発人材✕スカウトサービスを展開するベンチャー企業です。求人企業が求職者をスカウトして採用に繋げるWebサイト「ニダンジャンプ」を展開しています。

同社では2023年12月頃から顧客情報管理システムとしてkintoneの導入を開始するも、「ニダンジャンプ」の問い合わせフォームと連携ができないことが判明。kintoneと連携できる有料フォーム作成サービスを比較・検討した結果、FormBridgeの導入を決定しました。2024年2月には無事「ニダンジャンプ」をリリースし、事業をスタートしています。

株式会社ニダンジャンプはFormBridgeとどのような経緯で出会い、何が決め手で導入にいたったのでしょうか?

【トヨクモとの出会い】kintoneと連携できる有料フォーム作成ツールを求めて

株式会社ニダンジャンプが導入しているトヨクモ製品

  • FormBridge:kintoneアカウントがない人も登録できるWebフォームサービス

2023年8月の会社設立後、ゲーム開発者向け仕事探し・転職サイト事業を開始することになった株式会社ニダンジャンプ。Webサイト「ニダンジャンプ」の基盤は求人サイト構築システムを使用、顧客管理(求人企業の情報管理)はkintoneを利用することが決定しました。

染谷さんはトヨクモ製品との出会いについて、こう振り返ります。

トヨクモさんの製品と出会ったのは、kintoneと連携できる有料フォームサービスを探しているときでした。弊社が導入した求人サイト構築システムでは会員情報(求職者)の管理はできたのですが、顧客情報(求人企業)管理ができない仕様でした。そこでまずは顧客管理専用のシステムを導入しようという話になり、社内で検討した結果kintoneを導入することに。

ただ、求人サイト構築システムのフォームはkintoneとの連携ができないと判明したんです。フォームから問い合わせがあった際「こんな企業から問い合わせが来ました」とメールで通知が来るだけの仕様だったので、見込み顧客をkintone上でリスト化できないのは一手間かかってしまって不便だなとなりまして。それで、kintoneと連携できるフォームサービスを探し始めました。

kintoneと連携できる有料のフォーム作成サービスを探していたところ、トヨクモさんのFormBridgeに出会いました。世の中には有料フォームサービスが存在することを知っていましたので、ネットで検索して探しましたね。

新規事業を始めるにあたり、kintoneと連携できる有料フォームを探しFormBridgeと出会った染谷さん。数ある有料フォームのなかでFormBridge導入を決定するまでには迷いがあったそうです。

みなさんご存知のとおり、世の中にはいろんな有料フォームサービスがあります。kintoneとの連携を強みにしたフォームサービスが多いのも事実です。料金体系もさまざまですし、機能やUIも違うフォームサービスを比較するのは結構大変でしたね。

サイトをリリースするまでにスケジュールも差し迫っていたので、短い期間で意思決定するのが大変でした。導入後に他社サービスに変更すると多方面に影響がでてしまうので、変更する必要が発生しないよう慎重に比較しました。いくつかの他社サービスとFormBridgeを無料お試しで使用した結果、FormBridgeが1番使いやすく、kintoneとの連携もできていいなと思ったので、導入を決定しました。

有料フォームサービスを慎重に比較し、FormBridgeの導入を決定した染谷さん。FormBridgeの導入に関して、他の社員から意見や反発はなかったのでしょうか。

フォーム導入の決定は一任してくれていましたね。弊社は3人の小規模事業者なので、かしこまった稟議を通すという形式ではありません。有料フォームサービスを利用することが決定した段階で、代表の金田一からは「染谷さんがいいって思うものでいいんじゃない?」とは言われていたので、僕もそのつもりでいました。

ですが、比較や検討した有料フォームサービスの概要についてはスプレッドシートで社内に共有しました。サービス概要や料金をそれぞれ説明したうえで、「僕はFormBridgeがいいと思います」とお伝えし、了承してもらいました。ありがたいことに、稟議を通すのに苦労したということはありませんでした。

最終的には求人サイト構築システムの担当者の方にFormBridgeをiflameで綺麗に埋め込めるかを確認していただき、見栄えも問題なさそうだったので導入を決定しましたね。

※iflame:1つのコンテンツの中に別のコンテンツや機能を埋め込むためのHTMLタグ

小規模事業者だからこそ、染谷さんが製品を検討する過程や判断軸が他の社員にも見えていたという点が導入につながる要因となりました。

フォーム導入で重視した5つの指標とFormBridgeの魅力

株式会社ニダンジャンプがフォーム導入で重視した5つの指標

  1. kintoneとの連携ができるか
  2. 初見でも操作や機能につまづきが少ないか
  3. 困ったときのFAQや相談窓口があるか
  4. 不要な機能がなく、料金が高価すぎないか
  5. iflameで外部のサイトに適切に掲載できるか

