kintoneのレコード内に動画を埋め込むことで、情報伝達をより効果的に行いやすくなります。プロジェクトの進捗報告や社内研修などさまざまなシーンで役立てられるでしょう。
「kintoneに動画を埋め込みする方法や手順を知りたい」「動画埋め込みを効果的に活用したい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
本記事では、kintoneで動画を埋め込む方法や手順、動画の埋め込みを活用するシーン、おすすめの連携サービスを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
kintoneで動画を埋め込みする方法
kintoneに動画を埋め込むには、JavaScriptでのカスタマイズが必要です。
大まかな手順は以下のとおりです。
- アプリにフィールドを追加
- JavaScriptを作成・アップロード
- 外部サイトから埋め込みタグを取得
- レコード編集画面でタグを入力
まずは動画を埋め込みたいアプリに、以下2つのフィールドを追加しましょう。
- 外部サイトの埋め込みタグを入力するためのフィールド
- 外部サイトを表示するためのフィールド
そしてJavaScriptを作成し、kintoneにアップロードします。
外部サイトから埋め込みタグを取得する方法は、サイトによって異なります。それぞれ取得したタグを「外部サイト埋め込みタグ」フィールドに入力・保存してください。
すると、レコード詳細画面に外部サイトの動画が埋め込まれます。
■参考記事
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kintoneに動画を埋め込むメリット
kintoneに動画を埋め込むことで、以下のようなメリットが期待できます。
- 動画コンテンツを一元管理できる
- さまざまな情報やデータと連携できる
- 動画の閲覧権限を適切に管理できる
ここでは、それぞれのメリットについて解説します。
動画コンテンツを一元管理できる
kintoneに動画を埋め込むことで、自社が保有する動画コンテンツをkintone内で一元管理できるのが大きなメリットのひとつです。
アプリやジャンルごとに動画を管理したり、コメントを残したりと、動画コンテンツに関するさまざまな情報を一箇所に集約できます。
探したい動画をすぐに見つけられるため、自社で動画コンテンツを研修教材などに利用している場合もスムーズに活用できます。
さまざまな情報やデータと連携できる
動画をkintoneに埋め込むことで、顧客情報やタスク、営業データなど、kintone内で管理している情報と動画を連携できます。
たとえば、プロジェクトのタスクに進捗状況を説明する動画を埋め込んだり、製品情報のレコードに製品紹介動画を埋め込んだりすることで、より分かりやすく情報を共有できるでしょう。
こうしたデータと動画コンテンツを連携させることで、業務プロセスの効率化や生産性向上などの効果が期待できます。また、動画を通して製品などに関する疑問を解消しやすくなるため、顧客満足度の向上にもつなげられるでしょう。
動画の閲覧権限を適切に管理できる
kintoneでは、ユーザーごとに閲覧権限を設定することができます。動画についても、閲覧可能なユーザーの制限をかけられるので、社内秘の情報を扱う動画などを安全に共有できるのもメリットです。
たとえば、役職ごとに閲覧できる動画を制限したり、部外秘の動画にアクセス制限を設定したりすることができます。
閲覧権限を設定することで、情報漏えいのリスクを軽減でき、コンプライアンス強化につながるでしょう。情報セキュリティ対策をより徹底できるため、取引先からの信頼性向上も期待できます。
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kintoneにおける動画埋め込みの活用シーン
kintoneの動画埋め込みは、さまざまな場面で活用できます。
- プロジェクトの進捗報告
- 社内研修・教育
- 顧客サポート・FAQ
- 社内イベントの記録
- 製品デモ
ここでは、具体的な活用シーンを解説します。
プロジェクトの進捗報告
プロジェクトの進捗状況を動画で共有することで、関係者全員が状況をより詳細に把握しやすくなります。進捗だけでなく、課題や今後の予定などを動画で説明することで、より円滑なコミュニケーションを実現できるでしょう。
たとえば、開発系のプロジェクトでは開発中の新機能のデモ動画を共有したり、建設業界では建設現場の様子を動画で報告したりする活用方法があります。
動画で具体的な進捗状況や課題を共有することで、関係者間における認識のズレを減らしつつ、迅速な情報共有を促せるでしょう。
社内研修・教育
研修や教育資料に動画を埋め込むことで、より理解しやすく、効果的な研修・教育を実施することができます。
動画であれば、細かなニュアンスを伝えられるので、理解度が向上します。繰り返し視聴できるというメリットもあり、社員一人ひとりのペースに合わせて学習を進められるでしょう。
たとえば、新入社員研修で会社の理念紹介動画を視聴したり、製品の使い方説明動画を見たりすることで、より効率的に知識やスキルを習得することができます。
動画でわかりやすく説明すれば、研修内容の理解度を高め、定着率を向上させられるでしょう。
顧客サポート・FAQ
顧客サポートやFAQについての動画コンテンツを埋め込むこともおすすめです。
顧客の課題や問題解決をすばやく進められるよう、わかりやすく丁寧に説明する動画や、よくある質問に対する回答動画を社内で共有します。
問題が生じたときに「どのように対処すればいいか迷ってしまう」という事態を減らし、迅速な問題解決を実現できるでしょう。
動画で具体的な解決方法を提示することで、社員一人ひとりが問題を解決できる可能性を高め、結果的に顧客満足度の向上につながります。
社内イベントの記録
社内イベントの記録を動画で残す使い方もあります。参加者がイベントを振り返ったり、参加できなかった社員にもイベントの様子を共有しやすくなります。
動画でイベントの雰囲気や盛り上がりを共有することで、社員の一体感を高め、組織活性化につながるでしょう。
製品デモ
製品デモ動画をkintoneに埋め込むことで、営業担当者はいつでもどこでも製品デモを共有できるようになります。
