CHALLenGERs -kintoneユーザーリアル交流会@エン・ジャパン-に参加してきました!

この度、12月18日に行われた
「CHALLenGERs -kintoneユーザーリアル交流会@エン・ジャパン-」
に参加してまいりましたので、レポートとしてイベントの様子をお伝えします!

CHALLenGERs とは

エン・ジャパン株式会社 DX推進 マネージャーの高橋淳也さん主催の、
「kintoneでの業務改善やDX推進に挑む人たちが集まり、成功や失敗を語るイベント」です。
「ナイスチャレンジ」を合言葉に、LT大会が行われました。
エン・ジャパン株式会社本社に集まった人数はなんと54名!ここに集まったみなさまとのご縁も大事にしていきたいですね。

イベントの詳細については以下のページをご覧ください!
https://en-creative.viewer.kintoneapp.com/public/challengers-participant-list
(kViewerを活用いただきありがとうございます!)

 

早速本編です!

オープニング

質より量のアウトプットをするように、ということで
「#CHALLenGERs」をつけてX(Twitter)でどんどん発信しよう!が本日のお約束です。

エン・ジャパン流のkintone活用

2017年からkintoneを活用スタートしたエン・シャパンさん。
初期からフォームブリッジを利用し、その後kMailerkViewerプリントクリエイターを導入、
そしてkrewシリーズ(メシウス社)とgusuku Customine(アールスリーインスティテュート社)を導入して活用しているとのことです。
kintoneはなくてはならない存在ですね。

高橋さん
人材系の企業でありながら、入社をゴールとせずに「入社後の活躍・定着」まで支援する、というエン・ジャパンの考え方はkintoneにも共通していると考えているんです。kintoneも、導入して終わり、ではなくプロジェクトの中でどうやって活用するか、そしてさらにアップデートして利用する方法を考え続けることが大事ですよね。

 

そして高橋さんは、「世の中の人はシステムのノウハウを学ぶ機会はあっても、プロジェクトマネジメントを学ぶ機会がないのでは?」と考え、
チャレンジとプロジェクトを学ぶことを目的として本日の「CHALLenGERs」の開催を決めたそうです。

LT大会

大ボリュームのLT大会!
この交流会の開催きっかけがX(Twitter)のアイコン缶バッジということなので、
登壇者の皆さまをX(Twitter)のプロフィールで、発表内容を一部ご紹介します!

  • きったんさん

『その先にはきっと何かがある、という話』

きったんさん
kintoneの担い手を増やしたかったけれどうまくいかなかったことから始まるお話です。コミュニティに参加したりアウトプットをしたりする中で、人に教える、ではなく一緒に伴走して実践していく中で知識と経験を共有すればいいのでは?
と思うようになりました。そこで、誰でもアプリを作成できる自由なスペースを作ることにしました。
その結果、後輩が育ってきたんです!「kintone面白そう!」と思ってくれる人を増やしたいですね。

 

 

  • かのってぃさん

『まだないしごとをいちからつくってみたはなし』

かのってぃさん
声優事務所にスタジオを作った話です!でも、スタジオ作るっていっても何もわからなくて、
大失敗して、周りの人にとにかく「助けて」って言ってみた結果、いろんな人が助けてくれました。
kintoneに関係するところで言えば、請求周りのシステムはkintone hiveの内容を流用して完成させました。
昨日の自分は今日のため、今日の自分は明日のために頑張れば何とかなる!と思っています。

 

kintone hiveの過去開催レポートは以下です
■グッズまとった「kintoneのひと」作戦で社内浸透 3年で変わった声優事務所
https://ascii.jp/elem/000/004/163/4163463/2/

 

  • 電脳坊主さん

『20年前から変わらない仕事のやり方を変えていくお話』

電脳坊主さん
kintoneはあるけれど、担当者もいないし運用どころか紙ばかりの状態だったのです。
kintoneの運用を始めようとしても、周りは「今のままでよくない?」と否定的でした。
壁はブロックの積み重ねかもしれない、崩せば1個ずつ乗り越えていけそう!という思いから、
コツコツ変わるべき理由やメリットを伝えていくことで徐々にkintoneが受け入れられ、今では当たり前の存在になっています。
でも、この状態がゴールじゃないと思っているので、明日の会議でハンズオン大会をやってみるつもりです!

 

 

  • ちったろさん&おかそんさん

『標準化について』

ちったろさん
エン・ジャパンは教育カリキュラムが非常に整っているんです。
入社してすぐのkintone開発者養成講座1日目の午後には実案件のミーティングに参加していたり、
入社して数ヶ月には社外向けにkintoneの講師をしたり。

 

おかそんさん
そんなエン・ジャパンでは「標準化」を大切にしています。マニュアルは作業の手順書ではなく、業務目的・背景を共有するためのものなのです。考えて行動できるようにするための「標準化」に則って作成されたカリキュラムだからこそ、即戦力が早くたくさん育つんですね。

 

 

  • yamaさん

『ヤバすぎ多重管理からの脱出』

yamaさん
前任者からスプレッドシートや複数のツールをコピペ更新の作業を引き継いだはいいものの…課題は山積みでした。
特に二重・三重管理に関しては「今更変更しなくても困ってないです」といった声も社内からありました。が、
「やってみればええやん!」精神でこれまでのメール管理からkintoneプロセス管理へ変更をしてみたら、ちゃんと現場から受け入れてもらうことができました。
他にも、これまでbacklogで行っていた集計をフォームブリッジ、スプレッドシートで行ってた予実管理をDataCollectで実現させたことで、kintoneでの一元管理に成功しました。

 

一番大事なのは現場が使いやすいことですね!