有料フォームサービスを無料お試しする際に、染谷さんが重視したのは上記5つの指標でした。「これらの条件に最も合致したのがFormBridgeだった」と染谷さんは語りますが、具体的にどのような点に魅力を感じたのでしょうか。

一番重視したのは、やはりkintoneとの連携面ですね。フォームに入力した情報がそのままkintone内の顧客管理リストにデータベースとして入るのかどうか。

これがうまくいかないと、フォーム内の顧客情報をいちいちコピー&ペーストで顧客管理リストに転記する必要がでてきます。FormBridgeは、フォームから入力された情報を自動でkintone内に連携してくれるので、その点は大きな決め手になりました。

次に重視したのは「初見でも操作や機能につまづきが少ない」と染谷さんは振り返ります。ツールやサービスの導入において、最初の時点でつまづいてしまうと、長期で利用できるイメージが持てなくなることもしばしば。ですが、FormBridgeは無料お試しの時点でスムーズにフォーム作成ができることを確認し、初見でもつまづきはほぼなかったそうです。

また、操作性もツール選定の判断基準となっており、使いやすいものを導入したいと考えていたそうです。具体的には、画面を見ただけで簡単に操作ができるものを探して検討。その点、FormBridgeは操作説明を見なくても画面に入ればドラッグ&ドロップの直感的な操作で実施できる設問設定や、枠の大きさが変更できるといった点が使いやすさも決め手になったと話していました。

無料お試しをするなかで、重視していた指標5つを満たしていたと語る染谷さん。5つの指標以外にも、「フォームのカスタマイズ性が決め手になった」と振り返ります。

フォームデザインをカスタマイズできる点も決め手の1つでした。今回のフォームはWebサイトに埋め込んで社外に公開する目的でしたので、コーポレートカラーやフォントを利用したフォームを作成したかったんです。

サイト全体で統一しているのに、フォーム部分だけ違うと不自然になってしまいますからね。FormBridgeはそういったデザインのカスタマイズ性に優れていたので、その点も大きな決め手でした。

まだデザインを改良している部分はあるのですが、現時点ではとても満足度高く利用させていただいています。

また、FormBridgeの機能以外の面でも導入したいと思わせるような部分があったと染谷さんは強調します。

あとは「困ったときのFAQや相談窓口があるか」も重要でしたね。トヨクモさんはkintoneとの連携を重視した製品を展開されているので、無料お試し前から「サポートが充実していそうだな」と予想はしていましたが、予想通りだったのを覚えています。

迅速かつ丁寧にご対応いただけたので、そこも決め手になりました。kintoneとFormBridgeを連携する際、少々複雑な点もありましたが、わかりやすい説明のおかげで問題なく進められました。その他、トヨクモさんはマニュアルやFAQも充実しているので、ツール導入に慣れていない方でも安心して導入できると思います。

手厚いサポートで安心導入

有料フォーム作成サービスを検討する際、染谷さんが重視したポイントとして「困ったときのFAQや相談窓口があるか」がありました。FormBridgeの無料お試しを体験中に「サポート窓口に助けられた」と語った染谷さんでしたが、どのような点に助けられたのでしょうか。

無料お試し利用し始めて3日後くらいに、問い合わせ窓口に電話しました。本来問い合わせはメールやチャットサービスを使った方がいいのかもしれませんが「聞けばすぐに分かるんだよな」くらいのちょっとしたことだったので、電話したほうが早いと思ったんです。今考えると、あの電話もトヨクモさんにした決め手になりましたね。

まずありがたいと感じたのは、問い合わせ窓口へスムーズにつながったことです。FormBridgeのようなツールを導入するときに限らず、日常でも「問い合わせに対する回答が遅くて困る」といった体験は稀にあると思います。ですが、トヨクモさんのサポート窓口は、そのようなストレスがありませんでした。電話したらすぐに担当の方とつながったんです。小さなことかもしれませんが、そういったストレスが無いのは重要だと思います。

それに窓口の方の対応も素晴らしかったんです。私が「ここの画面で、こういうところにつまずいているんです」とお伝えしたところ、すぐに状況や意図を理解してくださって。私がFormBridgeを使い始めた初心者であると理解したうえで分かりやすく教えていただけたので、スムーズに解決できましたね。電話をかけてから終わるまで、5分もかからなかったと思います。

問い合わせを短時間でストレスなく完了させられる体制を整えられているところは、トヨクモさんの強みだと思います。この体験がトヨクモさんに対する安心感へつながりました。

