ステップフォームとは?メリット・作り方・おすすめツールを紹介

入力項目の多いWebフォームは、離脱を招きやすく、入力完了率の向上を目指す担当者にとって頭の痛い問題ではないでしょうか。そこで注目されているのが「ステップフォーム」の活用です。

ステップフォームとは、入力フォームを複数の段階に分割して表示する形式のことです。ユーザーは一度にすべての項目を入力する必要がなく、段階的に情報を入力できるため、最後まで入力しやすくなります。

この記事では、ステップフォームの仕組みや導入によるメリット、具体的な作成方法に加え、おすすめのツールまで詳しく解説します。フォーム改善のヒントを探しているWeb担当者やマーケターの方は、ぜひ参考にしてください。

ステップフォームとは?

ステップフォームとは、Webサイトの入力フォームを複数のステップに分割した形式のことです。従来の1ページですべての情報を入力する形式とは異なり、質問項目をグループ化し、1ステップずつ順番に回答を進められます。

ユーザーが一度に入力する情報量を減らせるため、項目が多いフォームや、回答内容によって次の質問が変わるような複雑なフォームに適しています。

ステップフォームの主な活用例と期待できる効果は以下のとおりです。

  • BtoBサイトの資料請求やお問い合わせ増加
  • ECサイトのカゴ落ち対策や購入完了率向上
  • メディアサイトの会員登録やアンケート回答率向上
  • 採用サイトやイベント申し込みなどのUI/UXの向上

ステップフォームを導入するメリット

ステップフォームには、次のようなメリットがあります。

  • ユーザーの心理的なハードルを下げる
  • フォームの入力完了率を高める
  • モバイル入力に最適化できる

それぞれについて説明します。

ユーザーの心理的なハードルを下げる

ステップフォームは、ユーザーの心理的なハードルを下げる効果があります。

項目が多くスクロールが必要な長いフォームは、ユーザーに「時間がかかりそう」「大変そう」という圧迫感を与えかねません。

一方ステップフォームは、1画面に表示する情報を絞り込み、回答を段階的に進める形式のため、ユーザーは小さなタスクを順番にこなしている感覚で入力を進められます。

フォーム全体の入力にかかる時間や手間を実際よりも少なく感じさせるといった、心理的な負担を軽減する効果があります。

フォームの入力完了率を高める

ステップフォームは、入力完了率を高めたいときに有効です。

フォームを複数のステップに分割することで、画面に余裕が生まれ、以下の要素を効果的に配置できます。

  • 進捗状況が分かる「プログレスバー」
  • 丁寧で分かりやすい「入力例」
  • 次のステップへ誘導する魅力的な「CTAボタン」

ユーザーは、「何を入力すればいいのか」「どのくらい入力すれば完了するのか」を明確に理解できるため、離脱を防ぎ、入力完了率の向上につながります。

モバイル入力に最適化できる

ステップフォームを採用することで、モバイルデバイスに最適化したレイアウトを実現できます。

スマートフォンの画面は小さく、一度に多くの情報を入力するのが難しいという特性があります。縦長のフォームではスクロール操作が増えるため、離脱の原因になりかねません。

その点、ステップフォームであれば、1画面あたりの情報量を調整し、ラジオボタンやチェックボックスなどの回答形式を採用できます。

不要なスクロールを減らし、タップ操作だけでスムーズに入力を進められるので、モバイルデバイスを使用するユーザーの負担を軽減できます。

ステップフォームに向いている/向いていないWebフォーム

フォーム作成の目的やユーザー層、入力項目数などを考慮しないと、ステップフォームのメリットを十分に活かせません。

ここでは、ステップフォームが適しているケースと、そうでないケースについて具体的に解説します。

ステップフォームが向いているWebフォーム

ステップフォームは、次のようなケースでとくに効果を発揮します。

入力項目が多いフォーム

詳細な個人情報が必要なWebサービスの登録フォームやイベントアンケートなど、入力項目の多いフォームは、ページ分割することで、ユーザーの入力負荷を軽減できます。

複雑な条件分岐があるフォーム

商品アンケートや保険の見積もり、旅行の予約フォームなど、条件分岐でより詳細な回答結果を得たい場合にも有用です。ステップごとに質問を出し分けることで、回答プロセスを分かりやすく整理し、ユーザーを迷わせません。

