Toyokumo kintoneApp認証は活用の肝!社内SEが語るkintone内のデータ共有をセキュアに実現する方法【エクセディ物流様 事例】

目次
ユーザー会でのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をレポート!
この記事はユーザー会での株式会社エクセディ物流 有田さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「トヨクモ製品を支える”陰の立役者”な便利機能」をテーマにご登壇いただきました!
はじめに
エクセディ物流は、大阪・三重・北海道に事務所を構えた従業員約200名のロジスティックカンパニーです。運送業者を利用して、国内・海外に自動車部品をお届けしています。
私の職務は、社内のIT関係の全般を円滑に回すことです。社内システムエンジニアとして、管理・開発・ヘルプデスクの3つを担当し、DX推進にも携わっています。
本日は、「陰の立役者」という題名で、話をさせていただきます。
さて、ユーザー会といえば、思い起こすところ去年の2024年10月、初めてLTをした会です。その時の題名は、「フォームブリッジで出欠確認ライブ作成」です。
>【10月ユーザー会】 株式会社エクセディ物流様による登壇レポート記事
また、発注管理をデジタル化した導入事例の記事もあるので、合わせてご高覧ください。
>発注管理のデジタル化で年間12,000枚の紙を削減! 物流業界がトヨクモkintone連携サービスで実践する業務効率化への道
社内SEとしてのkintone運用の悩み
最近、私の職務で紹介した中の「開発」業務にて、少し思うところがあります。
現在、私の開発業務の一つにkintoneがあるのですが、やはりkintoneは現場事務員に色々触ってもらって、現場主体の業務改善ができるツールにしたいと思っています。
ところが、現場事務員に触ってもらおうとすると、「開発業務をさせられている」「社内SEは、サボってない?」と微妙な空気が流れています。
とりあえず現状は、現場事務員にアイディアを出してもらい、私が開発していますが、
もし、私と同じような境遇にあっている方がいれば、ぜひお話しさせてください。
プラグイン・連携サービスの種類
それでは、ここから本題の「陰の立役者」に入ります。
kintoneを便利に強化するサービスとして、kintoneのホームページには「キントーン専用拡張機能サービス」と「外部連携サービス」が掲載されています。
引用:kintone公式HP
【キントーン専用拡張機能サービス】
kintoneと一緒に使うと便利なサービス
【外部連携サービス】
kintoneとは別のさまざまなクラウドサービスと連携するサービス
今回は、【キントーン専用拡張機能サービス】のお話です。
トヨクモのkintone連携サービスの立ち位置
【プラグインについて】
kintoneの設定に、「プラグイン」の項目が用意されています。
画像のような手順で、プラグインのファイルを読み込むだけで設定できるので、初心者の方でも分かりやすいと思います。
そう、「プラグイン」はkintoneの中にあります。
下記の図を見ると「トヨクモkintone連携サービス」は別のクラウドサービスのように見えて、あたかも「外部連携サービス」の様に見えますが「kintone専用拡張機能サービス」なのです。
ただ、外部連携サービスとも違います。
トヨクモkintone連携サービスは、「プラグイン」ではないのですが、しっかりと「kintone専用拡張機能サービス」となっています。
トヨクモのkintone連携サービスの画面・利便性
こちらは「トヨクモkintone連携サービス」の「サービス一覧」の画面です。
FormBridge、kViewer…とサービスが並んでおり、この画面から各サービスのトップに入って、それぞれ開発していくようなイメージです。分かりやすいですね。
トヨクモkintone連携サービスには、もう1つ「ユーザーページ」というのがあります。
ユーザーページには、赤枠部分の様にToyokumo kintoneApp認証をかけて作成したフォームやビューのURLが自動で貼り付けられます。
Toyokumo kintoneApp認証については後ほど説明します。
この「ユーザーページ」は、ポータルサイトのような存在で、個々のURLを管理する必要がなくなり、このページからフォームやビューに飛べるようになるため大変便利です。
※詳しくユーザーページについて知りたい方は、操作ガイドをご参照ください。
>操作ガイド「ユーザーページとは」
弊社では、kintoneとトヨクモ製品で発注管理システムを開発し、仕入先を巻き込んだ発注管理をしています。
仕入先はkintoneユーザーではありませんので、トヨクモ製品を通して発注情報をやり取りします。その際、「ユーザーページ」にアクセスすれば必要なフォーム/ビューを閲覧できる状態になっていますので、管理側だけでなく、仕入先(利用者側)にとっても便利な機能です。
Toyokumo kintoneApp認証でもっと便利に
最後に、Toyokumo kintoneApp認証についてです。
弊社は、FormBridge・kViewer・kMailerの3製品を連携させながら使っています。
特に、発注管理システムでは、仕入先(利用者)から「他社に情報漏洩しないシステムである」と安心して利用していただかなければなりません。
実はその背景にはToyokumo kintoneApp認証という機能があります。
Toyokumo kintoneApp認証は、メールアドレスでの認証により、フォームやビューに制限をかける機能です。
「よりセキュアに」「より簡単に」、kintoneユーザーでない人との情報共有を行えるようになります。
>Toyokumo kintoneApp認証の設定事例をご紹介!見せたい人に見せたい情報を
Toyokumo kintoneApp認証を使いこなせれば、FormBridgeやkViewerなどのトヨクモ製品をより幅広く使い倒すことができるはずです。
私はこれこそが活用の肝であり、本当の「陰の立役者」だと思っています。
まだ使っていない方は、この機能を知っていただき、ぜひ使い倒してみてください。
本日は以上です。ありがとうございました。
ご登壇ありがとうございました!
外部の業者やお客様と連携する際には、ぜひToyokumo kintoneApp認証をご活用いただき、よりセキュアにkintoneをご活用してみてください。
その他にも、トヨクモ製品を組み合わせれば活用の幅が広がります。
どんな製品を組み合わせて何ができるのか、具体的な活用例を知りたい方は、業務別の活用テンプレートをご覧ください。
製品を組み合わせた具体的な業務改善のヒントが見つかります。