顧客にkintoneアプリ内の情報を共有できる環境があれば、動画を見ながら製品についてより理解を深められるでしょう。
kintoneをより便利に使うならToyokumo kintoneApp
kintoneを導入する際に合わせておすすめしたいのが、トヨクモ株式会社が提供するkintone連携サービス「Toyokumo kintoneApp」です。
kintoneの基本機能では実現が難しいことも、トヨクモの連携サービスであればさらに便利に活用することができます。
Toyokumo kintoneAppでは、以下6つのサービスが提供されています。
FormBridge | kintoneへデータが自動で保存されていくWebフォームを作成できるサービス |
PrintCreator | kintoneアプリのデータをPDFで出力できるサービス |
kViewer | kintoneライセンスがない人に、kintoneアプリのデータを共有できるサービス |
kMailer | kintoneアプリのデータを引用してメール送信できるサービス |
DataCollect | 複数のkintoneアプリに登録されたデータを集計できるサービス |
kBackup | kintoneアプリに登録されたデータを安全にバックアップするサービス |
ここからは、Toyokumo kintoneAppの各サービスについて紹介します。
FormBridge
FormBridgeは、kintoneアカウントがない人でもkintoneに直接データを保存できるWebフォーム作成サービスです。
kintoneの基本機能における「ライセンスを持たないユーザーは情報を登録できない」という問題を解消できます。
また、FormBridgeで作成したフォームは、kintoneに直接データが保存されるため、転記の必要がなく、業務効率化や入力ミス・漏れの削減ができるのがメリットです。
kViewer
kViewerは、kintone内の情報を手間なく外部に公開できる連携サービスです。kintoneアカウントを持たないユーザーにも簡単にkintone内の情報を公開できます。
kintoneの情報を共有する際にわざわざデータを移し替える手間もなく、グラフなどの数値情報もそのまま外部に公開することが可能です。
公開範囲を設定することもできるので、社外秘の情報が漏洩するリスクを抑えつつ、社外の人に資料やデータを気軽に共有できるようになります。
kMailer
kMailerは、kintone上で管理しているメールアドレス宛に、kintone内のデータを自動引用したメールを自動・手動・予約で送れるサービスです。
kintoneで管理している顧客に向けて一斉送信や、kintoneからのテキスト引用などを行ったり、誰にいつどんなメールを送信したかなどのログを確認することもできます。
普段社内で使っているメールアドレスからメールを送信するため、新たにメールサーバーやメールアドレスを用意する必要はありません。
誰に、いつ、どんなメールを送信したか、受信者がいつ資料をダウンロードしたかなどの情報をログとして確認することもできます。
PrintCreator
PrintCreatorは、kintoneに登録されている社名や金額などの情報を活用して、マウスのみで簡単に帳票が作成できる帳票出力サービスです。
現在使用している見積書や請求書などをPDFファイルでPrintCreatorにアップロードすれば、マウス操作のみで簡単に帳票を作成できます。
kintoneアプリの複数レコードを一括で出力できるので、複数社の請求書や月報を簡単に印刷できるのもメリットです。
DataCollect
DataCollectは、関数を利用した計算や複数アプリ間の収集・計算・加工を可能にし、kintoneが苦手とする予実管理や在庫引き当てを実現できるサービスです。
Excelと同じ感覚で複数のアプリから情報の集計や計算が可能で、スケジュール設定による自動実行やリアルタイム更新などにも対応しています。
事前に設定しておけば、手動で操作することなく情報を自動で収集・計算できるので、情報の集計漏れや更新忘れを防げます。
kBackup
kBackupは、kintoneアプリに登録したデータが消えてしまった際に備えて、kintone内のデータを別環境にバックアップできるサービスです。
kintoneの基本機能では、kintone上のすべてのデータを一括でバックアップすることはできません。kBackupを利用することで、誤って必要なアプリを削除してしまったり、スペースが復旧できなくなったという事態を防げます。
また、大切な顧客情報や添付ファイルのバックアップにも対応しています。
まとめ:Toyokumo kintoneAppでkintoneをより便利に活用しよう
「kintoneで貸出管理を行いたい」「kintoneを活用する幅を増やしたい」とお考えの方は、kintone連携サービス「Toyokumo kintoneApp」の利用がおすすめです。
トヨクモのkintone連携サービスは1万契約を突破し、サイボウズのオフィシャルパートナー評価制度においても全製品で受賞と、実績と使いやすさに定評があります。
トヨクモ連携サービスを導入することで、紙の書類を介さず、直接データの書き込みや管理が行えるため、職員の負担軽減や業務効率改善が図れるでしょう。
FormBridge | kintoneへデータが自動で保存されていくWebフォームを作成できるサービス |
PrintCreator | kintoneアプリのデータをPDFで出力できるサービス |
kViewer | kintoneライセンスがない人に、kintoneアプリのデータを共有できるサービス |
kMailer | kintoneアプリのデータを引用してメール送信できるサービス |
DataCollect | 複数のkintoneアプリに登録されたデータを集計できるサービス |
kBackup | kintoneアプリに登録されたデータを安全にバックアップするサービス |
悩みややりたいことに合わせて最適な機能を追加できるので、kintoneと一緒に使いたい便利なサービスをお探しの場合は、30日間無料お試しからぜひ実際の使用感を体感した上でご検討ください。