コンバージョン率を改善したいフォーム

問い合わせや資料請求など、コンバージョン率を改善したいフォームには、プログレスバーや明確なナビゲーションを追加するといいでしょう。

そうすることで、ユーザーが入力状況を把握しやすくなり、最後まで入力を続けやすくします。結果として、コンバージョン率の改善が期待できます。

ステップフォームが向いていないWebフォーム

一方で、ステップフォームが適さない場合もあります。

入力項目が少ないフォーム

入力項目が4個〜5個程度のシンプルなフォームの場合、1ページで完結したほうがユーザーはスムーズに入力できます。

緊急性の高いフォーム

製品の不具合や故障、クレーム受け付けなど緊急性の高い情報を入力する場合、ユーザーは迅速に問い合わせをしたいため、簡潔なフォームが適しています。

LP内に設置してあるフォーム

LP(ランディングページ)は、特定のアクションを促すためのページであり、ユーザーにシンプルかつ迅速に情報を入力してもらうことが目的です。そのため、コンバージョンを高めるためには、1ページで完結するフォームが適しています。

ステップフォームの作り方

ステップフォームを作成する方法には、プログラミング言語を使った手動の方法と、フォーム作成ツールを使った簡単な方法があります。

自社のスキルレベルや予算に応じて、適切な方法を選びましょう。

HTMLとCSSを使用する方法

一つ目に紹介するのは、HTMLでフォームの構造を作成し、CSSで各ステップの見た目を整え、JavaScriptでステップの切り替えを実装する方法です。

この方法のメリットは、デザインや機能を細部まで自由にカスタマイズできる点、そして社内で開発すればコストを抑えられる点です。

一方のデメリットは、プログラミングの知識を持つ人材が必要となり、社内にノウハウがない場合は、外部のWeb制作会社に委託しなければならない点が挙げられます。

その場合、数万円から数十万円のコストが発生する可能性があります。もし社内に開発リソースがない場合は、フォーム作成ツールを導入するほうがいいでしょう。

フォーム作成ツールを使用する方法

フォーム作成ツールは、手軽にステップフォームを作成したい場合に最適です。ツールによっては、回答の集計や分析機能も備わっており、マーケティング活動にも役立ちます。

メリットは、簡単に作成でき、フォームの分析までできる点です。一方のデメリットは、ツールの利用料がかかる点や、機能やカスタマイズ性に制限がある点です。

ステップフォームを作成する際は、以下の点に注意してツールを選びましょう。

  • ステップフォームに対応しているか
  • 条件分岐や回答の自動返信など、必要な機能が揃っているか
  • 料金(無料プラン、有料プラン、無料お試し期間の有無)
  • 使いやすいか

フォーム作成ツールには、無料から有料まで、さまざまな種類があります。有料のツールを選ぶ際は、無料お試し期間があるものを選び、実際に操作性を試してから検討することをおすすめします。また、予算に合わせて選ぶことも大切です。

【無料あり】ステップフォームが作成できるおすすめツール

ステップフォームを作成できるおすすめのツールを紹介します。

FormBridge(フォームブリッジ)

FormBridge(フォームブリッジ)は、トヨクモが提供する高機能フォーム作成ツールです。ステップフォームや回答に応じて質問が変化する条件分岐といった高度な機能に対応し、kintoneとの連携でフォームの効率的な管理を実現します。

フォームから入力されたデータはkintoneに直接保存され、回答結果の分析も自動化できるため、カスタマーサポートの品質向上に貢献します。

自動返信メールや管理者への通知メール、入力欄の自動計算といった充実した機能に加え、定額料金でフォームの作成数に制限がないのも魅力です。FormBridgeを活用することで、Webフォームを起点とした業務プロセスの全体的な効率化を推進できます。

