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【2024年トヨクモkintone収穫祭アフターイベント】 株式会社マクアケ様による登壇レポート記事

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トヨクモkintone収穫祭アフターイベントでのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をレポート!

この記事はユーザー会での株式会社マクアケ 山田さんのLT(ライトニングトーク)登壇の様子をお届けするレポート記事です。

今回は「kViewerFormBridgeで投票の仕組みを作った話」でご登壇いただきました!

Makuake Awardの概要

株式会社マクアケは、新商品や新サービスを生活者がいち早く応援購入できるマーケットプレイス「Makuake」を中心とした各種支援サービスを運営する会社です。

私は、2018年にマクアケに入社し、情シスがいなかった時代に開発本部内にIT戦略チームを立ち上げました。現在はITツールを使った業務改善やシステムの導入、チームの体制作りなどを行っています。

今回のLTの題材は、当社で開催しているMakuake Awardの投票システムです。

まず、Makuake Awardとは、対象プロジェクトの中から、サポーターからの支持や応援、社会的にインパクトの大きかったプロジェクトの実行者や関係者を讃えるアワードです。

そのMakuake Awardの賞の1つに、「Makuake Supporter賞」というものがあります。

こちらは、サポーターである購入者の皆様から投票を募り、その投票結果に応じて受賞者を決定するという賞になっています。

kViewer×FormBridgeで投票システムを構築

今回、「Makuake Supporter賞」の投票システムを構築するにあたり、kintoneおよびトヨクモのkViewerとFormBridgeを活用しました。

以下は、実際の投票サイトのキャプチャです。

 

こちらのページはkViewerで作成しています。プロジェクトのタイトルとURLが一覧で表示されていて、カテゴリでの絞り込みやフリーワードによる検索が可能です。

他にも、並び替えができたり、件数が多くても表示が早かったりといった特徴があります。

そして、各プロジェクトの右側に投票フォームのURLを記載しています。URLをクリックすると、FormBridgeで作成した投票フォームに遷移するという流れです。

このフォームのURLに1つ工夫をしておりまして、プロジェクトのコードをパラメータとして仕込んでいます。

投票フォームのURLを押してフォームを開くと、該当のプロジェクトのコードが「code」フィールドに初期値として自動挿入されます。

コードが入っている状態で開くため、お客様は名前とメールアドレスを入力して、「同意します」にチェックを入れるだけでプロジェクトへの投票が完了するという仕組みです。

これにより、お客様が投票に際して、わざわざプロジェクトの名前を覚えておく必要もありません。

2024年に初めて実装したこちらのシステムですが、結果としてわずか2週間ほどで1,000件以上の投票を集めることができました。

kintoneで投票状況を確認できる

今回構築した仕組みでは、投票にFormBridgeを使用しているため、投票結果がリアルタイムで直接kintoneに保存されます。

そのため、毎日何件投票が入ったのか、ランキングはどうなっているかなどの状況をkintoneでリアルタイムに確認可能です。

kintone内で管理することで、運営メンバー間で情報を共有できたり、無効票を把握できたりといったメリットもあります。

また、投票数が物足りないときに施策を打つなど、リアルタイムな対応ができる環境にできました。

まとめ

今回は、kViewerとFormBridgeを組み合わせて投票の仕組みを作った事例をご紹介しました。

データを外部の人と共有するには、本来それなりのインフラ(基盤となる仕組み)が必要になってきます。

ただ、kViewerとFormBridgeを使えば、簡単な仕組みを乗せるだけでシステムを構築できるので、気軽に対社外におけるデータ入力・データ共有が可能になりました。

今後も、このような仕組みをお客様や取引先とのデータ共有の基盤として、積極的に活用していきたいと考えています。本日はありがとうございました。

ご登壇ありがとうございました!

山田さん、今回はご登壇いただきありがとうございました!

1000名以上が投票するイベントにご活用いただいているFormBridgeとkViewerで構築した仕組みはとってもシンプルでスマート!

FormBridgeのURLのパラメーターを入れていただく方法をうまく設定いただくことで、1つひとつのプロジェクトに合わせてフォームを量産したり、回答者がフォーム上でプロジェクト名を自分で入力したりしなくても良いという設定にされているのも素敵なポイントですね。

フォームURLにパラメーターを入れる方法については以下のブログもご覧ください。

■カスタマイズ不要!フォームのURLごとに回答を判別する方法
https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/formbidge_multipleform/

今回の事例でご活用いただいたトヨクモのFormBridge、kViewerは、何度でも使える30日間の無料お試しを実施しております。

気になる方は、ぜひ以下のフォームよりお申し込みください。
https://www.kintoneapp.com/trial

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