 

  • イシイケンタロウさん

『ことし人生初チャレンジして成功したこと!』

イシイさん
AWS Certified Cloud Practitioner 認定をゼロから学習して資格を取りました!
4月に資格取得を決めて、YoutubeやWebの問題集をコツコツ確認して、AWSOME Dayにも参加しました。
受けてみて、初心者の気持ちを再度確認できたのがとても良かったですね。
非IT人材育成を今後行っていくにあたって、kintone初心者の気持ちを思い出して寄り添えるようになったと思っています!

 

 

  • 中尾典隆さん

『情シスの待遇改善求めて気づけば独立』

中尾さん
前職で勤めていた情シスという仕事は、システムの維持管理だけではありません。
同時に別のプロジェクトも進んでいて、本当はもっと人員が必要、という状態でした。
でも会社側にその重要性を理解してもらえずなかなか採用も待遇改善も進まない…
結局、壁を乗り越えるだけが道じゃない!と思い独立を選びました。
今は挑戦の途中ですが楽しいです。もっと楽しくなるように頑張ります!

 

 

  • ミウミウさん

『人前でほぼ話したことないけれど約1000人の前でLTしたハナシ』

ミウミウさん
今年5月、kintone show+case unlimitedに出てみたい!と思い立って勢いだけで申し込みをしたものの、
LTの経験がなかったんです。そこで社内外の上手なLTをたくさん見て、真似して、先輩に見てもらってアドバイスをもらうことを繰り返し、さらに、kintone界隈の集まりに行ってLTをしまくって、コツコツ経験を積みました。
結果、本選に出場して1000人くらいの前でLTを成功させました!
話すことで想像以上の収穫があるな、というのも学びです。

 

ミウミウさんが登壇したkintone show+case unlimitedの開催レポは以下
■kintone show+case unlimited開催!今年は老若男女どころか海外からも登壇
https://ascii.jp/elem/000/004/168/4168631/

 

  • プロ雑用さん

『最強の技と万能の武器』

プロ雑用さん
とっておきの話ですよ!
最強の技は、伝わる、伝えられるための「言語化」、万能の武器は、実行するため、させるための「型」です。
「言語化」をさらに細かくすると、「観察」「整理」「表現」です。
「型」はGAP分析と5w1hを組み合わせたオリジナルのフレームワークです。
例えば、会社のミッションをフレームワークに落とし込んでいくと、最終的にkintoneでやるべき実際の業務まで因数分解することができるんです。
何かチャレンジする時には参考にしてみてください。

 

 

  • むらもんさん

『kintoneをきっかけに挑戦したマインドリセットチャレンジ』

むらもんさん
社員のDX推進意識を高めていくために、「kintone Administrator制度」を作成しました。
これは、自ら手を挙げた人に、アプリ作成の権限をあげて、kintoneに触れてもらう制度です。
制度だけでは不十分と感じたので、ホテル宿泊でサイボウズさんを講師に迎え、kintoneの強化合宿を行いました。
今後もkintoneだけでなく、gusuku CustomineやフォームブリッジkViewerをはじめとする様々なプラグインも活用が進むと嬉しいです。
現在はkintone Administratorは32名になったので、私の手からは離れ、私自身は人生最大のチャレンジとして独立します!

 

 

 

  • 芽だかさん

『kintoneで社内知恵袋づくりにチャレンジ』

芽だかさん
副業でも活躍できる職場環境にしたい!という思いから、社内の知恵や工夫を共有すれば短時間勤務でも仕事のやり方を学べるはず!と考えました。すでに導入していたkintoneで、社内用語集アプリや問い合わせ対応記録アプリを作ったものの、
結局放置されているのが現状です。目的に立ち返って考えてみると、根本は新人に頑張ってほしいという思いでした。
いちど壁から3歩下がって、見てみるのも大事だな、という学びの共有です。

 

懇親会

濃厚なLTを聞いた後は、フリートークタイム!
あちこちで名刺交換が行われ、今日のテーマのひとつの「ご縁」を皆で大事にしているようなあたたかい雰囲気でした。

まとめ

kintone関係のユーザー会には今までも何度か参加したことはありましたが、ここまで濃密で勇気をもらえる会は初めてでした!
テーマが「CHALLenGERs」というだけあって、今は各方面で大活躍されている皆さんが壁にぶつかってどう乗り越えたのか、
乗り越えずともどう道を作ったのか、についてを聞けた時間は大変貴重で学びになりました。
X(Twitter)で「#CHALLenGERs」のタグを追いながら振り返って、さらに噛み砕いて落とし込んで、自分自身の新たなチャレンジに繋げられるようにしていきます。
改めて、この度は素敵な場を生み出していただいた高橋さん、
それから素晴らしいイベントを企画いただいたエン・ジャパンの社員の皆さま、本当にありがとうございました。


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