このような方におすすめ ・ステップフォームなど複雑なフォームを作成したい方
・フォームの入力から顧客対応、データ分析までを一気通貫で行いたい方
・フォームのデータを活用したい方
料金 初期費用:無料
月額費用:6,000円(税別)〜

※FormBridgeのご利用には、kintoneの無料お試しも必要です。
※ステップフォームはスタンダードコース以上で利用可能です。

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Google フォーム

▲出典:Google フォーム

Google フォームは、Googleアカウントがあれば誰でも利用できる無料のフォーム作成ツールです。フォーム作成画面のメニュー内にある「セクションを追加」で、簡単にステップフォームを設定できます。

ただし、Googleフォームのデザインはシンプルで機能性重視のため、ユーザーによっては物足りなさを感じることもあります。

そのため、Googleフォームは、社内での運用や、デザイン性を重視しないアンケートなどでの利用がおすすめです。

このような方におすすめ ・手軽に無料でフォームを作成したい方
・社内用のアンケートや簡易調査で活用したい方
料金 無料

formrun(フォームラン)

▲出典:formrun(フォームラン)

formrun(フォームラン)は、ベーシックが提供するフォーム作成ツールです。回答項目を1つずつ順番に表示する「ステップレイアウト」機能を搭載しており、フォーム作成画面のメニュー一覧にある「スタイル」から「ステップ」を選択することで設定できます。

ステップレイアウトは、各ステップに1つの項目しか配置できないため、質問項目が多い複雑なフォームには不向きです。

一方で、1項目ずつ回答を進められることから、モバイルユーザーにとって入力しやすいフォームを作成できます。EメールやQRコードで配布するモバイル向けの簡単なアンケートや申し込みフォームなどに最適です。

このような方におすすめ ・モバイル向けのフォームを作成したい方
・短い質問項目で簡潔なフォームを作成したい方
料金 ・初期費用:無料
・月額費用:3,880円(税別)〜

ステップフォームの設定方法/設定フロー

ここでは、高機能なフォーム作成ツールであるFormBridgeを使って、ステップフォームを設定する方法を紹介します。

FormBridgeでの具体的な設定手順は、以下の記事をご覧ください。

kintone連携サービス 操作ガイド

スタンダードコース以上で利用可能です ステップフォームとは ステップフォームでは、1画面のフォームではなく、複数ページに…

FormBridgeを用いたステップフォームの設定の流れは以下のとおりです。

  1. フォームの詳細画面で「ステップフォーム」をクリック
  2. 「ステップフォームを利用する」にチェックを入れて、ステップ数を入力
  3. 各ステップに表示するタイトル/フィールド構成を選択
  4. 「保存」>「編集完了して更新」ボタンをクリックして完了

設定フローを説明します。

1.フォームの詳細画面で「ステップフォーム」をクリック

任意のフォームを選択し、「フォームの設定」の左メニュー一覧から「ステップフォーム」を選択してください。

2.「ステップフォームを利用する」にチェックを入れて、ステップ数を入力

「ステップフォームを利用する」にチェックを入れ、分割したいステップ数を入力し、「+」ボタンをクリックします。

3.各ステップに表示するタイトル/フィールド構成を選択

「Step1」のタイトル名を入力し、任意のフィールド構成を選択します。「Step2」以降を設定する場合は、ステップ数の下にある「+」アイコンをクリックすると、ページ遷移できます。

4.「保存」>「更新」ボタンをクリックして完了

すべてのステップのタイトル名を入力し、フィールド構成の選択を終えたら、「保存」ボタンをクリックし、次に右上の「更新」ボタンをクリックして完了です。

まとめ:ステップフォームで入力フォーム改善し、ビジネスを加速させよう

この記事では、ステップフォームの基本的な仕組みから導入メリット、作成方法、おすすめのツールまで詳しく解説しました。

現状のWebフォームのコンバージョン率に課題を感じている、または複雑なフォームの作成を考えているなら、ぜひステップフォームの導入を検討してみてください。適切なツールを活用すれば、自社でも簡単にステップフォームを作成/運用できます。

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