必要十分な機能とコストパフォーマンスのよさで導入を決定

ツールやシステムを導入する際に欠かせないのがコストパフォーマンス。有料フォームサービスを比較・検討した染谷さんは、FormBridgeとトヨクモ製品のコストパフォーマンスについてどのように感じたのでしょうか。

トヨクモさんの製品は、機能ごとに製品や価格が分かれている点がいいなと感じました。フォーム作成はFormBridge、データのメール送信はkMailerと、必要に応じてそれぞれの製品を契約し、お支払いできるので導入しやすかったのを覚えています。

弊社はまだスタートしたばかりのベンチャー企業ですので、「コストをかけて多機能なフォームサービスを導入したい」というよりは、「低コストで必要十分なフォーム作成サービスを導入したい」という思いの方が強かったんです。

他社の有料フォーム作成サービスは、フォーム作成機能と追加機能が一体となった価格設定をされている場合が多く、その分料金もちょっとお高めで、やりたいこととマッチしなかったんですよね。一方、FormBridgeは弊社が利用したいフォーム作成機能を十分に満たしていましたし、価格も良心的でコストパフォーマンスがいいと感じました。

もし、FormBridgeが他社製品と同様、追加機能と一体化された料金体系になっていたら、導入を見送ったかもしれません。

顧客情報✕フォーム作成はFormBridgeがおすすめ!

FormBridgeの魅力や導入の決め手を語ってくださった染谷さんに、FormBridgeを活用した今後の展望について伺いました。

今後の展望というよりかは既に動き出している活用方法になりますが、返金対応専用のフォームを作って、顧客情報を管理しています。我々のような転職サイトは採用が成立した際、一度成果報酬が発生するのですが、入社後すぐに離職してしまった場合は企業様へ返金が必要になることがあるんです。そういった場合に必要になる情報も大切な顧客情報なので、kintone内の顧客管理リストと紐づけて運用しています。

契約企業さまから返金対応専用のフォームを通して、退職報告や返金要請を問い合わせしていただくことで、kintone内の顧客管理リストに情報が入ります。それらの情報を考慮して、返金の有無や必要性を判断していますね。

まだ実用的な運用はそこまで進んでないので、フワッとした言い方にはなってしまうのですが、今後より実用的に利用させていただくと思いますね。

最後に、FormBridgeやトヨクモ製品を検討されている人に向けて、染谷さんはメッセージを送ります。

kintoneを利用している企業や担当者で「顧客情報に紐づくようなフォームを設置したい」とお考えの方には「トヨクモさんが提供するFormBridgeがおすすめ」とお伝えしたいですね。トヨクモさんはFormBridgeだけでなく、kintoneとの連携を強みにしたサービスを展開しています。

「DataCollect」や「kViewer」など、複数の製品を連携することで、フォームをより便利にするということも可能です。幅広い状況や目的に応じてフォームに機能を追加できるのはトヨクモさんの強みだと思います。

弊社は現時点で、FormBridge以外の製品を利用する予定はないのですが、事業規模の拡大や売上変動によっては、FormBridge以外の製品を検討する可能性もあります。そういった状況の変化を見越さずに拡張性がないサービスを利用してしまうと、いざというときの対応ができません。その対応力があるのはトヨクモさんの魅力ですね。

気になる方はぜひ無料お試しを体験してみてはいかがでしょうか。

トヨクモkintoneフェスで活用方法をチェックしてみよう

今回の取材では無料お試しを通して感じたFormBridgeとトヨクモの魅力を中心に、株式会社ニダンジャンプの染谷さんにお話を伺いました。

同社においては、「企業からいただいたお問い合わせ情報をkintone上にある顧客リストに連携させたい」というニーズに合ったFormBridgeが候補に。検討過程では使いやすさやカスタマイズ性などが決め手になって導入が決まりました。6製品全てではなく、企業の規模やニーズに合わせて必要な製品を選択・契約したというのがポイントだと言えるでしょう。

フォーム作成サービスだけでなく、業務改善ツールを導入するうえで、自社が求める条件や指標を明確にしておくことは重要です。しかし、初めて業務改善ツールに触れる人やシステム担当者になった人にとって、「導入後に製品を活用するイメージが湧かない」という方も多いかと思います。

そういった方に役立つ情報が実際の活用事例です。

トヨクモkintoneフェスでは、トヨクモ製品の具体的な活用事例をバックオフィス、現場マネージャーなどといった業種・職種別に幅広く紹介。

また、過去開催会のアーカイブ配信やまとめ記事もあるので、自社に活用できる事例を見つけたい方はぜひご覧ください。

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