PrintCreatorに新機能「出力後レコード編集」がリリースされました!
2025年10月15日、kintone連携 書類・帳票作成ツール PrintCreator(プリントクリエイター)において、新機能「出力後レコード編集」がリリースされました!
この記事では、新機能の特徴と、具体的な業務での活用イメージをご紹介します。
目次
新機能「出力後レコード編集」とは?
「出力後レコード編集」は、PrintCreatorでPDFを出力した後、自動でkintone内のレコードを編集できる機能です。
「PDFを出力した後、レコード詳細に戻ってステータスを手動で変更する」このわずかなひと手間を解消することができます!
- ヒューマンエラーの防止:ステータスの「変更漏れ」や、「変更間違い」がなくなります。
- 工数の削減:「出力」と「レコード編集」という二度手間がなくなり、ワンアクションで作業が完結します。
- リアルタイムな情報共有:出力と同時にステータスが更新されるため、関係部署間での認識齟齬や確認の手間がなくなります。
プロフェッショナルコースで利用可能
「出力後レコード編集」機能は、PrintCreatorの「プロフェッショナルコース」で利用できます。「リアルタイム出力」や「出力の権限管理」など、PrintCreatorの全ての機能が利用できるコースです。
なお、30日間の無料お試しでは「出力後レコード編集」を含む全ての機能を体験可能です。
コース別の機能比較については、製品HPをご覧ください。
料金|PrintCreator(プリントクリエイター)
そもそもPrintCreator(プリントクリエイター)とは
PrintCreatorは、kintoneアプリのデータを引用し、プログラミングなしで自由なレイアウトの書類を簡単に出力できるサービスです。
>関連記事:PrintCreator(プリントクリエイター)とは?できること・使い方
【部門別】新機能の活用イメージ
新機能「出力後レコード編集」は、さまざまな業務領域で活用できます。ご自身の業務内容に近いものがあればぜひご覧ください。
【経理部門】請求書発行
業務課題
- 月末の繁忙期に、請求書PDFは出力・送付したものの、案件管理アプリや請求管理アプリのステータスを「請求済み」に変更し忘れる。
- 営業担当が「あの案件、請求書は発行されましたか?」と確認の連絡をする必要が生じる。
- 未入金リストを作成する際、「請求済み」になっていないためリストから漏れてしまう。
活用方法
- アクション:請求管理アプリで「請求書」ボタンを押してPDFを出力する。
- 自動編集:該当レコードの「ステータス」を自動で「請求済み」に変更し、「請求日」フィールドに、出力した当日の日付を自動入力
導入効果
- 請求漏れや二重請求のリスクがなくなる。
- 営業部門は、kintoneを見ればリアルタイムで「請求済み」であることを確認でき、問い合わせ工数が削減される。
- 正確な「請求日」が記録されるため、入金消込作業や督促リストの作成が迅速かつ正確になる。
【営業部門】見積書・発注請書の進捗管理
業務課題
- 見積書を作成・提出したが、案件管理アプリのステータスを「見積提出済み」に変更するのを忘れる。
- 営業マネージャーが「今週提出した見積もりは何件か」を正確に把握できない。
- 受注が決まり「発注請書」を発行したが、ステータスが「商談中」のままで、後続のキックオフや請求プロセスの担当者との連携が遅れる。
活用方法1
- アクション:案件管理アプリで「見積書」ボタンを押し、PDFを出力する。
- 自動編集:案件の「ステータス」を自動で「見積提出済み」に変更し、「見積提出日」フィールドに当日の日付を自動入力
活用方法2
- アクション:「発注請書」ボタンを押してPDFを出力する。
- 自動編集:「ステータス」を「受注確定」に変更し、「受注日」を自動入力
導入効果
- 営業担当は見積書作成に集中でき、ステータス更新という付帯業務から解放される。
- 営業マネージャーは、ダッシュボードで常に最新の情報(「見積提出済」「受注確定」の件数・金額)をリアルタイムに把握できる。
- 「受注確定」と同時にステータスが変わるため、バックオフィス部門(経理や導入支援チーム)への情報連携が即座にできる。
【人事・総務部門】各種証明書の発行管理
業務課題
- 従業員から「在籍証明書」や「雇用契約書(控)」の発行依頼を受ける。
- 証明書を発行・送付した後、依頼管理アプリの「対応状況」を「発行済み」に変更し忘れる。
- 従業員から「先日依頼した証明書はまだでしょうか?」と不要な問い合わせが発生する。
活用方法
- アクション:依頼管理アプリで「在籍証明書」ボタンを押し、PDFを出力する。
- 自動編集:
- 該当の依頼レコードの「対応状況」を「発行済み」に変更。
- 「発行日」フィールドに当日の日付を自動入力。
- 「対応者」フィールドに、ボタンを押したユーザー(自分)を自動セットする。
導入効果
- 従業員への対応漏れや遅延を防ぐ。
- 誰が・いつ・何を発行したかの履歴(ログ)が確実に残るため、問い合わせ対応や監査の際にも役立つ。
【物流・製造部門】出荷指示・納品書発行
業務課題
- 受注管理アプリから「納品書」や「ピッキングリスト」を印刷する。
- しかし、出荷管理アプリや在庫管理アプリのステータスを「出荷準備中」に変更するのを忘れてしまう。
- 営業担当や顧客サポート担当が、最新の出荷状況を把握できず、現場(倉庫)に電話で確認する必要がある。
活用方法
- アクション:受注管理アプリで「納品書(兼ピッキングリスト)」ボタンを押し、PDFを出力(印刷)する。
- 自動編集:受注レコードの「出荷ステータス」を「出荷準備中」に変更し、「出荷指示日」に当日の日付を自動入力する。
導入効果
- 現場(倉庫)はリスト出力と同時にステータスが更新されるため、作業の二重着手を防げる。
- オフィス側(営業・サポ―ト)は、kintoneを見るだけで「今、出荷準備に入ったな」とリアルタイムで状況を把握でき、顧客からの問い合わせに即答できる。
PrintCreatorでkintoneをもっと活用しよう
PrintCreatorは、30日間の無料お試しが可能です。
お申込み後すぐにご利用可能で、期間中は、新機能「出力後レコード編集」を含め全ての機能をお試しいただけます。
なお、30日間無料お試しは何度でも申込可能です。ご興味のある方はぜひお気軽にお試しください!

