【フォームブリッジ】Google Analytics連携の仕様変更に関するご案内

【2020/03/18 更新】フォームブリッジのUIの変更に伴い、記事中の文言及び画像を新UI用に修正しました。

こんにちは〜!にわかファンのトッティです。今日は珍しく、バージョンアップの事前案内記事となります。今回、フォームブリッジが11月5日の早朝にバージョンアップを行うのですが、その内容を一部、先行してご案内致します。

解析ツールのGoogle Analyticsに連携している

フォームブリッジは誰でもアクセスできるwebフォームを作成し、そこに記入した情報をkintoneに登録するようなサービスです。そこで、よくあるご要望として「どこからユーザーが流入したか計測したい」「コンバージョン(目標を達成)しやすい流入元を判別したい」といったものが上げられます。そんなお客様のためにGoogle Analyticsを始めとする解析ツールに対応しているのですが、今回はこの連携に関する仕様変更のご案内です。まずは設定方法を簡単にご紹介します。

設定方法

設定としてのGoogleアナリティクス連携

フォームブリッジの「Googleアナリティクスと連携する」という機能の中で、Google Analyticsとの連携が可能なのですが、そこにトラッキングIDを記入、登録します。

Google Analytics内のここの値をコピーする

Google Analytics内のトラッキングIDをコピーし、保存したら、設定は完了です。

リアルタイム計測ができれば、設定が問題無い証拠

設定を行ったフォームにアクセスを行うと、アクセス計測を行います。リアルタイム計測ができていれば、トラッキングIDは間違ってないことが確認できます。

アクセス解析の仕様変更

従来のアクセス解析では検知し切れない部分もあり、お客様からご要望をいただいていた箇所となり、今回バージョンアップで仕様を変更致します。これは、現在設定されているお客様にも影響がありますので、内容をご確認くださいませ。

従来の表記

URL イベントカテゴリー イベントアクション
アクセス時 /
「確認」押下時(押下後) /confirm Form confirm
「戻る」押下時(押下後) / Form back
「回答」押下時(押下後) /finish Form submit
ステップ「次へ」押下時 / StepNext Step X(遷移後のページ数)
ステップ「戻る」押下時 / StepBack Step X(遷移後のページ数)

バージョンアップ後の表記

URL イベントカテゴリー イベントアクション
アクセス時 /public/form/show/2c964…473634(path部分全部) Form visit: 2c964…473634
「確認」押下時(押下後) /public/form/show/2c964…473634/confirm Form confirm: 2c964…473634
「戻る」押下時(押下後) /public/form/show/2c964…473634 Form back: 2c964…473634
「回答」押下時(押下後) /public/form/show/2c964…473634/finish Form submit: 2c964…473634
ステップ「次へ」押下時 /public/form/show/2c964…473634 StepNext Step X(遷移後のページ数)
ステップ「戻る」押下時 /public/form/show/2c964…473634 StepBack Step X(遷移後のページ数)

上記のpath部分とはフォームURL末尾のフォーム毎に固有の文字列です。

pathってここ

上記のように、変更が行われます。なので、例えば今までコンバージョンの設定を”/finish”で行っている場合、”/public/form/show/2c964…473634/finish”に、設定変更をして頂く必要があります。

Google Analyticsの「目標」設定

目標・コンバージョンの設定に関して詳細はGoogleのヘルプサイトをご確認いただければと思いますが、「目標」設定の中で設定しているURLを置き換える必要がある、ということになります。非常に手間をおかけしてしまうのですが、ご理解いただければと思います。

今回のバージョンアップの利点

さて、ここまで設定変更等していただく中での利点に関してですが、「複数のフォームに同一のGAトラッキングタグを入れた際」に発揮されます。従来はどのフォームからコンバージョンしてもどのフォームが何割寄与したか判断ができませんでした。今後はフォームのpathが入るので、どのフォームからのコンバージョンが多いのか、明確に判断をすることができるようになりました。

私達としてはフォームとトラッキングタグは1:1の関係になるかと思っていましたが、上記のような使い方をするお客様が多数いらっしゃるので、このような対応を行いました。是非、より活用いただけると嬉しいです!

それではまた。


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