【お米業界初!?】FormBridgeで集荷予約&kViewerでHP更新を内製化! 〜お米集荷のカンタンWeb予約とHPでのスピーディーな情報発信を実現〜
この記事は2025年9月に開催したユーザー会での株式会社フジタ精米人 藤田さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。
今回は「トヨクモ製品でコーポレートサイトをアップデートした話」でご登壇いただきました!
藤田様の過去のご登壇記事はこちら
■kintone x PrintCreatorで二度手間を省き1/3の業務改善!多様なバックオフィス改革でトヨクモ製品を活用いただいた6つの事例をご紹介
目次
トヨクモ製品の活用状況
株式会社フジタ精米人は、昭和23年創業、兵庫県にてお米の加工・販売を行っている会社です。
FAXや手書きの書類など、紙が当たり前となっているアナログな米業界ですが、当社では2016年からkintoneを導入し、積極的にDXを進めてきました。
トヨクモ製品は、FormBridge、kViewer、PrintCreator、kMailerの4製品を導入しています。
本日は、当社のコーポレートサイトにおけるトヨクモ製品の活用方法をご紹介していきます。
HPでリアルタイムに情報を更新していきたい方、問い合わせフォームからkintoneにデータを集めたい方は、ぜひ参考にしてください。
kViewerで最新情報を公開
当社のコーポレートサイトには、いたるところにkViewerのビューをiframeで埋め込んでいます。
※見た目はカスタマイズをされているとのことです。
備蓄米の販売状況を共有
こちらは、会社の「お知らせ」です。
会社のニュースや買取・販売など、最新情報をリストビューを埋め込む形で公開しています。
リストビューなので、気になるものを選んでクリックすると、詳細が表示されます。
直近話題になった備蓄米ですが、当社でも240t契約しまして、このように「備蓄米販売状況」といったビューを公開して、誰でも簡単に見れるようにしていました。
備蓄米は誰も想像していないものでしたし、急遽いろいろな対応を迫られましたが、即座にkViewerを使って産地銘柄・入荷日・在庫数などを画像付きで公開できました。
当社のコーポレートサイトの平均月間ページビューは300〜400程度ですが、備蓄米に関しては月間5,000ほどのアクセスがあり、かなり効果があったと思います。
最新の会社情報や機械をリアルタイムで反映
会社概要は、すべてkViewerで公開しています。
従業員数や売上高など、すべてkintoneで管理している最新の情報が反映されています。
また、新しく立ち上げた株式会社耕人という農業法人や、新たに取得した経営力向上計画認定など、資格や関連会社の情報も即座に反映できています。
kintoneとkViewerを使えば、こういった臨機応変な対応もすべて自社で完結可能です。
工場一覧のページでは、第1〜第4工場までの情報と各種設備を掲載しています。
工場ごとに導入している機械を載せていて、「【NEW】醸造精米機EDB40A」とあるように最新の機械もすぐに掲載するようにしています。
この醸造用精米機は2025年9月(ユーザー会は2025年9月26日開催)に入ったばかりのもので、主に日本酒に使われるお米を精米する機械です。
例えば日本酒の獺祭など、精米歩合(玄米をどれくらい削るかを示す割合)を50%で仕上げなければならない場合、玄米を一気に削ると割れてしまうので、こちらを使って2〜3日ゆっくり時間をかけて精米しています。
働く社員の声や福利厚生を柔軟に公開
当社では、採用ページもkViewerで作成しています。
福利厚生や社員の声などをkintoneに登録して、kViewerに載せる形で公開しています。
「働く社員の声」ページを開くと、その社員の1日のスケジュールや社員インタビューのようなものが出てきて、どのように働いているのかイメージできるようになっています。
HPの更新を外部委託していたときは、離職した場合の削除対応なども考慮すると、なかなか掲載できずにいました。
ただ、kViewerであれば、kintoneの該当レコードを削除するだけで採用ページも更新できるので、そういったことを気にせずに掲載できるようになりました。
問い合わせフォームをFormBridgeに一元化
コーポレートサイトの問い合わせフォームは、すべてFormBridgeで作成しています。
2画面のステップフォームにしており、「問い合わせ種別」の選択によって、2ページ目の質問が変わるようにしています。
これまで、botによるスパムの問い合わせがかなり来ていて困っていたのですが、FormBridgeにしてからは、ある程度フィルターがかかって絞られるようになりました。
他には、お米の買取価格をkViewerで公開して、FormBridgeで作成した集荷予約フォームから受け付けるという仕組みも組めています。
おそらくお米の業界では、このWeb予約の仕組みは初だと思います。
トヨクモ製品を使えば、こうした仕組みを、ほぼ業者に委託せず、自社で構築して、更新までできるようになります。
コーポレートサイトを持たれている方なら、使える部分も多いと思いますので、ぜひ共有したいと思い、本日お話しさせていただきました。
以上です。ありがとうございました。
ご登壇ありがとうございました!
明日から真似できそう!と思えたご活用Tipsは見つかりましたでしょうか。
今回お話しの中でご紹介いただいたFormBridge、kViewerは30日間のお試しを何度でもご利用いただけます。
自社のホームページ運営をもっと手軽にしたいとお考えの方はぜひお気軽にお試ししてみてください。
その他、トヨクモ製品でどんな業務改善ができるかについては以下ページよりご確認ください。








