こんにちは!だんだん秋の気配がしてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。秋の味覚では葡萄が一番好きです、嶋田です。
さて、7月よりお届けしてまいりましたkintoneアプリストア内アプリ紹介も、記念すべき10回目を迎えました!
今回も、特定の業種や職種で使えるアプリやまだご案内できていなかったアプリをどんどん紹介してまいります!!
前回記事はこちら→【使ってみた】kintoneアプリストア⑨~機能特化アプリ1~
システム系アプリ
まず初めにシステム系のアプリです。
レンタルしている機器の管理や社内のシステムに関する問い合わせ、製品の不具合などの情報を共有することができます。
レンタル機器管理
レンタルの契約をしている機器の情報、担当者、レンタル期間をまるっと管理できるアプリです。項目を少し変えれば契約しているクラウドシステムの管理等にも使えるかなと思います。(詳細はこちら)
また、こちらのアプリは契約終了日10日前の昼12時に管理担当者に指定したユーザーへ通知を行うよう設定されています。契約更新の取り決めなどがある場合は通知の日付を変えるといいですね。
社内システム相談受付
社内のIT機器やシステムに関する問合せ、要望等を管理するアプリです。総務・人事系アプリで紹介した「総務への依頼受付」のアプリと構成が似ていて、担当者を設定してから処理するプロセス管理が設定されています。
(詳細はこちら)
「総務への依頼受付」アプリと同じく、情報システム部への通知設定をしてもいいのですが、今回はこのプロセス管理を変更してみたいと思います。
すると、情報システム部全員に通知が行きますので、部内で対応者を決めて対応します。
この設定のいいところは、「現在の作業者」でなくても、作業者のうちのひとりとして設定されているユーザー全てに通知がいき、「未処理」としてポータル画面にも表示されるため、担当者が失念していた場合でも「この案件どうなってる?」とフォローすることができるのです!
製品評価箱
製品の不具合と思われる動作を発見したり問合せがあったときに共有するアプリです。開発担当者が調査、回答を行い、改修時期の共有も行えます。(詳細はこちら)
製品文言管理
製品内で使われる言葉や文章を、英語、中国語に翻訳する作業の管理をするアプリです。各言語に関して、伝達事項があれば言語ごとに管理ができます。(詳細はこちら)
未完了のレコードのみを表示する一覧が設定されています。
金融業系アプリ
続いて、金融業系のアプリです。
投資の案件を管理するアプリなどがあります。
投資案件管理
投資案件ごとに、相手の情報、案件内容、面談内容と資料をまとめて管理することのできるアプリです。(詳細はこちら)
面談内容と資料はテーブルになっているので、数回にわたる交渉等が発生してもひとつのレコードで管理できます。
不動産業・建設業向けアプリ
最後に、不動産業や建設業向けのアプリです。
物件の契約管理や所有している物件の情報、労働災害などの情報を共有することができます。
物件契約管理
賃貸仲介会社が顧客に物件を仲介した際の契約事項を登録、管理するためのアプリです。(詳細はこちら)
契約更新の案内タイミングを逃さないよう、アプリに「契約担当者」フィールドを設けて契約満了日の90日前になったら契約担当者に通知を送るよう、設定してみます。
不動産物件マスタ
不動産仲介業や、不動産を所有している企業向けの物件の情報管理アプリです。住所の確認だけではなく、オーナー情報や管理会社の情報も一括管理できるので、ここから連絡することも可能です。(詳細はこちら)
また、この「不動産物件マスタ」のアプリに、その物件の契約情報があれば表示するように、関連レコードの設定を行いました。
労働災害発生報告書(建設業)
建設業向けの、労働災害が発生した場合に社内で報告を上げるためのアプリです。(詳細はこちら)
入力項目がとても多いように感じますが、レコードの入力画面を見てみると、安全対策や心理状態などの確認しておくべき項目が選択式にできるところは選択式でまとまっています。
紙の記入にくらべ、入力も簡単ですしデータの管理がしやすいのではないでしょうか。検索も簡単にできます。
また、上長による承認、部長等による承認を経て最終管理者が確認を行うためのプロセス管理が設定されています。試しに承認者を決めて設定してみました。
このような承認する立場の人が決まっている場合は、プロセス管理の作業者の部分で直接ユーザーを指定します。するとステータスが進めばその人に直接通知が飛び、作業を行うことができます。
まとめ
記念すべき10回目のアプリ紹介、システムや製品の管理についてと、不動産/建設業向けのアプリをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
メールで依頼して終わり、といったような社内システムの不具合や改修に関してのやりとりなどをアプリに集約することで、「誰に頼んだっけ…??」「いつ送ったっけ?」とメールボックスを漁る…というような無駄な時間がなくせます。
社内でメールやメッセージ機能等で都度確認しているような仕事があったら、ぜひ洗い出してアプリ化してみてくださいヾ(●⌒∇⌒●)ノ
それでは今回はこの辺りで。次回はいよいよ最終回です!!
【更新しました】次回記事はこちら→【使ってみた】kintoneアプリストア⑪~機能特化アプリ3~